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生活環境が違いますと、そこに育つ”人間の気持ち”を理解することは、簡単にはゆきません。それには、相手の立場になって考えてみるだけの度量がいります。 人間には、生まれながらの霊性というものがあります。したがって人間のものの考え方も霊性の違いによって、違いが生じるとしても不思議ではないでしょう。それに加えて、人間は育った環境に支配されやすくできています。そのため異なった環境に育った”人間の気持ち”を理解するには、それだけの覚悟がいりましょう。つまり、相手の気持ちになり、立場
思うに、夫婦は結婚当初のことを忘れず、相互にいたわり合い、同情し合い、人格を尊重し合い、たとえ、しばし遠く離れ住む時も、相互に祈り合い、魂を通わし合うことを怠ってはならぬ。 一方に我侭心が出れば、かならず他方もまた我侭となり、妻に隙ができれば、必ずまた夫に隙が生じる。この隙に乗ぜられて、つい、とんでもない事ができ上がってしまうのであう。 要するに、離れておっても傍におっても、つねに思い合うということが、隙を生ぜしめず、夫婦愛を深めてゆく秘訣である。 出口日出麿著、『信
若い人は夫婦になる前にしっかり考えねばいかん。 なったあとは、どんなことがあっても両方が別れまい、両方が一緒におろうという決心でゆかなければならぬ。夫婦になって、どうにでもなれというふうな気持ちになりだすと面白くない。 また、はじめから理想の夫婦というものはあまりないものであるということを知っておらねばならぬ。特に今のような世の中ではそうである。 で、愛を培うということが大事である。 たとえ初めは、そう気が合わなかったというような夫婦でも、両方が合わすようにしてゆき