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もしもドクターハラスメントにあったときどうする?①2645字

アメブロでもnoteでも旧twitter、現Xでもそうですが、ドクターハラスメントに関する原稿や投稿は枚挙に暇なく見つけることが出来るのですが、そんな現状に私も少なからず驚きました。yahooの質問コーナーでも、ドクターハラスメントに対する質問をみつけることになんの苦労もありません。
 ごく一部のお医者様に限ったことなのでしょうが、運悪く、そういうお医者にあたると気分が悪くなるどころか、適切な医療を受けられなくなる危うさもあり、延いては途中で治療を投げ出してしまうなんてことにもなりかねませんよね。

 さてこの度、私は自身が被ったドクターハラスメントについて、自治体、病院、医師を相手取り民事裁判を起こすこととなり、既に動きだしました。私の場合、10月に膀胱がんの手術を控えているのですが、この手術を担当する病院であり医師は、まさに私が裁判を起こそうとしている相手方なのです。自治体に対しては使用者責任を問うてまいります。

 チョット考えにくいでしょ? 仕方がないのです。9月の4日の診察の際に、セカンドオピニオンの紹介を担当医師に申し入れたのですが、「糖尿病の治療を前提としなければどうせ断られますよ」と云われてしまいました。
 これ自体が実はドクターハラスメントであり、インフォームドコンセントを置き去りに、患者の権利と尊厳を無視した医師側の問題姿勢なのです。
また、十分な説明を受ける権利であり、自分の受ける医療を自ら決定する権利であり、個人としてその人格が尊重される権利が蔑ろにされた結果なのです。私の場合はさらに名誉を棄損され、医師からのハラスメントにさらされ、精神的なトラウマを被り、挙句が、そんな医師の手術を待たなければならないという中に身を置いている現状なのです。

 不幸中の幸いでしょうか。今のところ病巣に派生した不調等もなく、つつがなく毎日を過ごすことが出来ておりますが、これがもしも喫緊の治療が必要な人達がそういう中に身を置いていたとするなら、成す総べないまま、言いなりにされてしまうことになるのでしょう。

 皆さん。他人事ではありません。明日は我が身。もしも少しでも自分の体のことは自分でしっかり知っておき、様々な可能性の中から最善を選択したい、お医者様からの威圧的、高圧的な物言いに対応し得る知恵ぐらいは身につけておきたい。そう感じておられるのなら、本稿、チョットだけお手伝いができるかもしれません。宜しければ最後までお付き合い方宜しくお願い申し上げます。
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Ⅰ.ドクターハラスメントとは

まずは、基本的な知識がなくては仕方がありません。ご自分が、医師からかけられた心無い言葉が「該当」するかどうかを冷静に分析しましょう。

(重要) さて、皆さんが考えてもいないような酷い言葉を医師から投げかけられたとしましょう。アッつくなりますよね(笑)、ムカつきますよね。何でこんなことを云われなくてはならないのか。これは我慢しなくて良いだろう。
そう感じると思います。
 ただ、ここが我慢のしどころなのです。云われたことはしっかり覚えましょう。可能であれば、一語一句覚えましょう。診察室を出たらメモしましょう。我慢してください。
 診察室は、患者さんを診察するお部屋です。即ち、お医者さんの仕事場。そこで騒ぎ立てることは損はあっても得にはなりません。
 相手方につけ入る口実を与えることは損でしかありません。もしも万が一、診察室でお医者さんを怒鳴りつけたとしましょうか。「応召拒否」の口実を与え、病院から放り出される可能性もあります。
 だからここはグッとガマンするのです。

 取り敢えず、お支払いを済ませてお家に帰りましょう。可能な限り診察室であったことは考えないようにしながらお家に帰りましょう。
SNSやnote、アメブロ、Xなどに呟きを投げ込んではいけません。凡てはお家に帰ってからが本番です。

 さぁ、よく我慢しましたね。あなたのお城に到着です。大声でぶちまけましょう。SNSやnote、アメブロ、Xなどに呟きを投げ込んではいけません。今のところは忘れてください。
 ご家族や、ご自分にムカつくお医者の悪口を吐き出しましたか?
 はい。どうでしょう。許せましたか ? 納得できましたか ?
■まぁいいや~と思える人もおられるでしょう。ここで、まぁいいや~と思える人は「ネタ」としてプライバシーに配慮しながら何処なりと投稿すればよいでしょう。

■あかん。考えれば考えるほどムカムカしてきた… さて、これは今回の私のパターンなのですが(笑) ここからが正念場です。まずはノートに向き合い書き出すのです。
自分が受けた酷いドクハラの一部始終。可能な限り具体的にドクハラの根拠となり得るエヴィデンスをクリーニング、ブラッシュアップしましょう。
 凡て書きだしましょう。多少大袈裟でもイイのです。
 不思議なもので、書いている内に冷静さを取り戻します。すると論旨の無理が見えて来ます。または自分の落ち度が見えて来ます。
 そこまで見えてきたら引き算です。

自分が求める答えが朧気ながらに見えてくるでしょう。

するべき話はするべき相手にピンポイントで。
お医者を相手にしてはいけません。
そして、覚えておくべきは"クレーム"は実は持ち帰るべきものだということなのです。
よく、サービス事業現場などでは、クレームは宝の山などと云い、クレームは持ち帰らせないということを云うのですが、かく云う私も仕事の現場では無いはずのクレームすらお客様に「小さな不満」としてわざわざ引き出していました。これは実はガス抜きなのです。持ち帰り、冷静になられるとクレームで済まなくなる場合があるから、可能な限り吐き出してもらうのです。
 これは教えてくれません(笑) そういう意図が裏があるなんてことは中々言いません。
 外資系の高級ホテルマンがフレンドリーな理由ご存知ですか ? 伊達や酔狂でフレンドリーではないのです。何でも云える環境・関係こそが高級ホテルが高級ホテルたる所以なのです。

 ですから、私たちがクレームを云う立場になったときには、ガス抜きのような意味のないこと、時間の無駄はせず、意図的に持ち帰り、クールダウンし、「どうしたいのか」というところまで突き詰めるのです。

 じっくり構えましょう。

つづく_____________つづくかね。

ちなみに、わたしはPTSDであり、トラウマを抱える身でございます。

書いているとチョットだけ精神が安定するのです。

世一

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