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子連れ旅の賞味期限を確かめよう!中長期旅行計画作成のススメ
「あと何回、家族旅行ができるかしら?」
珍しく長い休暇となった年末年始休み。
小3と5歳の娘たちがホテルの朝食を頬張っている姿を見て、ふと頭をよぎった疑問です。
乗り物に乗って遠くへ行き、ホテルへ連泊する旅行スタイルは、子ども達が何年生になるまで続けられるのかしら、と。
早速、わが家の休暇条件等を整理し
家族旅行の中長期計画を作成してみました。
【わが家の特徴】
・夫も妻もサラリーマン
・夫の休みは会社カレンダーによる。
土日、GW、お盆、年末年始は長めの休み
だが祝日出勤あり。
・妻の休みはカレンダー通り
・妻の夏休みは任意で7-9月に5日取得可
・子どもは小3と年中(5歳)
・子どもは学校を休むことを嫌う
上記のスケジュール条件を考慮して、
3泊4日以上の旅行へ出るとなると…
ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始が有力候補となります。
いわゆる、Theハイシーズンです。
向こう9年度分のカレンダーを参考に、
Theハイシーズンの休日数を調べました。
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夫の夏休は会社カレンダーにより決まるので空欄。
年末も仕事納めがずれ込む年もあるらしい。
ほう。
金曜日と月曜日に有休取得すると7日以上の長期休みになるチャンスがチラホラありますね。
上記のカレンダーに
子ども達の学年を追記してみます。
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黄色:小学生
朱色:中高生
10年分の中長期計画を作成している途中で
気付いてしまったのです。
いや、うすうす感づいてはいたものの
可視化することで現実味が増してきました。
「気楽に」家族旅行ができる期間って短くない?!
子ども達が中1になったら、旅行の頻度は激減するだろう未来が見えてきました。
主な理由は、経済的な負担増によるもの。
カレンダーを見て、気付いた方もいらっしゃることでしょう。学年の色分けは、旅費の費用負担を表しているんです。
未就学児<小学生<<中高生(大人料金)
いやぁーーーーー!
我が家は左うちわの生活を送っている家庭ではありませんからね。大人4人分の旅費がかかるなら、今のペースで旅行は難しいでしょう。
(世帯収入を増やせば良いのだろうけど、
夫も私も仕事好き人間じゃないからなぁ。)
ここで、さざ波のように今後10年の間に押し寄せるであろう数々の壁を列挙していきます。
①国内旅行の旅費が増える小1の壁(2026年)
次女に「未就学児無料」特権が使えなくなる!
②中学入学→部活という壁(2028年)
最近の部活はお盆休みや年末年始くらいは休みかもしれません。部活以外の要因もあるようで、同級生のきょうだいや学校教諭の友人の話を聞くと、中学生以降は家族のスケジュール調整に難易度が上がりそうな印象を受けます。
実際、どうなの??
③旅費が急増する中1の壁(2032年)
次女が中1になると、移動から宿泊、アクティビティなど旅費が全て大人料金×4人になる。
悲鳴を上げたくなりますね。
④高校受験、大学受験という壁(2030年~)
受験に向けて塾や予備校通いが始まるんですよね、きっと。受験に向かい始める時期は、昔よりも早まっているものと推察しています。
となると、2人の子どもたちのスケジュール調整がパズル並みに難しい予感しかません。
さらに、子ども達が中学受験をしたいと言い出したら…?!
嗚呼、想像しただけで、カオス!!
⑤子ども達の精神的発達による壁(20XX年)
思春期に差し掛かった女子ーズ、
親と一緒の布団に寝泊まりしてくれるんか?
水着着て、プールで一緒に泳いでくれるんか?
友達と遊びたいから家族とでかけたくない!と言わんか?
子ども達からの「NO!」を想像するだけで、
切なくなってしまうじゃないですかー。
また、少しデリケートな話を書かせてもらいます。
わが家は4人中3人が女。
女性の身体をもって生きているがゆえの宿命といえば、いつ・どこでやってくるか予測不能なアレです。アレ。
⑥旅行×生理問題
年齢が低いうちは周期が定まらない生理。
旅行と相反して予約ができない生理。
ぶっちゃけ、生理が来ると心身の負荷がかかり
旅行の楽しみが半減しちゃいます。
旅行初日に生理→生理痛に苦しみ、ホテルの部屋でゴロゴロしているだけの日もありました。
旅行前日に生理が来てしまい、プールも大浴場も入れない旅行となったこともありました。
駅のベンチでうずくまっていたところ、隣に座っていたお姉さんが、生理痛に効く鎮痛剤をお恵みくださったこともありました。
つまり、
女性にとって生理×旅行は死活問題なのです!
(私だけ?大袈裟??)
将来を憂い、あれやこれやの心配や不安の種を
かき集めてみた結果、
私がたどり着いた答えは
子どもが中学生になるまでに
たくさん旅行するのが得策じゃん!
そうは言っても、子どもが小さい頃は、
長距離移動や長期の外泊が体力的に難しいことから、旅行先が限られてくることは重々承知しています。
中高生になれば、時差や長距離フライトにだって耐えられるはずだし、なんなら深夜早朝出発の格安旅行だって可能になるかもしれません。乗り継ぎ便や船旅、高速バス旅行だって視野に入ってきます。
旅行先の選択肢は今より広がることに違いないと思うのです。
ただ、親と一緒にプールに入って、
一緒に温泉に入って、一緒のベッドで寝て、
「パパとママと遊ぶのがたのしい!!」
「パパとママとずっと一緒で嬉しい!」
なんて、満面の笑みを浮かべてくれる時期なんてのは、あっという間なのではないでしょうか。
note記事を書いているうちに
じーんと切なくなってきてしまいました。
というわけで、
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の方、
お孫さんが小さなおじい様おばあ様、
旅行がスキならば、
ぜひとも、
中長期計画を作ってみませんか?
向こう10年分の休日カレンダーに
お子さんの学年と自分の年齢を書き込んでみてください。
時間は有限です。
一度しかない人生、充実した人生にしていきましょうね☆