5:『キシミンVS宇宙人の巻』
宇宙人「フハハハハハ! 愚かなる地球人よ! 今からこの星は――」
キシミ「ボクの」
宇宙人「お、おい、待て! 誰だ貴様は!? 我が輩が今から恐怖の――」
キシミン「あげない」
宇宙人「……え、え? ちょ、なに? なんなの? ねえ? 待ってよ。お願いだから。我が輩にもちょっとはしゃべらせてよ>< ね? 一回、一回でいいの。ほんともう一回ポッキリ! なんなら先っちょだけでもいいから! ね? ね?」
キシミン「…………」
宇宙人「よ、よし! では改めて……オ、オッホン!
我が輩が――」
キシミン「お手」
宇宙人「――へ? ……あ、あのう……」
キシミン「お手は?」
宇宙人「……あ、はい(ピトッ)///」
キシミン「よし。じゃあ君も、今日から“ボクの”ね」
宇宙人「……あ、はい///」
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。
ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。