観察日記:花はしおれるもの
花は咲くけれど、いつかはしおれるもの。それをわかっていないとは。
自信があることは悪いことじゃない。でも間違いを認められる人であってほしい。気付ける人であってほしい。
君の問題は、自分が間違っていないと思っていることよ。
隣で咲く花は、いつまでも咲いているわけじゃない。最初だけ。
そこに花があるなら、ちょっと観察したら良い。
自分もこんな色なのか?自もこんなかたちなのか?なんでこんな色なのか?なんで花がここに咲くのか?今日の天気は寒すぎないか?この水は、この花にあげてもよいものか?
考え得ることは、たくさんあるはず。
自分の間違いを認められず、花が勝手にしおれていくと言う。それは水をあげすぎたんじゃないの?それは肥料が足りなかったんじゃないの?
君は、いつまでも花が咲いていると思っているな。
花は徐々に咲いて、突然しおれるものよ。
そうやっていくつもの草木を枯らしたの。
いつかは自分も枯れていくよ。
花が咲くプランターは、どこにある?
公園にある?ベランダにある?庭にある?プランターは土に埋められている?日本なのか?プランターは、花が咲いているだけじゃない。
適したプランターもある。
花が枯れるのは、何が理由がある。
自信があるのは悪くはない。
でも考えて。
花と、土と、水と、プランター。
臺與と、栄養と、需要と洛陽を。
花はいつまでも花じゃない。
しおれて種になる。
次の花を育てる準備をしようじゃないか。
そうやって、繋いでいきたいものだよ。
観察こそが、我が糧になる。