デリバリー業界のこれからの仮説
7月19日(日) 晴れ
早朝に雨音がせず乾いた緑の匂いがする朝などいつぶりだろうか、そんなことをふと思った。今日は朝一からコーヒーを飲みつつ、溜まっていた洗濯物をのんびりと干しながらも不思議と頭の中では目まぐるしく変わる世の中のことばかり考えてしまっている。
2020年の梅雨は非常に粘り強いものであった、道行く人も「今年の梅雨って長くない??」などと話しており、かれこれ3週間ほど悪天候が続いている。
ご周知の通り、2020年コロナ後の飲食業界は揺れに揺れており、いまだに業界全体の消費の回復も見られず、出口の見えないトンネルの中で、ありとあらゆる人々が不安の中すごしている。東京では第二波の予兆が見えてきており、飲食業界では、「また緊急事態宣言が来る!!」「また地獄が始まる!」という会話がそこら中から聞こえてくる。
ざっくりと見てみると、飲食店はこのコロナ期間中に移り変わる世の中の食事需要に合わせるように「店舗営業」と「デリバリー、テイクアウト」の二つの営業スタイルを行ったり来たりして波乗りするかの如く、この時代の荒波を潜り抜けようとしている。そしてまた今、第二波に備えてデリバリーに比重を移そうかと準備しようとしている店も多いのではないか。
セカンドインパクトではデリバリー業界どうなっていくかに思いを馳せる
単純に考えればファーストインパクトの時にできたシェアが大きく崩れることはないだろう。デリバリーのアプリとして思い浮かぶものは大体下記の会社ではなかろうか、知らんけど。
・ウーバーイーツ
・出前館
・MENU
うーん、多分もうちょいあるけど、知る限りよく名前聞くのはこの辺かな。
今後7月後半から9月頭にかけて夏本番をむ開けることになるが、今の時点で最高気温は30度を超えている、昨年の記録で言うと気温は40度近くまで上昇することは想像に易いだろう。
そう!!めっちゃ暑いねん→玄関開けたらサウナ状態だった去年の夏をご想像ください
そしてシンプルな事実として多くのドライバーたち(バイクの配達員を除く)は「40度近い気温の中に自転車で何時間も配達するのは無理じゃない?2.3時間が限界、熱中症になる。」ということに気がつきます。
取る選択肢としては
・猛暑夏の期間中は自転車配送をやめる(別の仕事をする)
・バイクを入手して配送する(必然的にドライバーの供給が減るので単価が上がる
・バイク標準装備の出前館などのデリバリー業者に移る
ていう感じでしょうか。
では、消費者の視点ではどう変わるのでしょうか?(勘です!!!)色々はしょりました。
シェアナンバー1のウーバーイーツ を使用するが、ドライバー不足により一部地域で注文ができないということが多発する(どれだけドライバーを確保できるかはUberさんの腕の見せ所です)。他のデリバリーアプリを使おうとする。
・MENU→基本自転車配送なのでドライバーが確保できない
・出前館→自社のバイク便を増加させてドライバーを安定供給
と、いうことで出前館がこの夏のデリバリー業界のダークホースになるのではないかという考察でした。
どこの会社もすぐに対応するかと思いますが、真夏の超高気温が続くのも23、4週間程度出しその期間中のピークでどこまでシェアを取れるかは今後のデリバリー業界にとっても重要な局面なのではないでしょうか?
神のみぞしる。