小説「水際の日常。」の紙本、もうすぐ完成。
noteで連載していた小説「水際の日常。」を加筆修正したものが、もうすぐ紙本として完成します。
本体より先に、カバーと帯が納品されました。
これから、カッターで曲がらないように上手に切らなければ……。
フェミニズム、通用せずの現場から。
【「水際の日常。」あらすじ】
人の多すぎる都会は怖い、でも寂しくならない程度に人の気配があって、海に面した土地がいい…。
なんのゆかりもない過疎の港町に引っ越してきたアラフォー子なしバツイチのあたし。人口を1人でも増やしたい行政は移住者のあたしにウェルカムモードだったが、実際、女がこの地で身一つで生きるためには職や治安などのハードな現実と向き合う必要があった。昼職だけでは食べていけず、日銭を稼ぐために初めて足を踏み入れた夜職の世界。スナックや居酒屋の数が少ないこの町では派遣コンパニオンというスタイルが働きやすい。
リモートワークの移住者、ワーケーションの都会人を横目に、夜の世界から見た悲喜こもごもを淡々と綴る。
※短編小説「右折の恋人」収録。
「水際の日常。」は、2023年11月11日(土)の文学フリマ東京の「ぴきよ出版」ブースで販売します。1.000円。
ご来場、お待ちしています。(小豆モチ)
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