今日、生まれて初めてパンを焼いた
前から家にあった、「はじめてのこねないパン(藤田千秋 著)」という本がずっと気になっていて、今日、ついにその本を使ってパンを焼いた。
そしてこれがその焼く直前のパン生地。
まずは一番最初に載っていた「基本の大きな丸パン」を作る。
クープの入れかたもよくわかっておらず、茶こしで掛けるはずだった粉を半分くらいぶちまけた。
ひどいもんである。
そもそも整形する前の段階でちょっとべちょっとした感触がしていて、家族からは粉がもう少しあったらよかったかもねぇ、と言われたが、それはつぎの機会に生かしたい。
で、とりあえず、オーブンで25+5分ほど焼いてみたのがこちら。
おっ?なかなかいい感じ?
香ばしいいい匂いがしていて、切ったら中はふかふか、外はカリカリの、私が好きなフランスパン風の丸いパンが出来上がっていた。
料理を覚えよう、と思って最近は鶏のやげんなんこつの扱いを覚えたり、キュウリを切ったりしてはいるが、ちゃんとした「料理」っぽいものを一から自力で作ったのは初めてで、こんな風に完成品がちゃんと出来上がるのは非常にテンションがあがる。
自分、なかなかやるじゃん。
カットしてみたら、売り場で並んでいるよりはすこしいびつだけど、とてもおいしそうなパンになった。
心底、食べられない「何か」ができあがらなくてよかったとほっとしている。
(それくらい、料理というのに自信がないのだ)
食べてみたら、砂糖が足りないのか小麦の味なのかはわからないけど、少し苦い風味がした。調べると、イーストが多すぎると後味が苦くなるらしい。
ふかふかとカリカリがもう少し欲しい気もする。
この本の作り方だと思ったより簡単にできたし、腕力もまったくいらなかった。
驚くことに、本当に一切手でこねてない。
卵もバターも牛乳も使わないので、計量もしやすかった。
ドライイーストと強力粉がまだあるので、何度か作ってコツをつかんだら、そのうちブログにまとめを書こうと思う。
(11/27追記:書きました)
とりあえずは目の前のパンをつまみつつ、ちょくちょく進行確認とアドバイスをしてくれた弟(私よりよほど料理ができる)と、電話の向こうで応援してくれていたパートナーに感謝を。
*次の日にもつくったのだけど、今度は粉と水を少し足し気味にしたら、苦味もなくおいしくできた。
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