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憧れの具現化
話題になっていたアドミュージアムに行ってきた。まさしくキャッチコピーの宝庫だった。興奮した。
私は時代の流れに乗るのがあまり好きでは無い。というか、避けている。なぜならただでさえミーハーな私が流行りに乗ってしまうと、さらにそのような印象を与えかねないからだ。時に私のミーハー的行動は、心からその物事を好きな人達に不快感を与えてしまう。
という訳で、とんでもなく話題になっていた時にはネットでも全く『アドミュージアム』について調べていなかったのだが、先日友人が訪れていた時の投稿を拝見したことがきっかけで、初めて広告系の展覧会であることを知った。
就職活動で広告業界を見ていたこともあって、「広告!?絶対に行きたい!!!」と完全に気持ちがアドミュージアムに持っていかれていた私。アドミュージアムは企画展では無いから期限がないし、別にその施設が逃げるわけでもないのに自分の予定が空いている日を死に物狂いで見つけ、予約し訪れることにした。(なんかウケる)
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ゼミのプロジェクトで広報宣伝周りの仕事を担当していた私は、任されたワークに携わる前にキャッチコピーやビジュアルにこだわることがいかに重要であるか、プロジェクトの担当教授に説かれた。そのため、かなり浅くではあるが広告について理解しているつもりだった。
私は今回アドミュージアムに訪れて、やはり広告のキャッチコピーひとつで世論はいとも簡単に覆されてしまうことを実感した。時代の流れによってその広告の装いも変化して行き、そんな広告が1枚掲載されるだけで人々の意識諸共変わっていくのだ。
戦時下の広告は愛国心を加速することを助長し、国民の戦争に対しての心構えを作り上げている。大量消費大量生産時代の広告はさらに人々が物を消費することに繋がっている。しかし、生産の副産物である公害によって悩まされるようになると、『製品は公害と騒音を生み出している!』という広告ひとつで自ずと消費者も今までの行いを改め、今後の意識を変化させていく。
電車に乗っている時や、街中を歩いている時、SNSを眺めている時など日常の至る所で目にする広告。
それらひとつひとつに絶大な力があることを実感すると同時に、私がゼミのプロジェクトで120%の力を出して作ったチラシやポスター、文章などは社会に出た途端に20%の出来になることを実感した。
そして、広告を作っている大人たちは、追求心や流行に乗ることを決して厭わない。私も追求心を常に持ち続けたいものだ。
以下、写真を少々。
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