マインドフルネスな人になりたい! ところで、マインドフルネスって何?
マインドフルネスという言葉をここ数年よく聞くようになりましたね。
私は、マインドフルネス=瞑想ということで理解していたのですが、どうやらこれは誤りとのこと。
そういった誤解も含め、私なりに解釈したマインドフルネスのやり方と効果を今回は記載したいと思います。
なぜマインドフルネスを行うのか
「マインドフルネス」を端的にいうと、目の前のことに集中するための心の保ち方、みたいなものだと思います。
勉強をしている際に、ついつい他のことを考え始めてしまって集中力が切れるようなことがよくあると思います。
私もこのnoteを書いている途中、部屋の温度が気になったり音楽をかけようか考えたり、全然関係のないことに意識が飛んでいって集中力を何度も失いました。
こういったことがなくなり、目の前のことに集中できるようになるというのが、マインドフルネスな状態ということのようです。
集中することで終わった後の疲労やストレスなども抑えられるという実験結果もあるようですね。
マインドフルネスとは
文字通りに訳せば、「心が満たされている状態、マインドをフルにする」ということです。
具体的に何をするかというと、「目の前のことに集中する、意識を向ける」ことを日常の中でやっていく。
”noteを書いている途中、部屋の温度が気になった”
これは、無意識に行なっている「感情的なこと」ですが、こういった無意識の感情を排することで、冷静にものごとを捉え、そのものに集中できる効果が得られます。
現在やっていることだけを考え、過去や未来に意識を向けない、というのもポイントに挙げられます。我々はつい昨日やったことを思い出したり、明日の予定を考えたりといったことを、無意識のうちに始めがちです。そうではなく、今やっていることに集中します。
起きたことに対してジャッジをしない、ありのままを受け入れるというのもポイントです。怒り、悲しみといった感情にとらわれるのではなく、起こった事象を客観的にとらえられるよう心がけます。
マインドフルネス瞑想
こういったことを普段から行えるよう、心のトレーニングをするのが「マインドフルネス瞑想」です。(正確には違うかもしれないですが、私の理解として書いています)
この瞑想のやり方は、次のとおりです。
瞑想のポーズや時間は決まっていないようですが、タイマーを事前にセットしておくほうが良いようです。時間を決めずに行うことは推奨されていません。眼は開けても閉じてもいいようですが、開ける場合は視線を固定するか、ぼやかすのが良いようです。
瞑想していると、雑念が湧いてきます。
雑念が湧いたら、「雑念が湧いているな」と客観的にとらえて、それを手放し、意識を呼吸に向け直します。
足が痺れたり、痒い、寒いなどの感覚が現れたら、その感覚を丁寧に観察します。そしてその感覚を理解してから、足を崩したりといった対応を行います。
私も実際にやってみましたが、最初の数分間はずっと雑念が湧いてきている状態でした。しかし後半に入ると、半分寝てしまったのか無の状態になっていました。これは瞑想ではなく脳が寝ているだけ、ということになると思います。
瞑想=あたまを空っぽにすることである、という考え方もあるようですが、私の調べたマインドフルネス瞑想は、呼吸に意識を持ってくるというものでした。
自分の身体と対話して理解を深めるというコンセプトがあり、「あたまを空っぽにする」わけではないようです。
要するに集中力+客観視トレーニング
改めて、マインドフルネス瞑想で鍛えられるものは集中力と客観視力というふうに理解しました。
他にも「心身のバランスが〜」といったことも謳われていると思いますが、それは客観視による副次的効果なのではと思います。
私は普段からマルチタスクを心がけていて、シングルタスク志向とも言えるマインドフルネスとは相容れないものなのではと考えていました。
でも、そうではなく、あくまでやるべきタスクとそれ以外の雑念を振り分け、雑念を消すということがマインドフルネスのあり方であり、マルチタスクを否定するものではないということが理解できました。
今回は以上です。
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