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多分HSPの僕を生きやすくする戦略
HSP=しんどい、はホント?
ぼくは、おそらくHSP(Highly Sensitive Person)
特に人の感情、誰かがイライラしていたり、悲しそうにしていると
すぐに察知して、自分も同じように疲弊することが多いんです。
でも、それら自体が“しんどさ”の原因なのかなと思うんです。
刺激に敏感だからといって、それを減らすことだけが解決策ではない。
「しんどさの原因は、情報量の多さそのものではなく、それを処理しきれていないことかもしれない」と、ふと思ったことがあったんですよね。
大事なのは、
「受け取る量を減らす」のではなく、「処理する力を上げる」 こと。
HSPだからといって、世界との接点を減らす必要はないのかもしれないのではと…
感情が渋滞するからしんどくなる
HSPの人は、感情を深く感じて、
それについてよく考えることができると思うんです。
周りの人の気持ちまでキャッチして
情報がどんどん入ってくる上に
それについても深く考える。
で、結果として頭の中で渋滞が起こる…みたいな。
例えば、誰かの悲しい話を聞いた時には
「かわいそうだな」と思うだけじゃなくて
「もし自分が同じ状況だったら」と想像し
「自分に何かできることは?」と考え
「でも余計なお世話になるかも」と悩む。
そして思考と感情が絡まり、脳がパンクする
っていう感じかなと思うんです。
ぼくはこういうことが多い気がするんです。
だから自分に限っては、
しんどさの正体は、
「感じすぎること」ではなく、
「感じたものを処理できていないこと」
と思っています。
HSPは処理の仕方がカギ
“感じる力”はHSP=ぼくの強みでもあると思うんです。
だからこそ、それをうまく活かすために
「受け取った感情をどう処理するか」 が
ポイントになるのかなと思っています。
ぼくが日々、処理の仕方として意識しているのは
「時間を決めて徹底的に考え尽くすこと」です。
思いっきり悩む時は悩む。
悩むことを避けない。
悩んで嫌な気持ちになることも避けない。
悩むことを避けると、ずっと頭の片隅に
そのことがある状態になると思うんですよね。
それって、ぼく(HSP)にとっては結構きついんです。
起こりもしないことや考えなくてもいい気質があるのなら
それを思い切って使ってやろうと思うんです。
ただし、時間を決めて。
その時間は
「徹底的にHSPのあれこれ考える力を全力で総動員する!」
って決めてます。
そうすると結構、
気持ち的にも落ち着くし
案外いい方向性でアイデアが発散できたりするんですよね。
考えすぎちゃう気質があるのなら
フルでその気質活かしちゃおう!(※制限時間あり)
っていう考え方なんです。
HSPの処理力がアップデートされている感じがする
パソコンやスマホって、定期的にOSのアップデートがありますよね。
バグを修正したり、動作を軽くしたり、新しい機能を追加したり。
そしてアップデートをしないままだと、だんだん動きが重くなって、
最悪フリーズしてしまう。
HSPのしんどさも、これに似ているなと思うんです。
世の中の情報や刺激をたくさん受け取るHSPは、
いわば 「高性能だけど処理の負担が大きいデバイス」 みたいなもの。
だからこそ、ただ受信量を減らすだけじゃなくて、
定期的に「処理力アップデート」をする ことが大事なんじゃないかと。
HSPの自分を「欠陥があるOS」だと思うんじゃなくて
「定期的なアップデートが必要な高性能OS」 だと思ってみる。
そうすると、ただ刺激を減らすことだけが解決策じゃなくて、
「処理力を上げる」ことも一つの手かなって思うんです。
これからも「アップデート」、続けていきたいなって思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!