【本質の難しさ】予備校教育の弱点と登記識別情報とは何か?
いつもご覧下さりありがとうございます。
本日は予備校教育の弱点!
登記識別情報とは何か?を語ります。
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忙しい方はぜひ、何かをしながら今回の発信をお楽しみください(^^)/
①大前提
まず大前提として、何かの試験を目指すときに私は
予備校に行かない選択肢はありえない。
と断言します。
はっきりいって、試験が難しくなればなるほど、その試験に向けた
徹底的な分析に基づいた対策が必要になります。
まして、大学入試や資格試験など、人生において重要な位置づけがあるものなら、そういった予備校を利用しないで、
情報戦で負ける。
こういったことをやってはいけません。
もちろん金銭面などの問題から一概には言えないのですが、
予備校や塾につとめていたからこそ、ある試験を徹底的に分析する、
しかも組織単位で分析した情報アドバンテージははかり知れません。
せめて無料の体験講義や奨学生試験等を利用するなどして、
大人から子どもまで、予備校や塾には行ってほしい!
というのが私の理念です。
そこを前提に、じゃあ予備校教育の弱点はどんなことがあるかというと、
本質を飛ばすところ
にあると思います。それを紹介していきます。
➁本質を飛ばすデメリットとメリット
これは全てがすべてではありません。
一言で言うと、
表面上の理解と本質的な理解を比較したときに、
対費用効果を考えて、
表面上の理解で済ませることを優先することが、
予備校の授業ではあるという話です。
例えば、もし桃太郎を予備校の授業で講義するとしたら、
桃太郎のお供は
①犬
➁猿
➂キジ
までは教えます。
しかし、犬や猿、キジがそもそもどういう動物なのか?
まではおそらく教えません。
なぜなら、効率が悪いからです。
例えば、桃太郎は犬の代わりにタヌキでもよかったのか?
考えなさい。
そういう問題が出たときに、対応できなくなる恐れがあります。
これは例えば、
タヌキがイヌ科の動物だから問題ないと答えられるかも知れないし、
嗅覚が大事という理由で問題があると答えられるかも知れません。
上手いたとえか分かりませんが、
そもそもイヌって何なの?
こういう本質を飛ばしちゃうところがあります。
ただ、反面これはメリットもあります。
入試っぽい例でいうと、数学で
加法定理という、
sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβ
という文系でも、というか
高校の数学で必ず学ぶ定理があります。
咲いたコスモス、コスモス咲いた
で覚えている方も多いはずです。
私は一応、国立大学に入学したので、
数学もセンターで使うくらいは学びました。
ただし文系なので、はっきりいってセンターで使うくらい
しかわかりません。もちろん、今は何もわかりません。苦笑
ただ、この高校の数学で必ず学ぶ加法定理ですが、
有名な話で、1999年の東京大学の入試で証明せよ
という問題が出たことがあります。
これは本質を理解している方からすれば、難しくはないのでしょうが、
センター試験、今は大学入学共通テスト
と言うようですが、そこだけに数学を使う文系の人なら、
いろいろとこんがらがったり、時間を取られてしまうので
ハッキリ言って本質を知らない方が良い。
もっと言ってしまえば、
対費用効果が悪いことするなら、他のことに時間をかけるべき
という点があります。
つまり、シビアな試験になればなるほど、
本質よりも対費用効果で表面上の理解
が重要になる面もあります。
➂登記識別情報とは何か?
最後に、ここまで私が何を話したかったかというと、
司法書士のお仕事をしているときに、
ふと登記識別情報って、司法書士じゃない人からしたら、
何が重要なんだろう?
ということがわからなくなったということです。
取引の締めくくりに、この
登記識別情報とは〇〇なものです。
というのをお客様に話すのですが、
結局のところ、
何をどこまで説明すべきなのか
しかも、それを全く知らない人に対し説明するのだから、
難しいなぁということを感じました。
実際に説明しても、お客様は
よくわかんないけど、まあいいかぁ。。
みたいな顔をされることが多いです。
登記識別情報とは12桁のパスワードです。
不動産の取引が終わり、申請人となった登記名義人に対し、
ミシン目に入った袋とじのある紙が発行され、その袋とじの中に
このパスワードが書かれています。
①昔の権利証に代わって、このパスワードを知っているかどうかで
キャッシュカードの暗証番号の様に所有者様本人か確認するので
➁次にお取引するまでは、この袋とじを空けないこと
➂再発行されないので、大切に保管すること
が大事ですよ(^^)/
と私は説明するのですが、
みなさまに何となく伝わったでしょうか?苦笑
コメントなど、お待ちしております(^^)/笑