タイミーに入社してからの1年半をちゃんと振り返ってみた
「もっとやれることを増やしていきたい!」・「成長性のある業界、かつその中でトップ企業で働きたい!」というふわっとした理由からタイミーに転職し、気づいたら1年半が経過していました。せっかくなので、ちゃんと入社~現在を振り返ってみました。
キャリア設計として「業界として成長傾向にある」&「その業界内でトップ企業である」環境に身を置くことで半自動的に自分自身も急成長できるという仮説をもって転職をしたのですが、振り返ってみるとやっぱりタイミーに入社して本当に色んなことを学ばせてもらっています。(半自動的という仮説はおそらく外れましたw成長には努力は必須)
前職も魅力的でしたが、タイミーの企業としての勢いはとんでもないですし、そういった企業に身を置くことで自分自身がとても濃い経験を積むことができていると感じています。先日メルカリがこの業界への参入を発表したことから、これからは対市場というに加え、既存のパイの取り合いも激しくなってくると思うと、わくわくが止まりません。これからもこの企業でいろんなことを学び、会社や社会に貢献できる人材になっていきたいと思います。
前置きはこの辺にして、本編に入ります。
入社から今に至るまでのパフォーマンスグラフを作って振り返ってみた
よくあるモチベーショングラフみたいなものから作ろうと思ったのですがモチベーションが下がったことが全くないので横一直線のなんの意味もないグラフになりそうだったので、「会社に貢献している感」を月ごとに数値化してみてグラフを作りました。裏側では細かくプロジェクト名や得られたFBを細かく記載していますが、かなり具体的なのでこの場での公開は控え、要所要所でコメントをつけるくらいにしています。
感覚値なので数値自体には意味がなく、表記していません。求められている基準に対する自分の成果の質を最高値からの相対評価で評点をつけていますので、上司に見せたら「いやいや、最高値の期間でも全然足りんよ?」と言われそうですw。特定期間でテーマや象徴する状態を○○期と表記しました。こうしてみると、最初の半年くらいは事業企画としてのキホンのキの部分を習得し、そこから環境やミッションが変わり、苦戦しながらも割と満足できる仕上がりものを作れるようになり、リーダーに就任してから壁にぶち当たり、思ったような成果物が作れず苦戦している(←現在)という感じです。今はマネジメントもですが、僕個人としての成果物の質を上げることにいまだに苦労しています。
入社当初意識していたこととと、そこで学んだこと 打ち手バカ期・戦略思考期
ここに書いていた通り、入社して3週間くらいたった時にはこんなことを思っていました。
今でもこのあたりの考え方は非常に大事で、いまだに注意しながら仕事をしています。
事業計画の難しさと楽しさに出会う 事業計画習得期
組織体制が変更し、新しい上司と新しいミッションが23年の3月くらいから渡されました。それは事業計画の策定の一部を担う、企業として重要な一部分であり、ほぼ初めての経験でした。
同じメンバーの中に事業計画に習熟した方もいたので、やり方などを教わりながらも、計画やKPIの重要性や根本の考え方などをその期間で学びました。とはいえ初期段階で学んだ仮説思考や戦略思考がここで活き、入社当時ほどの挫折感・無力感は感じなかったです。
やり方や進め方に迷っていた時、上司に共有してもらったこの資料に出会い、計画とは何のためにあるのか?どうあるべきなのか?を理解することができました。備忘としてここにも残しておきます。興味がある方はぜひお読みください。
チームリーダーになるも、任せ方・見方がへたくそで大いに苦戦する ヘタレリーダー期
そういった経験を経て、晴れてリーダーに昇進することができたのですが、ここからやや長めの苦しい期間が始まります。企画職のマネジメントというのもあって、前職で傍から見ていたリーダーとはちょっと期待役割やイメージが違っていました(多分)。そもそも、私のチームのメンバーはみんな専門性が高く、とても能力が高い方ばかりです(社会人歴でもほぼ私より上)。そんな中で私に求めれるものは、チーム全体の成果物の量・質ともにコントロールし、最適化すること(タスクアサインやマネジメント・採用活動含む)です。
例えば、この人はXXが得意だからと言って、ずっとそのタスクだけをやってもらっていると、中長期的にみてもずっとそのタスクだけをやる人になってしまいます。これはチームとしての成果物最適化の観点でいうと間違っていて、タスクの圧縮をして単純作業を事務の方にお願いして稼働量を担保し、どんどん新しいことに取り組んでいってもらってチームの成果物の総量と幅を最適化することが求められるのですが、当時はそんなこと一切意識できていませんでした。「目の前のタスクをいかにして終わらせるか?次に進むか?」という非常に近視眼的な視点でタスクの進捗確認ばっかりするヘタレリーダーでした。
こうしたリーダーとして求められることと実際の働きぶりの違いに打ちひしがれながらも、すぐには解決策に到達することができず、依頼される業務の納期がどんどん近づき、謎なタイミングで私が業務を巻き取り、パンク寸前になるということが発生し、10月くらいまでは結構しんどい状態でしたw(ちなみにこの時期8月に入籍・9月にプチ新婚旅行で北海道に行ったり、両家挨拶などをしていましたが、奥さんにはだいぶ気を遣わせたし迷惑もかけました。ごめんなさいと、この場をお借りして伝えておきます。)
人に任せるを徹底してちょっとずつ手離れしていくも、そもそも自分の成果物の質が担保できなくて苦戦中 リーダー見習い期
そんな苦労の期間を経てパンク寸前になりながら、やっと人に任せるということを覚えだしました。これが現在地です。相変わらず隔週で行っている1on1ではありがたいアドバイスをいただきながら至らないところを指摘していき、それを意識して業務をする→またまた指摘をもらうというサイクルを繰り返しながら業務を進めています。
今の一番の課題は私も含めたチーム全体の成果物の量と質を上げていくことで、いかにしてクオリティマネジメントをするのか?そして自分自身どのように成果を出していくのか?に日々悩んでいます。いろんな本でインプットをしながら小手先のやり方を学び、どれが自分に合っているのか?を検証しながら自分なりの型を探しているところです。
ここから今日超久しぶりにこのNoteを書くことにつながるのですが、やっぱり日々インプットとアウトプットをし続けることが日々の成長の近道だよなぁというのをつくづく感じているので、Noteの更新を週次以上にして、アウトプットの回数も増やしていこうと思いっています。
余談とこれを書いたきっかけ
余談ですが、このNoteの更新をしようと思ったのも、弊社CMOのSho1さんのNote投稿の紹介があり、社長のRyoさんがそれに対して「素晴らしい取り組み。良いなと思ったところは皆さん是非徹底的にパクって(TTP)みてほしい」とコメントされていて、安直に「いいな!やってみよう!」と思ったのがきっかけです。つくづく感じますが、私は何と周りに影響されやすい人間なのかw
そういったパーソナリティを自分で理解していることもあり、自分が働く環境や周りの人間がどういう人なのか?は拘り続けたいなと思っているし、そんな好影響を私に与えてくれる今の環境には本当に感謝しています。最後に、Appendixとしてそんな社内の人たちやプロダクトに関して少しだけ書いて終わりとします。
Appendix: タイミーで一緒に仕事をする人たちとプロダクトのすばらしさ
本稿のメインテーマとはずれるのでAppendixとしているのですが、そんなタイミーで一緒に働く人たちに対してちょっと書いていきます。
上司A(最初の上司)
タイミーへの入社を決めたのは二次面接のときに直感的に「この人はすごい人だ!」と感じたし、非常に好感を得たのが決め手でした。後述する入社初期のありがたい指導も含め、この方なしには今の自分はなかったし、今後もどんどん吸収していきたいと思っています。
入社当時は前述したように、打ち手バカ・戦略思考の欠如など企画職として決定的な部分が欠けている人間でした。そんな私に対して、多くを細かく教えることなく、根本的にかけていること・それらを身につけるには何をしたほうがいいのか?(参考図書など)をシャープに、かつ的確に指導いただきました。一つ一つ網羅的かつ細かく指導をされていたらおそらく今までのスピードでできることが増えなかったでしょう。そのあたりも見越してマネジメントしていたのでしょう。本当に敵わないなぁと思わされます。とにかくリスペクトが止まらないです。
上司B(今の上司)
今の上司は逆に今の僕に足りないことを細かく教えてくれます。そして結構ストレートに足りていないことを言ってくれます。上司が変わることを伝えられた最初のMTGで、「僕に今一番足りていないことは何だと思いますか?」というかなり答え辛いかつ無茶ぶりな質問に対して即答で「迫力が足りない」とストレートに答えてくれたことは今でも覚えています。
僕は鈍感かつ割と楽観的な思考を持っているので、こういう風にストレートに「あなたはこれができていない」と伝えてくれるのはものすごくありがたいです。僕も上司もコトを切り離して語るタイプなので、そのあたりを気遣いなくストレートに会話できるのはとても心地いいです。
その他一緒に仕事をする人たち
タイミーの社員はほとんど中途入社の方で、いろんな会社から来た方がいて、様々なバックグランドを持った人と働いています。
ただし、タイミー社員は共通して「素直でいい人」です。役職や立場にかかわらず、正しいと思った提案は受け入れられるし、この会社や社会をよりよくしようという思いをみんな持っているので、一体感を持って仕事ができます。社長はもとより、社員もタイミーが掲げるミッション・ビジョン・バリューを本当に大事にしていて、メンバーのふるまいの中からいつもそれらを強く感じています。
また、数少ないタイミーの創業期メンバーや新卒メンバーはタイミーすべてをとにかく愛しているということをひしひしと感じます。このタイミーに対する愛の部分は全く歯が立たないなぁと割と古参組になってきた今でも感じています。そしてもれなく優秀です。
プロダクトのすばらしさ
ここも非常に大事にしている考え方なのですが、とにかくタイミーというプロダクトは素晴らしいもので、「はたらく」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくるというタイミーのミッションを実現している感覚を日々感じています。
もちろん私自身は直接的にクライアントやワーカーと接することはないですが、たまに行うクライアント・ワーカーインタビューやタイミーが運営しているタイミーラボという記事のストーリーを見るたびに、我々がどのような形で社会に貢献をしているのか?を感じることができています。
会社や事業としての魅力もさることながら、この社会貢献している感というのは「仕事頑張ろう~」という思いにさせてくれるので、タイミーラボの記事は定期的にチェックしています。リンクを貼っておくので、興味がある方はご覧ください
この記事について
タイミーで事業管理をしている福島が日々感じたことから思考を巡らせ、に備忘していき、学びを積み上げていきます。あんまり業務に関係ないこともつぶやきます。
「オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしていて週次でnote更新をしているSho1さん」をリスペクトしているので、僕も見習って週次くらいで更新し続けたいなと思っています。
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