お薦めの瞑想の本(オカルト臭無し)
私には昨年末に購入して以来、何度も読み返し、実践している瞑想の本があります。
スタンフォード大学教授が書いた本で、化学的に瞑想を分析していて、よくあるオカルト臭のする瞑想本が苦手だと言う人にも、難しい文章を小さい字で、ずらずらと並べてある本も苦手だと言う人にも、是非、手にとって読んで頂きたい、“一冊”です。
それは、
ジェームス・ドゥティ著
スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック
と言う本になります。(ごめんなさい、今現在、Amazonのアソシエイトの審査条件に満たない為、リンクが貼れませんでした。代わりに書籍を紹介した動画を載せます。)
Amazonでも買えます。kindle版もあります。
それでは、書評を私なりに書いていきたいと存じます。
精神疾患により、感情がうまく感じられずにいた私でも、温かい感情を覚えた。
私は、成人式を迎える少し前に精神疾患を患っていることが判明した人間です。
さまざまな感情を感じる、と言う面でも、支障をきたし、長年うまく感情を感じることができない場面も多く、ずっと苦しんできました。
温かい感情も感じることができず、それに関してはもうすっかり諦めていました。
でも、出来ることなら、再び温かい気持ちで、いろんな事をしてみたい。
そんな、どっちつかずの年月を過ごしていました。
しかし、そんな時にこの、ジェームズ・ドゥティ氏の本に出会ったのです。
翻訳も良かったのでしょう、苦になる事なく、物語に夢中になりながら、一つ目のマジックという名の瞑想のまとめの部分まで読み進め、そのマジックを実践することにしたのです。
一つ目は、からだを緩める、つまり体をリラックスさせると言う瞑想がテーマでした。
そして、物語やまとめのページを参考にしながら、自分なりに、からだを緩めていく。
順番通りに、足から最後の部分の筋肉まで。
すると、驚くことが起きました!
長年、温かい感情が分からず、ある意味虚無だった私が、温かい感情を味わっている!
体もリラックスしていて気持ち良い。
こんなに脱力してしまうものだと思っていなかった。
だから、自分の筋肉で自分の体を支える、と言う言葉が作中にあるくらい。
心が人間らしい温かさを取り戻している!
長年ずっとずっと、無理だと思っていたことがあっさり出来ている!!!
これはすごく感動した。
「ああ、私は再び、人間らしく生きられるんだ」と。
一つ目のマジックを終えて、習慣化され始めた頃に起こった気持ちの変化。
私は元々、イラストを描くのが好きだった。
だけど、心をうまく込めて描けない。
それどころか、
「あなたの一生治らない傲慢さが足を引っ張って、あなたのイラストは一生評価されない。あなたのボロボロな心で描いたイラストなんて、誰も評価しない」
と、精神科医や占い師など、いろんな人から言われていたのです。
「誰もあなたのイラストや、あなた自身に関心を持たないでしょう」と。
傲慢なところがあるのは自身で自覚し始めていた。しかし、「一生誰もあなたのイラストを評価する人は現れない。」と言われたのです。
でも、マジックをしてみて、人の心が少しは取り戻せたかもしれない私、心を込めてイラストや文章が書けるか挑戦してみたのです。
その時の私の気持ちは、「人が喜ぶものを描きたい!」だった。
今までずっと感じられなかった感覚。
今現在、私のイラストがすごく評価されている、とは言えないとは思います。
でも、以前より見てくださる方が増えた。
例えばツイッターに投稿すれば、以前はほとんど無かった、いや、あると言うことがまぐれだと言うくらい珍しかった、いいね、リツイート、リプライまでしていただけることも出てきた。
イラスト自身はまだまだ上手だとは言えない。
だけど、誰かを喜ばせようと思って描いたイラストではある。
このネタなら、見てくれた人が喜んでくれるかな?とか考えるようになった。
誰かを喜ばせようと言う気持ち。自分を表現しようと言う気持ち。
そう、私は以前持ち得なかった、「誰かを喜ばせよう」と言う気持ちで、イラストを描くようになったのだ。
よく、イラストを描くテクニックで、ペルソナを考える、つまり、誰かを喜ばせるつもりでその誰かを設定し、イラストを描く、と言うものがあるのだが、私は設定どころか、画面の向こうのイラストを見てくださる方々の心が想像できなかった。
だからと言って、自分をカンバスにぶつけるという気持ちで描くイラストも、感情が不完全な状態のような気がして、勇気が出なくて描けなかった。
つまり、人を喜ばせるためのイラストも、自分自身の満足の為のイラストも描けなかったのだ。
でも今は、心を込めることに対しての絶望感は無い。
あっ、こう言うイラストなら、誰かを喜ばせることができるかも!とか、こんなイラストが描きたいな!と言う気持ちで描くことができるようになってきている。
そして、そう言う気持ちで描いたイラストは誰かが見てくれている。
これが幸せで幸せでたまらなくなってきているのだ。
イラストを見てくださった方々への感謝も忘れなくなった。
本当に有難いって、以前よりすごく思えるようになった。
少しずつ、独りよがりではなくなってきているのかもしれないと思った。
二つ目以降のマジックも楽しみで仕方がない!
二つ目以降のマジックという名の瞑想、一つ目の瞑想がもう少しできるようになったら、やってみようと思っている。
どんな感動が待っているのだろう、凄く楽しみ!
急がば回れ、と言う言葉もあるし、じっくり慌てず、継続できるように一つ目のマジックをじっくりやっているが、二つ目以降のマジックをする時が楽しみで仕方が無い。
総評。どんな人にお薦めしたい本なのか。
ズバリ、スピリチュアル系の本が苦手な方だと思っています。
また、小難しい脳科学などの本を読むのが大変すぎて挫折した方にも。
科学的根拠に基づいて書かれており、スピリチュアル系の瞑想の本を手に取ったこともある私からすると、スピリチュアル系の本の書いてあることも間違いではないんだな、とは感じたものの、どうしても、オカルト臭が苦手で、スピリチュアル系が苦手な方も一定数存在する。
そのような方々に読んでもらいたいと感じている。
また、“一冊”だけで完結していて、何冊も何十冊も後から購入する必要がないということも、大きなメリットだと思っている。
アップデートしたものを新しく購入する必要がないくらい、一冊のみで大事なことが詰まっているのだ。
また、この本に書かれていることだけやれば良い、と言う手軽さも感じられる。
瞑想に関して、他の本を読んで書かれている事をやる必要がないのだ。
興味のある方は是非、買って見てください!
絶対裏切られます、良い意味で!!!
あと、BTSのファンの方も買うと良いかもしれない。この本をテーマにした曲があるくらいだから。
(BTSの活躍を見ていると、この本もすごいのかなって感じがすると思います。)
結局、自分の未来は自分で切り開くしかない事が書かれています。
でも、その切り開き方の大きなヒントを与えてもらった気がします。
だから、自分を変えたい人、人生を良き方向へ変えたい人は、是非一読してください。
何かが変わります。
これは確信できるほど言える事です。
Amazonさんでも、単行本の他にKindle版もあります。手軽に読めます。
最後にもう一度、著者とタイトルを記しておきます。
ジェームス・ドゥティ著
スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?