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日本全国ひとり旅してきた私が彼氏に見せたい景色10選※随時更新

noteをメモがわりに使わせてもらいます。

ひとり旅していると、「あ〜ここは彼氏に見せたいな」「ここは彼氏と来てみたいな」と思うことが多々あります。

行けばいいじゃんって話なんですが、いざ旅行を計画しようとすると思いつかなかったり、うまく説明できなかったりするので、ここにまとめておこうと思いました。

こういう風景はふとした瞬間にフラッシュバックします。あのときの音は、風は、匂いは、空気はこんなだっなあ……なんて思い出すのですが、すぐにまた現実に引き戻され、記憶は遠くに行ってしまいます。

だから、なんかまとまった時間にぶわーっと書くことは難しくて。

思い出したときに、書ける状況にあれば、ひとつ、またひとつと更新していく記事にしようかなと。

更新したら、更新したよってTwitter(X)でつぶやいたりするかもしれません。

いつか、100選くらい、彼氏と行きたい場所ができたらいいし、行けたらいいなぁ〜。

※以下、思いついた順。都道府県順でも行きたい順でもないです。ぜんぶ行きたい。

1.鳥取砂丘(鳥取県)

言わずと知れた鳥取県の観光名所。私にとっての見どころは景色ではなく音です。

砂丘はこんもり丘のようになっていて、丘を登り切ると海が広がります。丘を登る前は、海なんてちっとも見えないし、波の音も聞こえませんでした。

登りきった瞬間に広がった海と空。急に海風とごうごうとした波音が大音量でぶつかってきます。

「なんだ、海、こんな近くにあったんじゃん……」と気づける瞬間。実際ここに立ってみないとこれは分かりません。立ってみてください。裸足で。

2.女川駅(宮城県)

東日本大地震後、まっさらな状態から建て替えられた駅。温泉があって、駅前には飲食店や雑貨屋が並んでいました。

私が行ったのは震災から6年後の2017年です。女川駅につくまでの車窓は、新築の家ばかり、新しい道路ばかり。ゼロから作り直した街の異様な雰囲気は、なかなか忘れられません。

しかし、女川駅で温泉に入って、海鮮丼を食べているうちに、「このピカピカの新しい街を素直に楽しんでいいのでは?」と思うようになりました。

リスタートした女川駅の整備された街並みは、まるでテーマパークのように素敵です。店舗に囲まれた駅前通りをまっすぐ歩くと、ひろくおだやかな海にぶつかります。一緒に歩きましょう。

3.釜の口(神奈川県)

江ノ島の裏側。砂浜でもゴツゴツした岩場でもない、でっかい1枚の岩でできたような、不思議な海岸。観光客はほとんどおらず、ほぼ釣り人です。

たくさんの海岸を歩いてきたけれど、こんなに「板」っぽい地形は見たことがありません。そして、こんな珍しい地形が、あんなに有名な江ノ島にあり、多くの人が知らないまま観光しているのです。

「江ノ島は混んでいてヤダ」という彼だけど、ここだったら一緒に来てくれるんじゃないかな。少なくとも、これまで「表側」しか観光してこなかった私は、この無骨すぎる景色を見て衝撃を受けました。

釜の口に至るまでの道中も「THE江ノ島」ではない裏道で、人通りも少なく快適です。

何回かデートしたことある江ノ島、元カノも含めたらもう行き飽きた江ノ島かもしれないけれど、きっとまだまだ、見たことのない景色を見せることができると思います。探検しに行きましょう。

4.小樽駅〜札幌駅間の車窓(北海道)

北海道って都市と都市の間隔がすんごい広いと思われがちなんですが、実は小樽〜札幌間は普通電車で1時間もかかりません。

小樽も札幌ももちろんいいところなんですが、「景色」として見せたいのはその途中です。

函館本線から見える車窓はまさに大海原。ざぶんざぶん波が押し寄せる海のなかを進んでいくような感覚になります。

「車窓から海が見える景色」は山ほどあれど、こんなにも「電車が海を泳いでいるような景色」が見れるのはここだけ。

北海道中の普通列車を乗り潰そうなんて過酷なことは言いません。この1時間だけ一緒に乗って欲しいです。

5.片浜海岸(静岡県)

砂でもない、細かな砂利でもない、「石ころ」が無限に広がる海岸。東海道沼津宿の少し先、海岸沿いに歩くと現れます。

砂浜の浜辺か、コンクリで固められた海岸かしか見たことがなかった私には驚きの光景でした。歩けど歩けど「石」なので、足裏で捉える地面の感覚も違いますし、細かな砂が足に入ることもありません。

海岸が全部石ころで埋め尽くされていると、心なしか海は透明度高く綺麗に見えます。海藻や藻が生えていないのも、石の海岸ならではなのかな。でっかい流木が流れついていたのも印象的。また見つけて写真を撮りたいです。

海が好きで、砂浜の海岸によく行くからこそ、異質な片浜海岸のことをたまに思い出します。おいしい魚が釣れそうな海です。海岸を歩いてから、沼津で海鮮丼食べましょう。

6.奥津軽いまべつ駅(青森県)

18きっぷ最難関といえばこの駅! 本州最北端にある、日本一小さい新幹線駅です。どうして最難関か……詳しい話は割愛するとして、とにかく待った! なんもない駅で! 新幹線が来るのを2時間待った!

北海道新幹線の駅として開業したのは2016年。訪れたのは2018年でしたが、どこもかしこもピカピカに輝いていて、新築ならではの香りがむんむんと立ち込めていました。人が使わなすぎて、完成当時ままの状態をカプセルに閉じ込めたかのような空間です。今もそうなのかなぁ?

ここ、新幹線の駅だからといってなめちゃいけません。周りにコンビニや駅ビルは当然のごとくないです。当時はたしか、ちょっとした展示物のある交流ブース的なものや、ガラス張りで見晴らしの良い展望スペース的なものがあった気がします。

空虚で人のいない夢見たいな時間をふわふわ過ごしていたので、ディテールをあんまり思い出せない。新築の木の匂いだけが、強く頭に残っています。

次行くときは、長い長い待ち時間に駅周辺を探検してみたいな。なんもないかもしれないけれど。「新幹線駅」の概念が覆されるおもしろい場所です。

7.裏砂漠(東京都)

ホントに(東京都)で合ってる?
って思ったでしょう。合ってます。

裏砂漠は東京都の伊豆大島にある、日本で唯一の砂漠。伊豆大島の中心にある火山、三原山の中腹に位置します。

めっっちゃ静かなんです、ここ。火山生まれの真っ黒な砂利が、音をぜんぶ吸い込んでいるのかもしれません。

寝っ転がって青い空と黒い地面と、太平洋と、遠くに見える富士山を見ていると、「あれ?ここって東京なんだっけ?日本なんだっけ?どこにいるんだっけ?」と、クラクラ思考に溺れていきそうになります。

正直に言うと、私はここで号泣しました。感動したとかじゃなくて、思考が内側に入りすぎました。自分の頭の中の声が大きく聞こえすぎて、なんで生きてるんだろうなとか、こんなとこで何やってんだろうなとか、どんどん気分が落ちてぼろぼろ泣きました。伊豆大島から帰るフェリーまでずっと泣いてたな。

それでも、やっぱり見せたい場所。2人ならきっと、静寂も怖くないと思います。一緒に寝っ転がりましょう。

8.平久保半島エコロード(沖縄県)

沖縄県、石垣島にある大自然にあふれた散策道。大自然にあふれすぎているがゆえに、雨や自然の影響でよく通行止めになります。

通行止めかどうか、ネットで確認するすべはナシ。石垣島の北部、未開の地へ自分の足で行かないことには分からないんです。

写真の通り、私は入口に来て初めて、通行止めであることを知りました。残念すぎる……。8選目にして、「まだ見たことのない景色」を出してしまいました。邪道ですいません。

まあ、当日通行止めでも大丈夫。この辺はオフロードじゃなくても十分スリリングで、二車線の道路を野生のヤギが平気な顔して横断してます。平久保半島エコロードに行けなくても、石垣島北部らしい景色は見れるはず。

でも、やっぱり行きたい平久保半島エコロード。台風や豪雨明けを避けて、よく晴れた日に、一緒に入口を覗いてみましょう。

9.レオマワールド(香川県)

「あぁ〜レオマワールド行きたい!!!」
とよく私が発作を起こしているのはご存知の通りですが、やっぱり当然ランクインします。

間近で見れる至高のパレード、広すぎる敷地、イルミネーション、定番アトラクションなどなど、見どころはたくさんあるんですが、1個に絞るなら屋内ライド「レインボーバンディット」でしょう。

盗まれた虹を取り返す謎ストーリー、ギシギシ言う乗り物に冷笑している場合ではありません。最後に暗いところからキラキラ空間に入る瞬間、わぁっと世界が広がる感じは誰しも興奮するはず! これであなたもレインボーバンディットの虜です。

ディズニーランドに負けない体験を、香川県でしましょう。

10.箱根峠(神奈川県)

見てよこの傾斜、あの箱根ですよ??

私のなかでもう箱根は温泉地ではありません。山です。しかも、ご丁寧に石畳が敷かれた山です。

石畳の敷かれた山、登ったことあります?あんまり見かけないですよね。私も箱根峠で初めて登りました。

めちゃくちゃ登りにくいんですこれが!
え?江戸時代の人はこれがいいと思ってわざわざ敷いたの???って頭にハテナがたくさん浮かぶ楽しい体験ができます。

観光で来れるような低い山だと侮っては行けません。普通の登山以上に集中力を要する登山は、きっと満足感のある経験になるはず。近場の山でスリルを体験しましょう。

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ぼっちのazumiさん | ライター
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