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【読書ログ】呪物蒐集録
今ある本を読んでから、購入する予定!なんて言っておきながら
我慢できずに買ってしまった(; ・`д・´)
田中俊行さんの呪物コレクション紹介本!
全編カラーで、様々な角度から呪物をとらえた画像もたくさん。
田中さんの面白い語り口で曰くについて説明されている。
Mcguffinの田中さん特集を見て以来、呪物界隈に目がなくて・・・
世の中には、本当にいろいろな種類の呪物がある。
呪うにしろ、願うにしろ、
人が何か望みをかけてモノに気持ちを込めると、それは呪物になる。
人がどのようなモノにそういう念を込めるのか、
長く人の念を受けたモノはどのようにして現代まで残っていくのか。
そういう部分にものすごくロマンを感じる。
日本だけにとらわれず、世界各地の呪物について知見を深めることができて
とっても面白い。
遠野で頂ける座敷童人形とか、タイのクマントーン、プラクルアンとかは
いつか私も欲しいなぁ。
今まであまり興味はなかったけど、タイがあまりにも呪物大国すぎて
行ってみたいと思うようになった。
タイに行ったら人生変わる気がする(単純思考)
なんとなく一緒に行ってくれそうな友人が居なさそうだから
行くとしたら一人旅になるのかな・・・
それはそれでちょっと不安が強いな。笑
YouTubeでも見ていてうわっ!と思ったけど、
人の呪詛の念がこもっているものってすごい。
強い念がこもっているからなのか、そういう謂れを聞いているからなのか
とんでもなく不気味で恐ろしいものに感じる。
実際に呪いに使ったと思われる釘つき人形とか、ぞっとする。
人形のいたるところに釘が打たれていて・・・なんとも言えないじめっとした感じがする。
呪われた人、どうなったんだろう。
呪った人もどうなったんだろう。
考えれば考えるほど、色々恐ろしい世界。
この本を読んで、民間信仰や呪術関連にさらに興味津々になった。
柳田國男の遠野物語も読んでみたい。
呪物に関連する場所にも訪れてみたい。
去年行きたくて行けなかった祝祭の呪物展
次に開催されるときは絶対に絶対に行く・・・!
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