正しい姿勢=背筋がまっすぐ伸びた姿勢ではない
【マッサージに行かれた後の調子はいかがでしたか?】
おはようございます!BACK AGING広報の和田有稀奈です。画像と内容がマッチしてなくても、内容は真面目ですので、どうか最後までお読みくださいませ。
今回マッサージについて、文章を書くにあたりご来院いただいている肩こり持ちのお客さまに質問回答のご協力を頂き
『マッサージに行かれた後の調子はいかがでしたか?』
と質問をさせていただくと、こんな声が挙がりました。
▶マッサージに行っても、その場限りだった
▶またすぐに状態が戻ってしまう
▶回数券も購入して、何年も通っているが完治はしない
では、なぜマッサージが効かなかったのか。
施術者の腕が悪かったと言ったら、それまでかもしれませんが、理由はそれだけでしょうか。マッサージに行くと確かに気持ちいいですし、リラックス〜した感覚にもなります。
ただマッサージの刺激
“痛い=効果的”
“強いマッサージ=効果的”
“強揉みが好き”
は、場合によって間違った認識となります。
肩こりによって出来た硬くなった筋肉を“直接緩める行為”はすぐに身体の変化は期待できますが、マッサージのような物理的な刺激は、継続的に受けていると、その刺激が当たり前と認識し、依存もしやすくなってしまいます。
マッサージがないと、すぐ症状が出てしまう悪循環に陥りやすく、肩こりの状態を自分自身で維持することが困難になってしまう。
『じゃあ、どうすればええねん』
ここまで読んでくださった方は、心の中でこう呟いたかと思います。
そもそも、肩こりの根本原因は、間違った体の使い方にあります。
ここで“正しい姿勢”の考え方を整理しなければなりません。
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正しい姿勢=背筋がまっすぐ伸びた姿勢
実は "理想の姿勢"は人によって異なり、むしろ背筋をまっすぐと伸ばす状態は人間の本来の正しい姿勢とは言えないことが最先端の研究により分かっています。
私も知った時は雷にうたれたような衝撃がはしりました。
いい姿勢を考える上で大切になってくるのが低年齢の子どもの動き。
低年齢の子どもの体は非常に柔らかく、筋肉の痛みや体の歪みも、大人に比べて圧倒的に少ないです。そして、肩こりに悩むことはまずありません。
子どもは、手が前にあれば背中は自然と丸まりますし、手を後ろにすれば逆に胸は張って背中は後ろに反ります。本来、子どもの姿勢は非常に良いと言えるのです。
強いて、正しい姿勢を定義するならば
正しい姿勢=最も自然(無駄な力がなく)かつ、手足の位置により柔軟に変化する姿勢と言えます。
日本は、立ち居振る舞いの美しさを重んじる民族ゆえに、姿勢に関するこだわりが非常に強いです。そのため、学校、部活動など様々な場面で、誤った"理想の姿勢"の指導を受ける機会が多く存在します。まさに誤った正しい姿勢は日本国民にとって文化レベルで浸透していると言えます。
姿勢をバチっと決める事は大切でカッコいいものですが、このように、不適切な姿勢(=誤った正しい姿勢)が当たり前になってしまっていることが、肩こりを起こす原因になっている可能性が高いです。
BACK AGINGでは、肩こりそのものの痛みを消すことだけにフォーカスするのではなく、緩めるマッサージや鍼灸治療なども行わずに、痛みを起こしている間違った体の使い方を良い状態に戻していくことを行っていきます。
詳しい身体の使い方についてはまた後日。
▶長年治らない
▶肩こりがあるのが普通
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身体の不具合なく挑戦ができる世の中へ。
2021/02/25 腰痛・肩こり専門治療院BACK AGING 和田有稀奈
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