2人姉妹がご機嫌でオモチャとバイバイできた方法

私を悩ませるもの。

それは
どこに価値があるのか解せぬガラクタや
使い古してクタクタになっている人形。
年々、増えるおもちゃたち。

わが家の姉妹(小3と年中)は、おもちゃを一向に処分する気がありません。

「だめ!とっておくの!!」と主張して溜まっていく、子ども部屋のおもちゃ。子ども部屋がゴミ屋敷のよう。ええ、そう。私にはゴミにしかみえません。

親としては、ゴミもう遊ばないおもちゃは処分したいところです。

もうすぐクリスマスもやってくるし
よし、処分しよう!

ばななの9月の決意

手始めに「要る?要らない?捨てていい?」と尋ねると「要る!!」「捨てちゃだめ!!」の連呼で、母撃沈。

質問の仕方をまちがえました。

そこで、作戦変更。
彼女たちがご機嫌でバイバイできたある作戦とは…


①譲る

「ねえねえ、〇〇ちゃんに
 あげられるものはないかな?」

〇〇ちゃんとは、私の友人の長男。
1歳になったばかりの可愛らしい赤ちゃんで、
姉妹は何度か顔を合わせたことがあります。

「〇〇ちゃん」と名前を聞くと、
はっとした顔をして、譲れそうなものを
おもちゃ箱から取り出しました。

トーマスもチェイスも次女のお気に入りだった。

もう遊ばなくなったおもちゃや、ついこの間まで大好きだったノンタンの絵本を譲る、というのです。(赤ちゃん効果すごい!!)

長年のベストセラー、ノンタン

それでも、まだ溢れているおもちゃ箱。
起爆剤が欲しいところ。

そこで思いついたのは・・。

②売る

「遊ばなくなった玩具を、リサイクルショップに買い取ってもらうのはどう?お金になったら、あななたちのお小遣いにしちゃおう!」

「わぁ!!それ、いいね👍」
姉妹が声高に賛成しました。

かつて、私が育児用品やおもちゃをリサイクルショップで調達してきたことを、子ども達は知っています。リサイクルショップが身近な存在なので、今回の提案をすんなり受け入れられたのかもしれません。

さあ、彼女たちの目が燃えています。

これは買いたいと思う人がいそう、これはまだ次女ちゃん使いたい、これはママのお友達の赤ちゃんにあげたい!、おもちゃはきれいにしてショップへ持ち込もう、など話し合いながら整理していき、

おもちゃのついでに洋服も整理して
夫と私の古着もついでに整理して

大きな紙袋2つになりました!

これを、子ども達が協力しあって運び込みます。

いざ、リサイクルショップへ。

ドキドキしながら待つこと1時間強。

査定金額は…

1,336円になりましたーー。

想像していた額を上回り驚く親と、
想像していた額を下回り驚く子たち。
(お金はそんな簡単に手に入らないのよ!)

子ども達は、1人600円ずつのお小遣いを得ることができました。

端数は手数料として家計に繰入れしたことは、子どもたちには内緒です。

お小遣いを得た子どもたちの感想は
「要らなくなったおもちゃをリサイクルショップに持っていくと、お金になるなんて嬉しいな♪」(長女)
「要らないおもちゃを売ったら、ポケモンフレンダができるじゃん!」(次女)
600円を握ってルンルンしつつ、欲張りが芽を出していました。

親としては、
自分達が愛用した玩具が、リサイクルという形で、誰かの手に届くことまで想像できているといいんだけどなー。

ゆくゆくは、
お小遣いという動機付けがなくても、整理整頓できるといいんだけどなー。

なーーんて

ご機嫌でおもちゃとバイバイする方法を知ったら、親子そろって欲張りになってしまいました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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