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今日のはじめ&🔖【季語・藤の花】~泉石-105
時来れば花咲くんだね!
🔖 此の時は吾のみ知るや藤の花
藤の花は、どこか日本的で好き💕
藤(ふじ、ふぢ) 晩春
【子季語】
山藤、野藤、白藤、八重藤、野田藤、赤花藤、藤の花、南蛮藤、 藤波、藤棚、藤見、藤房
【関連季語】
藤の実
【解説】
藤は晩春、房状の薄紫の花を咲かせる。芳香があり、風にゆれる姿は優雅。木から木へ蔓を掛けて咲くかかり藤は滝のようである。
【来歴】
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
【文学での言及】
藤波の花は盛りになりにけり奈良の都を思ほすや君 大伴四綱『万葉集』
恋しけば形見にせむと我がやどに植ゑし藤波今咲きにけり 山部赤人『万葉集』
よそに見てかへらむ人に藤の花はひまつはれよ枝は折るとも 僧正遍照『古今集』
み吉野のおほかたはのべの藤浪のなみにおもはばわが恋ひめうあは 読人知らず『古今集』
紫の藤の花をばさと分くる風ここちよき朝ぼらけかな 与謝野晶子『火の鳥』
【例句】
くたびれて宿借るころや藤の花
芭蕉「笈の小文」