アラサーvs小学生
わたしはスマホの充電をよく忘れるので、
会社から帰る頃には残量5%程度のギリギリの戦いを強いられるときがよくある。
昨日も例外ではなく、帰りの電車に乗る頃には電池残量7%だった。
さすがに駅について、モバイルSuicaが反応しないと困るので、
電車ではスマホを触らず、景色なり乗客なり、周りをぼーっと眺めていた。
いまは本当に、乗客のほとんどが乗車時間にスマホを見ているなと思う。
SNSなり映画なりツムツムなり、みんなやることは違えどじっと画面を見つめいる姿は、改めて見ると異様な光景のように思えてくる。
わたしも、スマホの電池があるときは乗車時間にじっとスマホでSNSなりネットサーフィンなりするタイプなので
いざ一歩引いて、皆がスマホに没頭する姿を見てみると、
ああちょっとスマホと向き合う時間を見直してみようかな、なんて思ったりする。
スマホがない時代、電車でわたしは何をしていただろうか。
そもそもあまり、1人で電車に乗る機会がまず少なかったけれど
切符の4桁の数字でひたすら10を作っていたな。
あとは吊り広告とか見るのが好きだったな。
そんなことを考えながら、吊り広告をみていたら、
ふと、あの日能研の広告が目に入った。
シカクいアタマをマルくする。シリーズ
私はこの吊り広告が好きだ。
実際に問題を解くこともそうだけど、
理系の問題は、問題の意図を汲み取って、ああこれはいい問題だな〜とか考えられるし、
社会の姿や勉学のあり方について切り込んでいて、も
出題者側の考えも見えるから好きだ。
たしか6月の広告には、
「最近は実学主義という言葉が、、」という文で問がはじまっていて
実学主義なんていう言葉を小6の問題に使うのか、なんて思ったことが印象に残っている。
実際には実学主義とか何かを分かっていなくても解ける問題ではあったけど、
わたしが小6のときに、「実学主義」なんていう言葉で始まる問題があったら、
それだけでビビって思考停止するだろうなと思うと、
これを乗り越える小6すごいなと思う。
小6に負けそう。
でも昨日は、算数(と物理の複合みたいな)の問題の広告があって、
流石に紙とペンが必要な問題だったので、
家に帰ってから適当な雑紙にカリカリ書きながら解いてみた。
20分ほどかかってしまったけれど、なんとか最後まで解ききることができた。
やっぱり小6には、まだ負けていない。