日本は外人として生きるにはすごく難しいところだ - ジョン・ネイスン(John Nathan)の本
最近、読み終わった本。「日本に45年間位も過ごしたが、友達と呼べる人は誰も作れなかった」と高尾山で一人で嘆きながら悲しく終わる本。これはニューヨーク育ちのユダヤ系アメリカ人、ジョン・ネイスン(John Nathan)の本。彼の三島由紀夫の翻訳は有名だ。大江健三郎の本がノーベル賞を取ったのも彼の翻訳の良さが手助けしていると言われている。しかし、これは人生の失敗を語る本。「ジョン・ネイスンは自分の人生に起きた数多いの失敗をユーモラスで洞察に満ちた描き方で語っている」と本のカバーで