【資金調達】役員借入金の清算方法についてご紹介!
皆さんこんにちは!
大学生投資家のグラです!
先日投稿した【資金調達!】会社の資金調達に役立つ役員借入金についてご紹介します!!も沢山の閲覧・スキありがとうございました!
囲い高レベルのPVをいただけてとても嬉しかったです!
今回は前回に続きまして役員借入金の清算方法についてご紹介していこうと思います!
【資金調達!】会社の資金調達に役立つ役員借入金についてご紹介します!!をまだ見てないよという方はこちらからご覧ください!
〇役員借入金の清算方法とは??
役員借入金とは、簡単に言ってしまえば役員が会社にお金を貸すことで、資本の代わりだったり、開業費用に充てるものでした!
いくら自分が役員の会社であろうと、借金なのでいつかは返済する必要があります!
今回は役員借入金の様々な清算(会社から役員へ借りた分のお金を返すこと)をご紹介していきます(^▽^)/
・シンプルに返済する
→これは文字通り全額返済する方法です!
・債務免除
→この方法はお金を貸した役員が貸した先の会社に対して、債務の返済を免除するつまり、もうこの借金返さなくて良いですよ!と借金をなかったことにすることです。
この場合、法人税や贈与がかかることがあるのでよく考えて行いましょう!
・DES(Debt Equity Swap)
→これはデットエクイティスワップといって、貸した会社の株式と債務を交換するやり方です。
この清算方法は役員はお金を返してもらい、会社は借金がなくなりかつ株式を社内の人間に渡せるという両者にメリットがある清算方法です!
デメリットがあるとすれば、債権の時価相当額と額面金額の差益に法人税がかかるなどがかかることがあります!
・疑似DES
→これは上記のDESに似ている方法の為、疑似DESと呼ばれています。
内容としては、会社が役員借入金を一度、全額返済したうえで役員側がそのお金を同じ会社に出資することです!
一度返済するかどうか以外の違いで、やっていることはDESですね(^▽^)/
この疑似DESにもデメリットがあり、みなし贈与税が発生する可能性がありますので注意をしましょう!
・暦年贈与
→役員が、会社に貸している借入金を後継者に贈与する方法です!
この場合、贈与税の基礎控除額である110万円の範囲内で暦年贈与を行えば贈与税は課せられません!
〇まとめ
今回は役員借入金の清算方法についてご紹介してきました!
様々な方法があり、調べている僕も驚きました!
皆様も資金調達ができて安心するのと同時に清算方法についても考えておきましょう!
本日もありがとうございました!