読売新聞オンラインに・・・
本日、読売新聞オンラインに、小生の店「かふぇ あたらくしあ」のことを取り上げていただきました。
ありがとうございます。
記者の方が丁寧に取材していただき、客観的に紹介していただいているので、是非ご覧ください。
この期に乗じて宣伝を。
かふぇ あたらくしあ では、毎月第3土曜日にクレデンザ蓄音機でSP盤をたっぷり取り上げて堪能する夜会「クレデンザ1926×78rpmの邂逅」を催しています。
通常営業ではコーヒーを落とすことが第一なので、常にクレデンザを稼働させることには無理があります。
よって毎回テーマを決めて、この夜会でたっぷりとSP盤の音源を堪能していただこうかと思っています。
7月、8月の内容です。
「クレデンザ1926×78rpmの邂逅 Vol.4~モーリス・ラヴェル」
7月16日(土)Open:18:00/Start:19:00
かふぇ あたらくしあ
(千代田区神田神保町2‐12‐4 エスペランサ神田神保町Ⅲ B1F)
チケット:3,000円(2ドリンク+1おつまみ込み)
ジョゼフ・モーリス・ラヴェル(Joseph Maurice Ravel, 1875年3月7日 - 1937年12月28日)。第二次世界大戦前に没したため勘違いしやすいですが、戦後まで生きて自作自演の録音を数多く残したR.シュトラウスよりも11歳年下です。
SP盤時代、いわば「モード」な作曲家であったラヴェル。今回は管弦楽曲から協奏的作品、室内楽、ピアノ独奏曲、声楽曲まで幅広いジャンルに渡り、SP時代の名演奏家の名盤を集めて、1926年製クレデンザ蓄音機で演奏いたします。
【演奏盤】
トリスタン・リセリン(Pf)
『高雅で感傷的なワルツ』(1946年頃録音?)
カメラ・マゼット・アピアーニ(Hp)、ジョセッペ・ペローソ(Fl)、パオロ・デル・ピストラ(Cl)、ミラノ・スカラ座四重奏団
『序奏とアレグロ』(1949年頃録音)
アンリ・メルケル(Vn)、マルセリーエメルソン夫人(Vc)、エリアーヌ・ズルフル=テンロック嬢(Pf)
『ピアノ三重奏曲 イ短調』(1931年3月12日録音)
シュザンヌ・ダンコ(Sop)
エルネスト・アンセルメ/パリ音楽院管弦楽団
『シェエラザード』(1948年5月録音)
アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団
『マ・メール・ロア』(1949年頃録音)
「クレデンザ1926×78rpmの邂逅 Vol.5~カー・シューリヒト ブルックナー『交響曲 第9番 ニ短調』(1943)
8月20日(土)Open:18:00/Start:19:00
かふぇ あたらくしあ
(千代田区神田神保町2‐12‐4 エスペランサ神田神保町Ⅲ B1F)
チケット:3,000円(2ドリンク+1おつまみ込み)
同時代に活躍した巨匠指揮者たちと比較して、オペラハウスでの活動がほぼなかったため、”遅咲きの花”と言われてきたカール・シューリヒト(Carl Schuricht, 1880年7月3日 - 1967年1月7日)。
しかし戦後、特にウィーン・フィルのメンバーから尊敬の念を集め、このオーケストラに欠くべからず指揮者となった彼は、ウィーン・フィル戦後初の米国演奏旅行に同行、またブルックナーの交響曲第3番、8番、9番をはじめとする名盤をこのオーケストラと録音し、特に日本ではH.クナッパーツブッシュ同様、熱狂的ファンが多い指揮者と言われている。
そんなシューリヒトが1943年、ベルリン市立オペラ管弦楽団を指揮して録音したブルックナーの『交響曲 第9番』。
復刻CDがリリースされた際、「録音の貧しさには目をつむろう」「オケがやや力不足なのが惜しい」など、見当違いも甚だしいディスク評が掲載されたこの演奏・録音の真価をドイツ・グラモフォンのオリジナルSP盤とクレデンザ蓄音機で問う!!
ブルックナーの前には、「シューリヒトがベルリン・フィルとレコーディングしたSP盤」と噂されている演奏者不明のULTRAPHON U録音、チャイコフスキーの『イタリア奇想曲』をどうぞ。
いずれもご予約は、
電話03-6268-9187 、「note」のメッセージ、または、Twitter、Instagram、Facebook公式アカウント(@cafe_ataraxia)のDMからお願いいたします。