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一定部数ごとに値上げをしない方がよい理由
「10部売れるごとに1,000円値上げ」
「追記するたびに価格アップ」
最近、noteやインターネット上のコンテンツ販売で、このような段階的な値上げ戦略を取る販売者が増えています
確かに、一時的な売上アップには効果的かもしれません
私自身、この手法で販売されているコンテンツを何度か購入した経験があります
安い時期に購入したものもあれば、値上がり後に購入したものもあります
つまり、買う側と売る側、両方の視点からこの販売手法について考える機会がありました
そして正直に申し上げると、一定部数ごとに値上げする戦略には大きな問題があると感じています
表面的には「早く買った人が得をする」「価値に応じて段階的に価格が上がる」という、理にかなったように見える手法ですね
ところが実際には、コンテンツの本質的な価値を損ない、購入者との健全な関係構築を妨げかねないんです
なぜそう考えるのか?
その理由は、私自身の購入体験から見えてきた具体的な問題点にあります
正直、他人様のビジネスについて余計な口出しをしても仕方のないことなんですけどね
とはいえ、さすがにこの販売手法は長期的に見ると非常に危ういと言わざるを得ないんです
何より大切な購入者さんの立場を軽視しかねないので。
以下、有料部分で段階的な値上げについての考察をお伝えします
値上げの理由として追加される特典や追記の内容、値上げのタイミングと価格設定、そしてなにより重要な「購入者への配慮」について、具体的な問題点と改善案を解説していきます
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