通り過ぎるだけだった駅が、 降りるのが楽しみな駅になりました。 時を1ヶ月ほど戻した、10月19日。 大道芸を通して知り合った友人のそのまた友人のご実家のお庭がとても素敵で、(私が)好きそうだと教えていただいたことがきっかけでご紹介いただき、豪雨の中お邪魔した前回がありました。 世の中、友人の友人は他人だなんて言う人がいますが。そんな淋しい言葉では片付けられません。 誰かの大切な人は私にとっても大切な人であり、友人の大切な友人は私にとっても大切です。そしてそのご家族も。
じゃんけんポイ、 あいこでしょ、 あいこでしょ、 あいこでしょ、 あいこでしょ、 あいこでしょ、 あいこでしょ…… 大人7人でのじゃんけんで、ようやく決まったかくれんぼの鬼。 隠れる時間は1分半。 探す時間は3分間。 よーい、スタート!!!! 企画・ファシリテーターを務める濱口啓介(ゼロコ)さんの声がときわ座内に響く。 一緒に参加されていたときわ座のオーナー様に許可を得て、1階の居間からクッション2つを持ちだして階段を駆け上がった。 ■ときわ座 場所は高田馬場にあ
知り合いのお宅に招かれました。 サルナシの実が熟しているとの一報を受け、母と。 去年も予約がいっぱいで伺えなかったので今年こそはとかなり早くから申し入れ、とっても楽しみにしていました。 そんな楽しみな目的地へ向かう途中で、これまた別の知り合いの方の畑へ寄り道です。 雲南百薬というお野菜をご存知でしょうか。別名『おかわかめ』ともいい、最近ではスーパーの地場野菜のコーナーでも見かけるようになってきました。 お花を観るのは初めてでした。 こんなに連なって白く小さなお花が咲くの
大人の遠足 以前、noteにてご紹介させていただいた写真家のHoleden.さんの写真展が、福井県の越前和紙の里美術館にて開催されているとのことで、ひとりで福井へ行く計画をしていましたが、その写真展のときにタイミングが合わず別々に観に行った友人と一緒に行けたらと思い、連絡をしたところからこの遠足計画は始まりました。 往路 友人の休日に合わせて、当初は16日・17日の1泊2日での予定でしたが、台風7号の影響により一度すべてをキャンセル。予定を組み直し、日帰りにて再度アタッ
6月のこと。 私の人生に、なくてはならない時間を過ごしました。 サヨ子さんの口から出てくるあの日の光景は想像を絶するものばかりで、聴く言葉ひとつひとつはあまりにも重く苦しい現実でした。 あの日に立つ 田戸サヨ子さんは93歳。 79年前、広島で被爆を経験され、その後60を過ぎてから語り部になられたそう。 14歳の瞳が捉えた、原爆が投下されたあの日のあの瞬間とその惨劇、変わり果てた人と街の姿。 横たわって重なる遺体を避けて隙間を探しては跳ぶように歩き、爆心地を彷徨い、怪我
旅の目的は 仏生山でのミニ・サーカスショウ。 仏生山と聞くと険しく聳える山だと勘違いしそうですが、香川県高松市にある地名です。 最近では専ら応援しているゼロコや瀬戸内サーカスファクトリーのイベントや公演を観に旅や遠征をすることがほとんどで、今回も瀬戸内サーカスファクトリーの催しである小さなサーカスを観に、香川県を半年ぶりに訪れました。 7月27日,7月28日はその他にも魅力的なイベント激戦の土日でした。 土日祝日の定期休ではない、身体が資本で体力勝負の職業の私にとって、
どこのドアかというと。 職場から帰ってきた時の、 自宅の玄関のドア。 それは不定期で。 ある日は見たこともない木の実が。 またある日はチラシで折られた容れ物の中に巨大なグミの実が数粒。 また別の日にはドライ猫じゃらしのブーケが置かれていたり。 そのまた別の日にはいい香りのするなにかの葉っぱ。 最近では水色の紫陽花のお花が、訳あって使い道を失っていたガラスのポットに涼やかに生けてあった。 私の周りでこんなことをする人は、 ひとりしかいない。 ごんぎつねを思い出す。 それ
夜勤明け。 お昼を遠に過ぎたつい少し前の出来事。 疲れ果て重い脚をひきずりようやく家に辿り着くと、 尻尾が痛々しくちぎれ、 頭にたんぽぽの綿毛を逆さに乗せた来客が。 危機に瀕して自分で切った直後なのか。 切り口は生々しいほどにまだ鮮やかである。 私の親指くらいの太さのかなり立派なトカゲ。 壮絶な逃走劇だったのだろうか。 剥がれた鱗にその人生(トカゲ生)を感じずにはいられない。 束の間の日向ぼっこに目をとろんとさせている。 可愛すぎる。 でもここはマンションの5階、コンクリート
雨あがりの早朝、水分を含んだ清らかな空気を纏い春の忘れ物を探しに行きました。 職場の周辺は以前からもっと知りたいと思っていて、休日のこの日も4時台の始発で出発。 電車は早番の日のいつもの顔ぶれでした。 乗り換えを挟み1時間ほど揺られるのもいつもとなにも変わらない。 いつもなら、なにも考えなくても駅から職場に勝手に向かう足だけれど、この日はルートを早々に外れる。 どちらにしようか迷うのも楽しい。 きっと違う方を選べは出会いも思い出も変わる。そんなことを考えると分岐点に立つ
おじいちゃんとは、私の祖父のことではありません。 自宅から駅へ向かう途中にそのおじいちゃんのお家はあって、車行き交う道路際に薔薇は植わっています。 おじいちゃんはいつもベッド上で過ごされていました。 春や秋には窓が開いていて、前を歩くとちょうどベッドのおじいちゃんのお顔が見える高さで。 何度も通っているうちに顔を覚えてくださり、窓が開いている時には前を通る度に手を振ってくださって、私も笑顔で手を振り返していました。 バラが咲くのもまた春と秋。ちょうど窓の真下に薔薇が植わって
白い芍薬の蕾と青空。 柑橘のお花の香り漂う畑で、寝そべって撮ったものです。 丸い蕾から、想像できないほどの大輪の花を咲させる芍薬。 天にまっすぐと伸び、ぎゅっと小さくその時を待つ蕾に、秘められたエネルギーと可能性を感じます。 白く麗しき大きな花がこの碧い空に咲いたら、と想像しながら撮った一枚です。 撮り溜めてきた空をいつかまとめようと思っていて、ようやくアップします。 100を超える空模様を、ぜひゆっくりとご覧になっていってくださいませ。
お休みになる度に暴風雨なのは、なにも私が雨女だからではないのです。 どちらかと言うと私は、くもりよりの晴れ女。こうも立て続けに4度も連続すると、さすがに笑うほかありませんでした。 お洗濯物だってお布団だって、お外に干したい!日向ぼっこもしたい!笑 それでも心は至って穏やかです。 今日はいつもとちがって、一段とおとなしくお家で過ごしていました。 暴風雨の中、ずぶ濡れになりながらもめげずに4度中3度お出かけをしたというだけでも、我ながら大したものです。 でも今思えば、それも
過ぎ去りし昨年のはじめ頃にラプサン・スーチョンというはじめましてな紅茶に出逢いました。 調べれば、イギリス王室にも献上されている、世界で初めて作られた紅茶なのだそうです。普洱茶にも似た、松の葉で燻製されたという独特なスモーキーな風味がなんとも魅力的でした。 知っている人はどれくらいいるでしょう。 ひとりの時間だったので、そんな小さな話題をシェアする人もその場にはいなくて、noteの下書きにメモしたまま長い間眠らせてしまっていました。 お茶については以前から書きたいなぁと
天に枝を伸ばす桃の木の花がほのかに香る道を通りながら、ぷっくりとした蕾が一輪また一輪と花開いていく様を楽しみに出勤する毎日です。 桃の枝や木は、古来より邪鬼や魔を払うとされてきた吉祥の象徴でもあります。 そんなことを思いながら眺めていると、くしゃみふたつ。 回復とコントロール 本当に疲れきって帰ってきた時、私は夕食を摂りません。故意に、です。遅い時間ではなおのこと。 お風呂に浸かって深部体温をあげ、 少しクールダウンをしたら、そのまま体を真っ先に休めます。 なぜな
LINEやメール、noteやWEBアンケートなど、文字を打っている時に想いもしなかった予測変換が出てきて、おもわずクスッと笑ってしまったりつっこんでしまうことが日常にはよくあります。 お仕事のときでさえ。 そんな内容をちょこっとだけ集めてみました。 モニタリングは5日間に限定。 ■予測変換 「よくそうおもう」 ❌浴槽想う ⭕よくそう思う ⇒お風呂大好きってことですね!笑 「はぐしにいこう」 ❌ハグ師に移行 ⭕ハグしに行こう ⇒ハグ師なんて職業あるの…?笑 「はかな
昨年12月のとある土曜日。 代々木公園噴水池前 数日前から雨を心配していたお天気はくもり。当日はさらに晴れて、日中 日向では羽織物を脱ぎたいくらい暑くて、久々にコートなんていらないようなぽかぽか陽気でした。 ゼロコの大道芸を観に、 代々木公園へ。 成城学園前のお気に入りの和菓子屋さんでの朝活予定が、クリスマス会で職員が奏でるハンドベルの自主練習・個別練習の件で職場からの電話があり、すっかりその時間が消えてしまいました。 休日でも電話は無慈悲、リーダーというのは大変です