見出し画像

Lyric Speaker Box買ったのでレビュー

Lyric Speaker Box買ったんでレビューしますよ。

本体

一体何じゃらほい?

Lyric Speaker Boxは音楽再生スピーカーです。
普通のスピーカーと違うのはLyric、つまり歌詞が表示されるため、歌詞と音楽が一緒に楽しめるってすんぽーです。音楽自体はスマホを使ってWi-Fiで飛ばす感じ。Apple MusicとかSpotifyとかに対応してます。
歌詞はカラオケみたいな平坦な感じではなくいい感じに加工されて映ります。せっかくなんで再生してるとこを自分で撮った動画も上げたいのですが、JASRAC的なアレがアレしてア゛ーってのがありそうなんで、以下のamazarashiさんのMV見てください。出ている四角の箱がソレです。

いくらすんの?

私が買ったのは一番安いモデルで11万円(税込)でした。たっか!!
でも、Lyric Speaker自体は結構前からありまして、初代は32万円くらい。サンローランとのコラボモデルは100万円超えてたんで、ようやく手が出るなぁーという謎の催眠にかかりポチってしまいました。

ちなみにLyric Speaker Boxは3バージョンあってそれぞれ以下な感じ。

COTODAMA NIGHT BLACK
一番安いモデル。筐体素材はプラスチックで11万円。

COTODAMA MILITARY SILVER
多分これがベーシック。素材はステンレスで16万円。

mastermind JAPAN
アパレルブランド、マスターマインドとのコラボモデル。ドクロデザインで22万円。

素材デザイン以外のスピーカー性能とかは仕様見る限り変わらなそう。マスタマコラボは起動時にロゴが表示されるみたいですね。値段と、ステンレスって逆に部屋に合わせづらいんじゃないという偏見で、COTODAMA NIGHT BLACKをわたしゃ買いました。ちなみにマスタマは国内完売みたいですが、海外サイト(MR POTER)には記事書いてる時点でまだあるようです。大学生の頃に調子乗ってRoen着たことはありますが、マスタマまでは手が出ませんでした。あぁ懐かしい。

で、音はどうなの?

まぁ微妙ですね。スピーカーとしては正直うーんって感じです。特に音がいいとか思いません。あと見りゃわかるんですが、ウーファー1個とツイーター1個なので、モノラル音声なんですよね。10万のスピーカーではないですね。まぁ歌詞表示機能も込みの値段ですからね。
ただ、AirPlayに対応しているので、手持ちのHomePodと同時に音が出せるのはいい意味での誤算でした。HomePodと連携すると、そっちの方も一緒に鳴ってくれるので、部屋全体を包み込むような感じで音楽を聞くことができます。今家にHomePod一台しかないので、2台使って歌詞だけLyric Speakerのステレオができるかは要検証ですね。知っている方がいたら教えてほしい。ちなみにLyric Speaker BoxにはHomeKitの認証がないので、1台のHomePodでLyric SpeakerとLRを分けてステレオ再生はできません残念。
もう一つの現行モデルのLyric Speaker Canvas(18万1500円)はステレオスピーカーだし、スペック上スピーカーの質もいい、且つステレオ出力もできるので音楽鑑賞したい方はそっちを買うほうが無難です。ってことでBoxは音楽鑑賞用としては微妙。

じゃあインテリアとしてはどうなのさ?

インテリアとしてはいいと思います。良くも悪くも結構コンパクトなんで、置物的にわりとどこでも置けるし、微妙に発光する色も白なんでどこでも合うと思います。まぁカラフルすぎる部屋だとあれかもですが。
ただ、初代がメイド・イン・ジャパンで売ってた割に今回のは海外製だからなのか知らないけど、仕上げは微妙です。なんか指紋ガッツリ付いてるし、中にチリも入っていてなんじゃこりゃって感じですね。なんというか、デザインはいいけどコロナ渦で品質管理できてないんじゃね?と思いました。

拭いても取れない内側のべったり指紋
ゴミかドット欠けかフィルタ破損
ゴミかドット欠けかフィルタ破損

とはいえいいところ

音楽体験が変わるというのは本当だと思います。今は結構アップルミュージックとかでも歌詞でるし、AWAなんかはLyric Speakerの会社がサービス提供しているんで同じ体験スマホでもできんじゃねってお思いきや、スマホを手に持ってじっと歌詞を見る体験と、コーヒー飲みながらちょっと目をやって歌詞を見る体験ってやっぱ違うんですよね。そんな感じでこの体験はやっぱり現状代えがたいものがあるなと思いました。

でもやっぱこれはいいたい

・説明書がザル
例えば本体を掃除するときに中性洗剤使っていいかとかそんな情報はどこにもにゃい。Wi-Fi繋ぐまでしか無い。
・クラッシュ多し
アプリを変える。送信先を変える。→高確率でクラッシュバンディグーカーニバル。起動したら1台のホストとアプリでやらないとダメ臭い。
・起動が遅い
そしてクラッシュしたあと起動に30秒くらいかかる。まぁ再起動ならいいんだけど、使うときも30秒は長い。つけてると光っぱなしなのでスリープモードとかつけるといいと思いました。
・ロスレス読み込めん疑惑
音を出せるかってスピーカースペックもそうなんですが、大容量ファイル自体を多分読み込めない。アップルさんがロスレス出してくると思ってなかったと思うのだけど、iPhone上の設定がロスレスになっているとまともに再生できません。一青窈が平井堅になるようなゆっくりと且つトビトビの音が楽しめます。

なんというか体験は新しいけど技術は最先端ではないんですよね。
まぁソニーとかAppleとかが作っているわけではないのでしょうがない。
コンセプトを温かい目で楽しむプロダクトで、そこに共感できれば買いだと思います。

ちなみにXiaomiがもろパクみたいな商品出してますがどうなんでしょうね笑

っというわけでレビューでした。

いやぁ、お金ってなんぼあってもいいですからね。