【患者インタビュー】体はもう変わらないと覚悟していた時に出会った治療です
みなさん、こんにちは!BACK AGINGのキラキラガールこと、ワダユキナです!
今回は3ヶ月のBACK AGINGプログラムを終えた患者さんにインタビューをさせていただきました。3ヶ月にわたり週2回コツコツ通ってくださった渋谷浩之さん。私もたくさんお話をさせていただきましたが、いつも明るく自分がやりたいことを語ってくれた姿がとても印象に残っています。
ぜひご覧ください!
(2020年7月5日インタビュー)
BACK AGING来院前
ーBACK AGINGにいらっしゃる前まではどんなお体の状態でしたか?
自分は、仕事でテニスコーチをやっているので言うなれば「体が資本」の仕事です。にも関わらず、長年体の硬さにずっと悩んでいました。テニスクラブに通ってくれている会員さんに対しては指導する立場でありながら、自分の硬い体を見せるのが恥ずかしく・・・というか申しわけなく(苦笑)それが長年のコンプレックスでした。
この前昔の写真を見つけたんですけど、凄かったですよ(笑)背中の後ろで手を組んでくださいっていうよくある”硬さチェック”の写真なんですけど、「わざとでしょ!?」っていうくらい硬い。思わず自分でも笑ってしまいました。
もちろん、体の硬さを何とかしようとこれまでもいろんなことを試してます。スポーツマッサージとか、ストレッチとか。自宅にはいろんなケアグッズがありますし、それを使って地道にケアに取り組んできました。でも、なかなか実感できるほどの効果がなく、よくなったなと思っても結局いつの間にか元に戻ってしまうことの繰り返し。もう自分はこの体とつきあっていくしかないんだなぁ、という諦めの思いが実は結構強かったです。
ただ、テニスコーチとしての経歴が長くなってきた時、若い頃のようにガムシャラに頑張っていた頃のような刺激がまた欲しくなったんです。そこで、ITFシニアツアーという世界大会に出場して優勝したいという想いがムクムクと芽生えてきました。
ITFシニアツアーは今の自分にとってとても大きな目標ですが、目指す価値のある目標だなとも思ってます。ただ、今のままの体じゃツアーをこなせないし、世界一も目指せない。そう考えていた時に、BACK AGINGのことを知り、3ヶ月間はしっかりこの先天性連動の治療法にかけてみようって思ったんです。
ーBACK AGINGが行う「先天性連動」という考え方はご存知でしたか?
いいえ、知りません。「先天性連動」は初めて聞きました。
自分は今までいろんな治療を受けてたので、良い意味で他のものと比較できるなと思っていて、これまで受けた中の治療の何かにきっと似てるんだろうなとも思ってました。でも、今まで経験してきた治療とは全然違う。不思議な感じでしたね。
先天性連動に基づき、筋肉を正しい順番に動かしていくセルフ出力調整は、あえていうならPNFに似てるような感じがしたのですが、それともちょっと違う。もちろん筋トレとかストレッチとかマッサージとも違うし、何なんでしょうね(笑)
ただ、治療の中で赤ちゃんの動きの動画や野生動物が走る動画を見せてもらい、やわらかい動きとは何かについて詳しく説明してもらいました。少しずつ理解が深まってきて、目指すべきやわらかさの理想像もイメージできるようになりました。
今まで知らなかったことが知れたのもよかったです。
BACK AGINGプログラムを通して感じたこと
ー実際に初めてBACK AGINGプログラムを受けた時の印象を教えてください。
これまで色々な治療を受けてきましたが、治療の痛みに耐えることで体がよくなるというイメージが強かったので、初めて先天性連動による治療を受けた時は「こんなんでいいの?」というのが率直な感想でした。痛みもなければキツさもない。物足りないくらいで効果に対しても半信半疑でした。
でも、不思議だったんですけど、体が軽かったんですよね。治療院に向かう電車の中では座っているとムズムズするような坐骨神経痛の症状が出ていましたが、それがなくなったんです。びっくりしましたが、それでもまだ本心では信じ切れていなくて、そのうちまたすぐに戻っちゃうんだろうなと思ったのも事実です(←スミマセン笑)
ー坐骨神経痛の症状はその後戻ってしまいました?
想像していた通り、やっぱり戻りました。でも、長い年月かけて自分の中に染み込んだ”体の使い方”が原因で坐骨神経痛になっていたんだろうなというのは自分でも気づいていましたし、その説明も受けていたので、不安にはならなかったです。
治療の際も、自宅でやるエクササイズの説明にしてもとても丁寧にお話してくれました。3ヶ月のBACK AGINGプログラムを受ける以上はしっかり指示に従ってみようと思い、自宅でもコツコツエクササイズを続けました。
ー真面目に自宅でエクササイズをこなした渋谷さんが素晴らしいですね
正直いうと、治療は横になって先生にやってもらうほうが楽でいいんですよね(笑)でも、本当によくしたいと思ったら何で痛みが出てて、どうすれば痛くならないかをちゃんと理解することが大事です。そして、自分自身もちゃんと頑張らないといけない。
また、治療を受けるにあたって、自宅でのセルフエクサイズが宿題に出されることや、根本から体を変えるために飲酒も一時ストップしてもらうと言われました。晩酌が欠かせない自分にとっては、それが一番しんどかったかな(笑)
ー治療の効果はどれくらいから実感できましたか?
短期的な効果は治療に行くたびに毎回感じてました。それは初診のころからすぐありましたが、根本的に体が変わったなと感じたのは、自宅でコツコツ宿題として出してもらったエクササイズをこなしてからですね。
冷静に考えれば自宅で過ごす時間の方が、治療院で治療受ける時間よりも圧倒的に長いので、どれだけ自宅で正しいトレーニングをコツコツ繰り返すことができるかだと思うんですよ。
ただし、良い動き(正しい動き)じゃないと効果も出ないし、それを続けるのもだんだんしんどくなっちゃいます。正しい動きをきちんと続けていくことで、だんだん体が変わっていくのが嬉しくて、それが良いモチベーションになりました。
まぁ、自宅でやってないと治療に行った時にバレちゃうのでそういう、いい意味での管理も必要ですね。
ー日常生活では何か変化を感じましたか?
一番わかりやすい変化は、階段上り下りで感じていたしんどさがなくなったことです。毎日やる日常生活動作なので、すごく変化がわかりやすかったですね。
あとは、BACK AGINGプログラムを受けていく中で先天性連動に対する理解も深まっていったので、自分の体の動かし方にますます興味が出てきました。これからも自分の体がもっともっと変化すると思うと、楽しみですね。
ー治療プログラムの中にアルコールを抜くという課題がありましたが、これはどうでしたか?
そうそう、毎晩飲んでいた自分に禁酒は無理だろうと思っていたのですが、不思議と大丈夫だったんですよね。また、1ヶ月間の禁酒期間の抜く課題の中で1日だけ飲酒が認められる日があって飲んでみたら、翌朝びっくりするくらい体がかたくなってしまいました。これが何とも気持ち悪くてしんどかったですね。
アルコールを毎日飲んでいた頃は重だるさがあるのがデフォルトだったんですけど、抜くとこんなに軽いのかと分かってから、逆にあまり積極的に飲もうって感じにはならなくなりました。もちろんお酒は美味しいと思うし、飲むのが嫌いになったわけじゃないんですけど、体が硬くなるほうが不快とかんじるんでしょうね。
先天性連動とテニス
ー先天性連動に基づく治療を受けてから、テニスの感覚はどうなりましたか?
実は、この治療を受け始めてからテニスが全然ダメになったんです。ボールに当たらないし、何度もミスショットを打ってしまう。いやぁ、ビックリしましたね。
でも、それは体の使い方が変わったからこその反応なので、不安になることはなく、むしろ嬉しかったです。さぁ、この体をどうやって使えるようにしようかなってね(笑)
ラケットにボールが当たらないと、不安になる人も多いと思うんです。ただ、自分の体の硬さを根本から治すためには、避けて通れないものだし、テニスの動作に落とし込むのは自分の仕事だと思っていたので、試行錯誤しながらテニスの動作をキャリブレーションしていきました。
ーどれくらいでテニスの感覚が戻りましたか?
1ヶ月半くらいですかね。今までの感覚が全て変わるような気がして、体の使い方が自分のテニススタイルにマッチするには時間がかかるだろうなぁ、と感じてました。
でも、周囲からの評価は少し違って、フットワークが良くなったねと言われました。極めつけはテニスコーチ仲間から「肩甲骨が出てるよ」って言われたんです。埋没していた自分の肩甲骨(笑)これは自分じゃわからないので、そう言われたときは嬉しかったですね。
ー周りからの評価も嬉しいですね。
自分の感覚だけじゃなく、周囲からの声も非常に参考になるなと感じました。3ヶ月目の途中からは、完全にテニスにも落とし込めた感じがして、最終的には体を意識しなくてもやわらかい動きができている感じがしてきているんですよね。
やわらかい体に慣れてきたんだと思います。今はボールが自然に打ててる感覚です。テニスの場合、打点やタイミングなど色々変わるとテニスのプレースタイルそのものを変えなくてはいけません。今までは、力を入れたり、ボールを思いきり打つ感覚が結構あったんですけど、最近は楽にテニスができていて力まなくてもラケットが振り抜けるのと楽にボールが飛ぶ感覚があって、これまでに経験したことのないテニススタイルになりましたね。
編集後記
渋谷さんと初めてお話したのは、zoomのオンライン越しでした。
ただでさえ初めての方とお話しするのは緊張をしてしまい、zoomというさらにハードルが高い環境でしたが、渋谷さんは初対面の私にもとても気さくに話しかけていただき、蓋を開けてみれば凄くリラックスしてお話し出来たのを今でも覚えています。
いくつになっても自分の大好きに向かって挑戦をし続ける渋谷さんは、刺激を受けるし、歳下に対しても対等に接してくださいます。私達BACK AGINGは、今後も渋谷さんの挑戦を身体の面から支えていきます!
(2020.7.18 BACK AGING広報 和田 有稀奈)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?