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呼吸で変わる

こんにちは!
食事と骨格で不調を改善するパーソナルトレーナーAZ(あず)です。

自己紹介はこちらからご覧ください💁🏻‍♀️


みなさん、毎日【呼吸】していますか?
当然、していますよね?

【呼吸】って、一体どんな役割をしているのでしょう?

呼吸は唯一コントロールできる自律神経

呼吸は自律神経の一部です。
自律神経とは本来自分の意思でコントロールできないのですが、呼吸だけはコントロールができます。
呼吸も普段は無意識で行っていますが、吸って、吐いてのペースや深さはコントロールができるのです。

そして呼吸をすることで心臓に酸素が送られて、身体中にその酸素が血液に乗って送られる。
その血液と一緒に全身に栄養が巡っていきます。
呼吸はまさに生命活動そのもの。
その全身の流れや代謝のことを最近ではめぐりと呼びます。

しかし、これがやってみるとなかなか深く吐いて、吸ってができない方が多い。

呼吸が深くなるだけで
●骨格が緩む
●末端までめぐる
●脳に酸素が回る
など、エラーを解消するのに必要な根本の部分が良くなっていきます。

しかしこれが浅いということは、そもそも生きるための生命活動能力が低いということになります。
その生命活動を底上げするだけで、驚くほど、トレーニングの結果が出たり、不調を回避しやすくなっていきます。

まずは根本。
呼吸を深くしてめぐりを良くいきましょう。

がんばりすぎていませんか?

では、どうしたら呼吸が深くなるでしょうか?
みなさん、実は、がんばりすぎて呼吸ができなくなっていると、私は思うのです。

呼吸をしてください、と言われたらまず、どちらをやりますか?

吸いますか?
吐きますか?

みなさん往々に、吸う方から先に頑張っていませんか?
頑張る。力を入れる。
これは意識を向けやすく、やろう!と思ってやる交感神経優位の行動です。

意外にできないのが…
力を抜く、緩める。
そう、吐く方の呼吸です。
こちらはリラックスの副交感神経優位の行動です。

呼吸は
吸う=交感神経優位
吐く=副交感神経優位

の行為で、これを交互に行うので、まさに自律神経を整える行為なのです。

自律神経の正体はこの2つ。
交感神経と副交感神経
これがゆらゆらと交互にやってくるのが自律神経が整っている状態なのです。

吐く呼吸でリラックス

吸う=交感神経ばかり頑張ってしまうで、まずは、吐いてリラックスしていきましょう😌✨
私はよく、ヨガのレッスンでも
「溜め息をつきましょう」
「息を吐き切りましょう」
と言って、吐く方を十分にやっていただきます。
身体の中が空気でパンパンになっていると、それ以上吸うことはできません。
吐ききってあげると、自然と呼吸が入っていきます。

そして全身の力を抜いてだらっとしていきます。
パーソナルトレーニングをしていても、この力を抜く、ということが苦手な方は多いです。

必要なところを緩める、力を抜く。
息をゆったり吐きながら、
ブラブラ、ゆらゆら、ぐにゃぐにゃ
そんな表現に合うように、身体の力を抜いていきましょう。

骨格が動く呼吸

深い呼吸は全身の骨格を緩めます。
ガチガチに固まっていると、動くものも動かない🥶
そして呼吸は肋骨や背骨、骨盤、さらには頭蓋骨までも動けるようにしてくれます。
(頭蓋骨の呼吸についてはまたまた別の機会に。)

では、呼吸をしてください、というとみなさんどのような姿勢をとりますか?
胸を広げて反り、胸の前側に呼吸を入れるのではないでしょうか?

しかし、ただ反るだけでは呼吸は深くなりません。
呼吸は各所、骨格が緩み、そこを呼吸でコントロールできるのです。
自分で呼吸を入れる箇所をコントロールして、肋骨だけでなく、背骨、骨盤など、各所に呼吸を入れていきましょう。

また、呼吸の深さには横隔膜のポジションと柔らかさが重要。
横隔膜は肋骨の1番下についています。

これが水平に保てていて、均等にほぐれていること。
そして呼吸と共に上下へ動くこと。
これが深い呼吸の条件です。

肋骨の形を整えて、横隔膜を機能させて、
呼吸を深くした上で、各所の骨格が機能的に緩むこと。

これが深い呼吸の正体です。
この深い呼吸が整えば
●ボディメイクの効果を底上げする
●不調改善を持続する
●自律神経を整える
これらの効果を発揮しやすくします。

是非呼吸を深くして、
身体の機能の底上げ!してみてください✨

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