映画好きのゴールデンウィーク!自宅でサラウンド環境を作って至福の映画鑑賞タイム
ゴールデンウィークになったんで自宅で映画でも観てやろうと思ってサラウンド環境を整えました。今まではプロジェクターのスピーカーを使っていていたのですが、前面にしかないため、色々な方向から音を感じるサラウンドまでには至りませんでした。そこで今回どうせ旅行にも行かないので、思い切ってサラウンド環境の構築をすることにしました。予算は10万くらい。
サラウンド環境構築の方法は大きく2つ!
①AVアンプとスピーカー使う方法。
これはテレビやプロジェクターとAVアンプを接続してAVアンプでどのスピーカーから何の音を出すのかの割り当てをして再生する方法です。スピーカーの数でサラウンド感が変わります。
例えば、スピーカー5台(中央・前左・前右・後左・後右)とウーファー1台を組み合わせることで、5.1chサラウンド。スピーカー7台(中央・前左・前右・左・右・後左・後右)とウーファー1台だと7.1chサラウンドになります。
ウーファーは低音特化のスピーカーで、低音域だけを抜き取って再生するので、0.1表記らしいです。さらに7.1.2chなんかもありまして、その場合、後ろの0.02は天井右と天井左となります。
これは大掛かりですね。
②サウンドバーを使う方法
これは1台のサウンドバーを使って音を出します。サウンドバーの中にはいくつかスピーカーが入っていて音を部屋の壁に反射させることでサラウンドを作り上げます。ただしあくまで擬似的なものですので、アンプ利用の方がちゃんとした音が聞けるとのこと。
あと、基本的に正面に置くものなので、プロジェクターが後方にあると配線がしんどいです。私が使っているのは幸いにも超単焦点プロジェクターという前方配置のタイプなので今回は無問題。
今回はサウンドバーです。
今回は配線やスピーカーの邪魔さを考慮し、②のサウンドバータイプで検討します!サウンドバーには、「ステレオの音質を向上させるもの」と「擬似サラウンド体験できるもの」があるけど、今回はサラウンドを目指すので後者に絞ります(大体1~3万くらいのやつは消える)。そして、も一個大事なのがお色。棚もスクリーンも白なんで、色はホワイト一択なんですよね。そうするともうBOSEとSONOSに絞られます。
んで、候補は以下。
Bose Smart Soundbar 900
とっても評判いい。Bluetoothも対応しているし、上向きスピーカーもある。一番新しい。
Sonos Arc
候補で一番高い。こちらも上向きスピーカーある。発売からもうそろ3年経つしそろそろ新型出るんじゃね?
Sonos Beam(2gen)
一番安い。上向きスピーカーはない。Arcよりも新しい。
こうしてみるとダントツでBeam安いなー。
この値段ならリアもいけるんじゃないか?
リアもいっちゃうか!
そう、サウンドバーは基本擬似なんですが、左右にリアスピーカーをつけることもできるのです。擬似的に中央・前左・前右を作った上で、後左・後右は実際に位置を分離することでより強いサラウンド感を得られるはずです。
ビックカメラのお兄さんに、「Soundbar 900かArc単体と、Beamにリア2つだとどっちがサラウンド感強いですかね?」と尋ねると「確実にBeamっすね。」と太鼓判を押されたのでBeamに決定しました。
っということでSonos Beam(2gen)とリアにSonos era 100を2台で12.5万ほどで購入。
Sonos Era 100
一応リアスピーカーの他にも低音強化のウーファーも付けられるのですが、高い。そして、低音は響くのでマンションだと騒音問題になりやすいとのことで今回はお見送り。
Sonos Sub Mini
いざ設置!
セットアップも簡単です。スクリーンの前にbeamを設置。電源ケーブルさしてプロジェクターとHDMIで繋ぐだけです。
Sonosはアプリ経由でスマホのマイクを使って、音のバランスを調整することができます。そのためリアの設置位置はあまりシビアでなくとも良いとのこと、特に専用台などは使わずソファー左右の棚に配置。Wi-Fi経由で音声送るので電源コードだけでオッケーです。
設置したら、アプリで設定。Wi-Fiに繋いで、バランス調整のためにスマホを持って部屋の中を徘徊します。ピコピコ音が鳴り続けますが、思ったより大きい音ではなかったです。
開封、設置で10分ほどですかね。
めちゃ簡単です。
さぁサラウンド体験じゃ!
。。。いや、すごいね。
全然違います。
特にすごいのはアクション映画。音響がやばいと言われるプライベートライアン、これは銃声や爆発音が全方位で聞こえてすごかったです。
また、AppleMusicの空間オーディオもなかなか。Queen のAnother One Bites the Dustとかはビュンビュンきます。
そして、これで音楽を聴くとLyricSpeaker boxの音のひどさが改めてわかります笑。幸いにも両方AirPlay対応しているので、Sonosで音楽を流しながら歌詞再生だけLyricSpeakerでできるようになりました。
ちなみにステレオ音声でも音質が改善されています。
ありがとうSonosくん!!
でも反省もある
さてそんなこんなで大満足しつつ、少しダメ出しや反省点もあったので振り返り。
ここがダメだよbeamくん
Wi-Fiは2.5GHz帯のみ。Beamは5GHz帯に非対応です(Arcも)。AirPlayをする場合には同じ帯域に接続する必要があるらしく、iPhoneやMacからAirPlayをする場合はいちいち遅い2.5GHz帯に切り替える必要があります。これはかったるい。
一応、SONOSアプリからだと、帯域が違っても音楽再生をすることは可能なのですが、アプリ内で対応サービスから曲を選ぶ必要があるため、例えばMacのブラウザ音声やYouTubeの音だけを出すことあたはざりきになります。
入力はHDMIとAirPlayのみ。beamにはBluetoothやライン入力がありません。Bluetoothがあれば、上の帯域問題もクリアなんですが、基本がテレビの音を出すサウンドバーなので融通が聞きません。
ここがダメだよEra 100くん
サラウンド構築中はBluetoothとライン入力が無効。Beamと違って、リアスピーカーのEra 100はBluetoothとライン入力に対応してます(なんなら5GHz帯にも対応している)。ただ、Beamと繋いだ時点でこいつらはただのリアに成り下がります。こっちだけBluetoothとかLINE入力できないわけです。いやなんだよそれ。他にもスマートホーム機能とかついてるんですが全部使えません笑。
正直、Era 100をリアにするのはオーバースペックだったかもしれません。正直サラウンドの音声って、前が100だとすると、横なんて20も出ていないわけです。SONOS製品にはより安価なIKEAコラボモデルがあるのでこっちでよかったじゃん疑惑が漂いまくっています。
これは、1台で¥16,990なんで、Beam+SYMFONISKだともっとお安かったですね(ビックカメラだけじゃ買えないけど)
とはいえ全体的には満足のいく環境が整いました。そんな感じのレビューです。
全然サラウンドしてませんが、今年の映画良かったのでPrimeでもコナンの映画ばっか観てます。よかったら以下の記事も見てください。
おしまい。