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色なき風に祈る実り
ミーティングが21時にまで及んだ前日の夜。
秋にも重なるその他者の人生の終、私達の人生と日々をかけて考える。何が出来るか。まだ他に出来ることはないだろうか。
くたくただったけど、チームのみんなが熱くて最高だった。
いつも支えて助けてくださる同い年の上司からいただいた『蒸気でホットアイマスク』が嬉しくて、さっそくそれをつけて眠りについた。
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休日の私はいつもこんな感じ。
夢も見ずにぐっすり。ラベンダーの香りから一変、金木犀の甘い香りで目覚める。
しばらく4時前起きの勤務が続いていたので、目覚まし時計をかけずに7時まで寝ていられるのがとても幸せだった。
清々しい平日の朝、
温かい飲み物と本とカメラだけを持って元気にお散歩へ。
“今日は本当にゆっくりしよう”
忙しい勤務に追われてこぼしてしまいそうになる、なんてことない近くの風景を丁寧に拾いに行く。
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色褪せはじめた残り少ない曼珠沙華。
朽ちた仲間たちの中、ここだけが畑の横で妖しくひっそりと輝いていた。
でももうその輝きもどことなく弱々しくて儚げ。
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美しいグラデーションを
いつまでも眺め、
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なんだか脱線しはじめる。笑
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きのこも私も、
秋の訪れを諸手を挙げて喜ぶ。
春も好きだけど、秋がいちばん好き。
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サルビア・ガラニチカ
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🔎『ヤブミョウガ』は食用に適さないと言われていますが、葉や茎はミョウガに似た香りと香味を持ち合わせることから、ミョウガの代用品として古くは珍重されました。また最近でも、若芽を天ぷらやおひたし・冷やっこの薬味などにして食べる風習が残る地区もあるようです。
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他種の葉っぱの陰に咲いていて、一瞬なんのお花か分からなかったくらい控えめで清らかなところに、美徳を感じる。
葉っぱからはりんごの香りがした。
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チョウセンアザミを思い出し、
アーティチョークが食べたくなった。
─先程から食べたくなってばかり。笑
食欲の秋だから、仕方ないか♪
(※朝食前にお散歩をしているからです)
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お気に入りの落葉を読みかけの本に挿んだりもした。
秋はどこもかしこも芸術的。
自然の創り出すものの美しさに、はっとしたりドキッとしては癒やされる。
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風にちらちら揺れる
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早朝から全力でお仕事中の昆虫さんたち。
色なき風に、
「生きる」を感じる。
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ざくざく生っていた
ごろごろのむかごご飯を作ることに決めました。
春の土筆ご飯と秋のむかごご飯が大好きです。
きのことかぼちゃのグラタンも作りたいし、お弁当にも秋をたくさん詰め込んでいきたい。
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秋のたわわな恵みと実りに、
私の心もふっくら。
私のやりたいこと、やろうとしていることは膨大な時間を要する。おひとりおひとりを深くしっかりとみつめていくから。
信頼できる仲間とそこにある愛と信念と誠意に、家族以上に時間を共にし、1日1日救われながら過ごす毎日です。
実りを見据えつつ、その途中にみえるものも忘れずに見落とさずに生きていたいと思った朗らかな秋の休日でした。
秋は短く、いつもあっという間に冬が訪れてしまう。
僅かな時間にもたくさんの秋をみつけることができて、私の心も秋に追いつき、ほんのり色づいた気がしました。
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見守ってくださる皆様、
いつもありがとうございます。
noteで皆様と季節や出来事を共有・共感できる慶びが、日々の大きな励みとなっています。
皆様の元にも、
たくさんの恵みと実りが届きますように。
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