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こどもたちの20年後の未来に必要な◯◯◯とは?


「誰もが予測不能で

これまでにない速度で

変革の時代と呼ばれる今

私たち親世代にできることは?」



なんか特集番組ノリで
はじめてみましたが
どうも幼児心理アドバイザーのよよです。


予測不能な未来

何が必要なのか

みなさん迷子になっていませんかー!


私も何度となくこの問いに迷子になったり無茶をしたりと繰り返しているよ

でも心理アドバイザーとして
とても頼れるポイントを見つけたから
伝えるね〜

ちょっと待っててね〜


おい、そこのAIさん教えて!
この先どうなるの!
我が子の将来大丈夫!?

と聞きそうになったのは秘密で…

いや、聞いたところで
何の保証もないわけで

まぁ、一応聞いたけどさ(聞くんかい

そしたら
テクノロジーを作れる人だの
データサイエンティストだの
出てきてさ

おいおい、AIくん
君を生成するための職業を答えるなんて
君なかなかやるな〜と思ったよね
(いや、AIってそういうことじゃない




さてさて真面目な話に戻ります

まず子育てのゴールってなに?

細かい事を抜きにして

「自立」だとしよう


そう「自立」だ

でも自立ってなんだろうね?

極端な話、明日、親が死んでも
生きていける状態にもっていく事?

それも正解ではあるよね


でもそんな問いには
数年前に出会ったある言葉が
とてもしっくりきていて、
子育てで迷子になりそうなときに
ことあるごとにこの言葉を思い出して
立ち止まって考えているおかげで
救われていることが多かったので紹介したい

それは脳性麻痺の障がいがありながら小児科医としてご活躍されている熊谷晋一郎さんの有名な言葉で


「自立とは依存先を増やすこと」



この言葉おそらく初見だと

ん?どゆことー!てなるよね


わたしもなった

だってさ

「自立」といいながら「依存」

一見すると相反しているかのようなワードだからね

だけど

知れば知るほどに
噛めば噛むほどに
味が出ちゃう
なんともすごい言葉である


どうゆうことかというと
言葉の産みの親である車椅子で生活されている医師の熊谷さんのエピソードを抜粋して説明しよう

「東日本大震災のとき、私は職場である5階の研究室から逃げ遅れてしまいました。なぜかというと簡単で、エレベーターが止まってしまったからです。そのとき、逃げるということを可能にする“依存先”が、自分には少なかったことを知りました。エレベーターが止まっても、他の人は階段やはしごで逃げられます。5階から逃げるという行為に対して三つも依存先があります。ところが私にはエレベーターしかなかった。」

 これが障害の本質だと思うんです。つまり、“障害者”というのは、
「依存先が限られてしまっている人たち」


よければ本編インタビューも是非



この言葉に出会った頃にわたしは
「人に迷惑をかけないように生きなければならない」という従来の教育方法に疑問を感じていて
「人を頼るのは本当はとても大切で大事なこと」
「人を助け合うことが連鎖する、そんな支え合いは迷惑にはならない」
「そもそも迷惑をかけずに生きていくなんてできる人いないか」
「人に迷惑をかけるな!という幅の狭さが自己肯定感や幸福感に対する若者の意識調査に表れているのではないか」と色々学んでいたときだったので、
余計に心に刺さりました。


ここでさ改めて
最初に書いた
これからの時代で
何が必要か?なんだけど

恐れ多くも
貴重でありがたいお言葉を
子ども達に当てはめて考えてみるとする

まず、そりゃさ、
物理的な依存先を増やせると
将来最強だよね

たとえば極論
未来の時代にあわせて
どんな職業にだってなれる

そりゃそうなれば親としてはなんかもう安心だよね

とりあえず食いっぱぐれない

でもそれって狙って目指すには
難しすぎるよねぇ〜
どんな器用な人だとしても…

だから将来的に必要と私が思うのはソコじゃない

わたしはこれからの時代に必要なスキルって

子どもに将来持たせたい手土産は

ずばり

心の選択肢をより多く持っておくことだと思う

時代がコロコロ変わること
先が読めないことに悲観して
心までもが立ち止まってしまうのは辛いよね

物理的な依存先は見つけたとしても
心の依存先が少なかったら?

それは苦しいよね


いま、いろんな企業で
先の見えない時代に対して
予想をたてながら
時代の先端を走っていく方向を目指すか

あるいはもうひとつ

どんな時代になろうとも備えあれば患いなしで土台作りをして、いかようにも時代のニーズにあわせていくことができる方向を目指すかさ

やり方は色々あるとおもうんだ

ただ後者だとなんか安心な気しない?

時代がどうなるかなんてまず読めないのよ

不安なんてキリがないし

それに私は小心者だから後者がスキ

好き嫌いの問題ではないかもだけど

つまり自立っていうのは

心理的な依存先が大きく関係してくる

ただここで間違えてはいけないのは
心理的な依存先とは
誰かに依存するということでは
ないので注意!

あくまで自分の心の中で
依存先、選択肢があるってことだ


それって単に強靭なハートを手に入れるとも違うのだ

生きているとさ
何をしてもしなくても
どんな人だとしても
心の平穏をずーとキープするなんて

無理よ、無理

だからこそ変幻自在な

止まらない心をもつことが超大切だ

たとえばね

HSCや緘黙の子を見ていておもうことがある

彼らはちょっとしたことがすごく気になってしまう

色んな出来事に心を痛めがち

それはちょっと大人の期待するソレとは違っていて予測不能だ

たとえば
誰かにすごい褒められたとする
でもそれが人前だったりすると
褒められた喜びより
他の子が褒められなかった事実が
かわいそうにおもえて
褒められるのが強烈に辛かったりする

とか

たとえば
靴を履いたけど、どうにも履き心地が
いつもと違うように感じて受け入れられずパニック、癇癪がおさまらなくなったりしてさ

これって心の依存先がそれしかなくて
辛いんだよね~~~~!!!

だから一種の障害となってしまってるんだよね〜〜〜〜!!!

つまり心や思考がそこで止まっているのだ

そこからの回避法をまだ知らない

獲得できていない状態ともいえる

その依存先の少なさが
個の障害というか
生きづらさというか
辛さが大きくって
社会や学校との隔たりも強まってしまう

ちなみに心の選択肢をたくさんもつということは

嫌だなって思うこと自体を否定することではない

ということを忘れては行けない

あくまでそのままの感性や特性

その子はそのままでいいのだ

どんな姿、どんな自分でもありのまま受け入れること

そして、その上で

自分の心が困ること、悩むことに対して

可能な限り選択肢を多くもつこと

広く知ること、学ぶこと、得ることだ

人の自立にはそんな止まらない推進する心が必要なんだとおもう

そのために親としてできることは

寄り添いながら

世の中にはいろんな考え方や

対処法があるとあきらめずに教えること

メリット、デメリットを伝えて

子ども自身に選ばせること

自己効力感、自分をコントロールする力を得ていくことをサポートすること


そうこうして

心の持ち方が上手くなっていくと

いざスイッチが入ったときに

物理的な依存先の獲得も超早くなる

つまり

時代がどうであれ
何が起ころうと
自分で心を立て直して
物理的な依存先の獲得にむけて
推進していける力も持つということになる

でも気持ちの切り替えって

いうほど簡単じゃないよね


わかります

だからねまずは心はいつか安定することを知っているだけでも良い

心には選択肢がいくつもあるということを知っているだけでも良い

まずはそれで十分
信じてみて!


そのために親としてできることは
土台作りかなとおもう

土台作りは子どもによってそれぞれポイントが違うだろうからもし何か悩んでいる方がいたら一緒に考えてみたいなと思う

難しいのが
子ども相手に
単に心の持ちようを説いても
自己否定に受け取られる場合もあるからだ

それに心の依存先のために
身体作りや神経伝達物質といった脳の段階も特性が強い場合、考慮してサポートする必要があるのも頭に入れておきたい


とはいえ今回のテーマを
まとめると

心の選択肢がある人って
しなやかさを持っている人って
人として魅力的になっていく

それって
巡り巡って
これからの時代に強くなる

心の豊かさが
これからの時代は
勝ち残るってことにもなるんじゃないかな

人を惹きつける魅力だったり
唯一無二の感性
唯一無二の経験
また会いたいと思わせれる人だったり

心の辛さや弱さを
誰よりもわかってあげれるとかね

めちゃくちゃ魅力的やん〜

それってAIやデジタルたちには絶対に追いつけない所なんじゃないかな?

みんな、心の依存先を増やしていこう!!


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