完全自立分散型ソーラーカーポート「E-STATION」のご紹介
こんにちは!AZAPA株式会社エネルギーカンパニーの林です!
この週末は岐阜と富山に釣りに行ってきました🎣
ダツがいっぱいいて、近年の海水温の上昇を改めて実感しました…
今回は地球の海水温を下げるべく、皆さんにE-STATIONのご紹介をしたいと思います。
「そもそもAZAPAってどんな会社?」という方は以下の記事をご覧ください。
持続可能な未来を目指す中で、重要なテーマのひとつ、「再生可能エネルギーの活用」と「災害時のレジリエンス強化」。
これを同時に解決するソリューションが自立分散型ソーラーカーポート
「E-STATION」です。
AZAPAはこれまで、自動車業界でシミュレーション技術を活用して複雑な自動車開発の効率化を支援してきました。E-STATIONはその技術・ノウハウを活かした、太陽光発電を利用した独立型の発電・蓄電システムです。
E-STATIONの概要
E-STATIONは、太陽光発電を最大限に活用し、自立分散型で電力を供給するシステムです。日常の電力供給だけでなく、災害時の非常用電源としても役立つため、持続可能な地域づくりとレジリエンス強化に大きく貢献します。
E-STATIONでできること
完全なゼロカーボンドライブの実現
E-STATIONは、100%太陽光発電による電力で、電気自動車(EV)や蓄電池に充電します。従来の配電網に依存しない(どこからも電線を引っ張ってこない)ため、電気代・CO2排出量の双方を完全にゼロにすることが可能です。また、EVの導入や充電器の設置によるデマンド値(最大需要電力)の上昇を防ぎ、電力料金の増加リスクも抑制されます。災害時の非常用電源としての機能
大規模な自然災害が発生した場合、電力供給が途絶えることは避けられません。E-STATIONは1日あたり平均30kWhの電力を供給する能力があるため、スマホやPCの充電、冷暖房器具、調理器具、照明器具等の使用が可能です。
また、災害時には燃料の調達が困難な中でも、EVへ充電することで貴重な移動手段を確保できます。
E-STATION導入事例
1. 広島県立広島産業会館における完全自立型EVシェアリングSTATION実証事業
広島県立広島産業会館では、AZAPAが中国電力株式会社、広島県、パナソニック株式会社と協力して、オフグリッド型のE-STATIONを導入しました。
このプロジェクトは、「完全自立型 EVシェアリング STATIONの実証事業」として行われ、E-STATIONの基幹技術を活用して、電力の自給自足とモビリティの融合が実現しました。この事例では、エネルギーの地産地消が可能となり、地域住民のEV利用促進にもつながりました。また、災害時には非常用電源としても機能し、地域の安全を支える役割を果たしています。
2. 民間企業への導入
民間企業においても、E-STATIONの導入が進んでおり、特に社用車の充電、そして事業継続計画(BCP)の強化に役立っています。環境に配慮した設備の導入により、企業価値の向上と持続可能なビジネスモデルの確立が図られています。
AZAPAだからできるE-STATIONの特徴
1. クラウドデータ管理と遠隔監視機能
E-STATIONは、発電・蓄電状況をクラウドを通じて常時監視・管理することが可能です。電力の使用状況やCO2排出削減量を簡単に把握できるだけでなく、遠隔からの監視により、万が一システムに不具合が生じた際にも迅速な対応が可能です。これにより、効率的なエネルギー管理が実現され、最適な運用が可能となります。
2. コンパクトかつシンプルな設備構成
E-STATIONは、太陽光発電用のコンバータとパワーコンディショナを一体化させたシンプルな設備構成を採用しています。この設計により、比較的コンパクトなスペースに設置でき、設置場所に大きな制約を受けることなく柔軟に対応可能です。また、システムの保守にかかる手間やコストも削減されており、長期的な運用においてもコストメリットが享受できます。
3. 多様なモビリティの拠点としての拡張性
E-STATIONは、EVを充電するステーションとしての機能が標準ですが、シェアリング電動自転車やキックボードの拠点としても活用できます。
地域のモビリティハブとして移動手段を増やすことで、街の回遊性を向上し、近隣住民の生活の質や観光による経済効果を向上させます。
自治体や企業へのメリット
電力料金の最適化
太陽光発電で作られた電力を使用するため、電気料金の上昇リスクがありません。従来の電力契約に依存せず、再生可能エネルギーで効率的に運用することで、毎月の電気代を削減しながら、環境負荷を軽減します。
カーボンニュートラルへの貢献
再生可能エネルギーの導入は、地域のカーボンニュートラルを達成するための重要なステップです。E-STATIONは、太陽光発電を利用した地産地消のエネルギーシステムを提供し、災害時には非常用電源としても活躍します。また、地域の住民に対しては、EVの充電インフラを提供し、脱炭素社会の実現を促進します。
導入の流れとサポート
AZAPAではE-STATIONの導入に際し、一貫したサポートを提供しています。
打ち合わせ・現地調査
お客様の導入目的や運用目標に基づき、現地調査を実施します。シミュレーション・補助金申請サポート
太陽光パネルや蓄電池容量の最適なシミュレーションを行い、導入プランを提案します。導入検討に際し、申請可能な補助金の調査や申請手続きのサポートも行っております。機器選定
シミュレーション結果をもとにシステムの機器選定を行います。据付・調整
完成したシステムを導入場所に搬入・据付し、設定や通信などの調整を行います。運用開始
据付・調整の完了したシステムをお客様へ引き渡し、運用を開始します。
設置後のメンテナンス保守についてもAZAPAが責任を持って対応します。
お問い合わせ
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