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2025/1_読書記録#2|仕事ができる人の当たり前・イシューから始めよ・世界の一流は「休日」に何をしているのか
今年に入ってから新しいチームの業務を担当することになった。元々はソフトウェアエンジニアのつもりだったんだけど、昨年転職してから、もはやコンサルなのでは?という感じの業務をやることが多くいくつか良さそうなものを選んでみた。
コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前
はじめに
ーーコンサル時代に超優秀な上司から教わった
仕事ができる人の当たり前
1章 仕事ができる人の「考え方」の当たり前
・「わかったふり」をしない
・いきなり手を動かさない
2章 仕事ができる人の「コミュニケーション」の当たり前
・上司に答えを聞かない
・5つの「ない」を守る
3章 仕事ができる人の「チームワーク」の当たり前
・「悪い知らせ」を最初に伝える
・頼ることを諦めない
4章 仕事ができる人の「TODO」の当たり前
・「今週やるべきこと」を明確にする
・締め切りギリギリで仕事をする
5章 仕事ができる人の「会議」の当たり前
・「はい」か「いいえ」で答えさせる
・質問ではなく「翻訳」する
6章 仕事ができる人の「ノート術」の当たり前
・「1日1見開き」を守る
・ノートは裏面側からも使う
7章 仕事ができる人の「インプット」の当たり前
・本は読み切らなくていい
・1時間語れるまで調べる
おわりに
付録 もっと仕事ができる人になるための読書リスト
コロナ禍で入社してリモートの期間が多かったせいなのか、前職では会社は研究寄りのチームで会議の議事録とかtodo管理とかが良くも悪くも適当だった。
転職してからは、量産に近いせいなのか・社風なのか議事録をしっかりとりかっちり進めて行く感じで前職とギャップがあり、微妙にやり方がわからないまま・他の人の見様見真似でやっていたんだけど一回基本から勉強したいかもということでこの本を読んでみた。
結果としてはかなり勉強になった。特に良かったのは以下のトピック。目次のレベルの内容と、自分の実践を簡単に書くと以下のよう
1章:「考え方」の当たり前
わかったふりをしない
会議中にわからないことがあっても、会議後に自分で調べて後追いで理解するみたいなことが多かったけど、認識を合わせるのは大事。
実践してみると、別にムードが悪くなることはないし、意外に他の参加者もわかっていない or 他の参加者間の認識の違いが明らかになることもある
事実と主観を切り離す
主観の場合は、これは自分の私見なんですけどを枕詞にするとよい
価値を出すことに集中する
「不要なもの」を削ぎ落とす
のちのイシュードリブンにつながる
2章:「コミュニケーション」の当たり前:
言葉を定義する
形容詞・副詞を使わない
〇〇が大きく低下するみたいな表現は認識が合わないので使わない
5章:「会議」の当たり前
無駄な会議になんとなく出ない
実質無駄な会議は多く、しかも休憩時間みたいに使っちゃってる感じは改めてしたので、そういう会議はリモートで出て他作業を並行してすることにした
無駄そうな会議は、この会議は自分に何を期待しているかを聞くことにした。意外に適当に必須参加者として入れていることもあるし、必要な場合もありどういう準備をすべきか事前に知るきっかけにもなった。
会議の終わりを明言する
何ができたらこの会議が終わりなのか、目的を設定するようにした。加えて各会議の参加者になぜ読んだのか、どういう発言をして欲しいのかを示すようにした。
論点を示し続ける
「誰が、何を、いつまでにするか」決める
構造化して整理する
議事録を書くときに、人が話したことをそのまま書くことが多かったが、構造化を意識して聞く・整理するを意識するようにした
この本は新人の頃に読みたかったなぁと思う。
イシューから始めよ
この本で紹介する「イシューからはじめる」という考え方は、世の中一般の考え方とは異なるところが多々あると思う。何よりも大切なのは、「一般常識を捨てる」ということだ。以下、この本の考え方として代表的なものを挙げてみた。今は「?」と思われるかもしれないが、一通り読んで実践したあとには、きっと納得してもらえることと思う。
・ 「問題を解く」より「問題を見極める」
・ 「解の質を上げる」より「イシューの質を上げる」
・ 「知れば知るほど知恵が湧く」より「知り過ぎるとバカになる」
・ 「一つひとつを速くやる」より「やることを削る」
・「数字のケタ数にこだわる」より「答えが出せるかにこだわる」
上述の仕事の当たり前の本と重なる部分もあるが、答えを出す必要性がある問題を見極めて取り組んでいくことを述べた本。
勉強にはなったが、一朝一夕で実践できるものではなくまだ手応えは感じられていない。今後参考にしたいのは以下のトピック。目次のレベルの内容と、自分の実践を簡単に書くと以下のよう
イシュードリブン
仕事をやっていると課題やリスクが山積みになるが、答えが出せるとどれくらい嬉しいか、そのタイミングで答えが出せるかを軸に優先度をつけてイシューを見極めるようにした。
イシューを見極めるにあたって、一次情報にできるだけ触れること。役割が分かれていても、なるべくその会議に参加するとか。
仮説ドリブン
イシューを明らかにしたら問題点をどのように評価するかアウトプットのイメージを整理する。結局、グラフの横軸と縦軸を決める。
アウトプットドリブン
ストーリーを踏まえて、検証していく。
イシュードリブンと、仮説ドリブンだけ読めば一旦大丈夫な印象がある。
世界の一流は「休日」に何をしているのか
日本のビジネスパーソンは、休日を「休息」の時間と考えて、身体を休めたり、ストレスの発散を心がけていますが、必ずしも思い通りにはなっていません。
休みが明けても、疲れは依然として残ったままで、ストレスも解消されていない……と感じている人がたくさんいると思います。
一方、世界水準のエリートであるエグゼクティブの休日の過ごし方には、大きな共通点があります。彼らは、休日を「何もしない時間」と考えるのではなく、「積極的にエネルギーをチャージする時間」(休養)と「知的エネルギーを蓄える時間」(教養)と位置づけているのです。
彼らは休日を休息のための時間ではなく、仕事で成果を上げるための「原動力」と考えています。筆者が注目したのは、彼らがそれを「楽しんでやっている」ことです。
仕事を成功に導くための準備というと、多くの人が「苦行」や「修行」を連想してウンザリした気持ちになると思いますが、筆者が在籍したマイクロソフトのエリートたちは、スポーツや趣味を楽しみ、休日を満喫することで、自己再生とエネルギー・チャージという二つの目的を実現していたのです。
世界の一流の休み方を知って、休日の解像度を上げることは、これまでとは違った視点で自分の休み方を見つめ直すきっかけになります。
「こんな考え方もあるんだな」という新たな気づきが、あなたの休日を充実させて、毎日の生活にメリハリを与えてくれることになるのです。
年明けから忙しく、疲れ切っていて休日を無駄にしているような感じがしたので、他の人はどうやって過ごしているのかなときになりサクッと読んだ本。
読みやすく参考になる部分もあったが、世界の一流の休日紹介って感じがして微妙だった。あまり新鮮味がなかったので自分も一流なのかもしれない。
イシュードリブンでいうところの、データで日本と海外の休日の過ごし方の違い、その影響とかを示して欲しいところではある。
自分の生活に取り入れようと思ったのは以下二点
金曜日は早めに週の振り返りと、翌週の計画をして休みに入る
土曜日と日曜日の使い分け
これまではどちらかというと、土曜日に休み、日曜日になんかしようとしていたが、逆の方が翌週にスムーズに入ることができる。
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