アウトプット なんであれ肥溜め

読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?

という文が残っていた。フリックするとそれは消える。
しかし自分はじゃあ何を書こうとしているのだろう?
本の感想より、世の中にとって意味のあることが書けますか?

感想、感想、感想、殆ど人の褌で相撲を取るようなこと。
でもそうやって借りて、借りて、借りられるものは借りて、そうやって少しだけ世の中には優しい行為として、何かの価値を最大限にする、という立場で、借りて、感想を書いてもいいんじゃないだろうか?

疑問。というより、句読点、休符。

今日は仕事だった。今日の調子を語るには、昨日の夜の伸びに伸びたぶよぶよな時間についても語らなければいけない。それは習慣だった。つまり最近の傾向として、失敗、後悔していたということ。より愚かだな。
ともあれ今日は体調が悪かった。眠かった。胃の調子が悪かった。

行動をする予定だったが、とりあえず帰ることにして、サービスエリアで仮眠をとり、カルビ丼を食べ、会社で月末の事務作業をダラダラと行った。

そうしている中で、白石一文の
「Timer」を読み終わった。Kindleの読み上げ機能で。
もっと長くなりそうな設定の盛り具合だったが、急に終わってしまった。
それがベストだったのかもしれない、と何となく思わせるやり方で。
結局何だったの?という疑問すら浮かべることが、この小説を楽しむ為の正しい姿勢とかけ離れている、と思わされるような感じだった。
面白いと思ったのは、よく白石本に出てくる、強烈な個性を持った一幕だけの出番の脇役についてだ。その人物メインにそえたら、もっと強烈な話ができるような気がするのに、何だか嘘っぽくもあり、でもやっぱり現実感がある、それらの人物を、少しだけ登場させること、そうできる技量、というか余裕、のようなものを感じさせた。
そしてそれらのバランスが、物語の本筋はそういった愛憎劇ではないですよ、と言っているように感じた。

胃の調子が悪く、4度もコンビニに寄った。
買ったコーヒーも、2杯目は家まで持ち帰った。そしてシンクの中へ。

コンビニの価格感は、何とか溺れないように水面に浮き上がろうとさせられているような感じがする。息を吸うために、何かを、とりあえず買えば良い。


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