「デマンドって何?」電気料金の仕組みについて解説
みなさんこんにちは!エネルギーカンパニーの林です!
最近やっとエアコン無しで寝られるようになってきて、来月からは電気代の請求書に怯えなくて済みそうです💴
今回は皆さんの電気代を節約するべく、複雑な電気料金の仕組み(特にデマンド)について詳しく解説していこうと思います!
※今回のお話は、高圧契約をしている建物(自治体の建物や民間の事業所や工場)に限定した話です。
このような方はぜひ最後までご覧ください!!
「そもそもAZAPAってどんな会社?」という方は以下の記事をご覧ください。
電気料金ってどう計算されるの?
基本的に電気料金は、契約電力に応じて変わる「基本料金」と電力量に応じて増える「電力量料金」で決まります。
電力量料金は使った分だけ増えるので、皆さん想像しやすいかと思いますが、その一方で基本料金は何を元に算出されているのかいまいちイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。
基本料金は「契約電力」で決まります。では契約電力とは何で決まるか?
それが「デマンド値(最大需要電力)」です。
デマンド値(最大需要電力)とは
普通の住宅で例えると、30Aの契約の場合、エアコン(10A)をつけながら、電子レンジ(15A)、ドライヤー(12A)を使うとブレーカーが落ちます。10+15+12 = 37A
一般的な住宅の電力契約は「低圧契約」といい、30Aや50Aといった、使用状況に応じてあらかじめ契約をし、その容量を超えるとブレーカーが落ちる。といった仕組みになっています。
しかし「高圧契約」の建物にはブレーカーはありません。
エアコンをつけて、電子レンジ、ドライヤーを同時に使った場合、そのまま使えますが、30分単位で使用電力を監視されており、最も使ったタイミングが契約電力算定の基準となります。
あくまでイメージですが、上記の例の場合、30Aの契約から40Aの契約に勝手に変わり、40Aの基本料金に上がるイメージです。
つまり、高圧契約の場合は常にデマンド値を意識し、新しい設備を入れた際には基本料金がなるべく上がらないように使用時間を調整したり他の設備の電力量を抑えたりしなければいけないのです。
デマンド値の上昇に気をつけるタイミング
デマンド値が上がるタイミングは先述の通り、一度にどれだけ使うかが重要になってきます。
例えば、営業所で電気自動車を導入していて、定時前など充電時間が被る場合には注意が必要です。
みんなで意識してずらすことも可能ですが、周知も大変ですし、なにより従業員や設備の使用者の負担になってしまうため、ハードルが高いです。
対応策として、既存の電力契約とは関係のない、自立した発電設備を使用すれば、解決することができます。
AZAPAのE-STATIONは、既存の配電網に依存せず、太陽光発電のみを使用した発電、蓄電システムのため、EVを導入しても電力契約を変えずに導入することができます。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます!
今回は、
にてついて解説しました!
EVや充電設備の導入で少しでもお悩みの方は、ぜひこちらのフォームよりご連絡ください!!
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