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D▲/Ogri
2020年2月21日 18:32
画家の人生を想う際に、モーリス・ブランショやエマニュエル・レヴィナスが言うように、異なる二者間の(終わりなき)対話の敷衍としてのアートを考えるならば、私自身はむしろ、今まではスタンスとしてはネイサン・ラーナー(=非画家)に近かったのだと思う。裕福で自身も美術に精通していた彼は、管理していたアパートの片付けで訪れたヘンリー・ダーガーの部屋で膨大な量の文章とその挿絵を見つけることになるのだが、彼はその