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神戸布引ハーブ園と、クリスマスの思い出

またひとつ、大好きなハーブが増えました。

バニラのような甘い香りのする
『ヘリオトロープ』

ずっと行ってみたかった神戸布引ハーブ園
11月中旬。お誕生月にと、平日休みに合わせてお誘いいただきました!


写真と共に振り返ってみました。


神戸布引ハーブ園


おにぎり

冴え冴えとした空気に、抜けるように高かったこの日の空。

新横浜のおにぎり屋さんで新幹線の中で食べるおにぎりを購入。厚みがあり、ほろっと崩れる絶妙な固さもポイントが高い。
自分で握るおにぎりもいいけれど、お出かけの際にたまに購入するおにぎり屋さんやお惣菜屋さんのおにぎりは殊に美味しく感じます。

おにぎりの海苔は、しっとりもパリパリも両方ともすき。海苔がとにかく大好きなので、朝、お弁当用のおにぎりを作るついでに朝ごはん用にもおにぎりを握ることがよくあります。
海苔を使ったおかずも頻繁に登場します。

おにぎりをラップでくるむ方をよくお見かけするのですが、菌の増殖を防ぐためにもアルミホイルを断然おすすめします!

おむすびとおにぎりの違いと由来も調べるととてもおもしろいのですが、ここでは長くなるので割愛いたします。


街が寝静まるまだ暗いうちから起きだして、夜のうちに下拵えをしておいた食材を用いてトントンコトコト、時間に余裕を持って朝ごはんやお弁当を作る寡黙の時間が目下の幸せです。


看板①

神戸駅に着くと、改札口の主柱に大きな『神戸の山に登ろう!』という看板が目立っていました。
今着いたばかりだというのに、調べたてみたら、その場ですぐにでもまた来たくなるくらい魅力満載の神戸の山々。


入園

新神戸駅から神戸布引ハーブ園のゲートまでは徒歩数分。

左側を覗くとすごい階段を発見

落木があり立入禁止となっていましたが、本音を漏らせば正直とても登りたかったです。

園内マップ


ロープウェイに乗っていざ山頂へ

6人乗りですが、この日は混んでいないこともあって個々のグループごとにご案内いただき、乗せてくださいました。

先程までいた新神戸駅や、
神戸の街並みが望めます
五本松堰堤(ごほんまつえんてい)

紅葉までは、いま一歩でした。

望遠レンズを置いてきたので撮れませんでしたが、4本目の支柱を過ぎた右側には、日本三大神滝の「布引の滝」を観ることができます!


思っていたよりスピードは速く、
ぐんぐん上っていきます
『風の丘』中間駅が見えてきました
蔦が美しい…!
ハンモックの並んだ、
なにやら気になるエリアをみつける

後ほど行ってみることにしました。

気づくと中間駅もだいぶ下に

神戸港は朝の眩しい陽射しとスモッグにより少し霞んでいました。

メタセコイアの黄葉が進む

いよいよ山頂です。

山頂からの眺望はこんな感じ

こんな時、今どきの人ならドリンクやフードでも買って写り込ませた映え写真を狙う恰好のポイントなのでしょうけれど。笑

まだ11月半ばでしたが、
ウェルカムガーデンは
クリスマス一色🎄

丸太で造られたトナカイたちは、
個性があって愛らしい。

せっかく作ってくださっている真ん中のレンガの小路を、ありがたく通り抜けます。

シンプルなツリーも素敵でした
展望プラザでは
クリスマスマーケットが開催中
気分も高まり、わくわく♪

どこか見知らぬ海外にでも来たかのようでした。

パラソルもクリスマスカラーで彩られ、
パラソルに乗ったリボンが可愛い🎀
クリスマスマーケットは、
あとでゆっくり見ることにして

1回目のハーブガイドツアーの時間に間に合い、それまでの少しの間、山頂を観て回りました。

大きなクリスマスリース

電飾や装飾のたくさんついたきらびやかなクリスマスツリーよりも、木の実や葉っぱで作られた素朴なリースに心惹かれます。
つい先日も、カラスウリの実のついた蔓で職場用にリースを編んだばかり。

秋バラも終わって少し寂しくなったローズシンフォニーガーデンを散策🌹🌿


香りの資料館も、後ほど戻ってきてからのお楽しみにとっておくことにしました。

時計塔を上まで登ってみようと
階段を上がってみたものの
この階より先はチェーンが張られ、
登ることができませんでした

なかなか見れない大きなリースの裏側を歩いて、森のホールの裏手にも回ってみます。

森のホールは天井が高く素敵な木造をしていて、まるで教会や御聖堂のよう。イベントが無くて入れなかったのが唯一残念でなりませんでしたが、外からホールを覗き見ながら、私が観たい想像上のコンサート、ろうそくが灯りパイプオルガンと聖歌の静かに響く夜を思い描いたりしました。

ホームページより


ハーブガイドツアーの集合時間近くになり、ウェルカムガーデンへ戻ります。

さすがはハーブ園、
トイレもいい香りがしていました。

赤と緑の蔦が交わう

ハーブガーデンのマップの表紙にも使われているくらい、蔦のきれいな箇所があちらこちらに。


集合場所のすぐ上で
高らかに美しい声を響かせる鳥


ハーブガイドツアー

ガイドさんの説明とハーブの香りを楽しみながら少しずつ下っていく、45分間のツアーです。

早速セージのほわほわっとしたお花に触れて
香りを楽しむ

平日ともあり、参加者はこども1人、大人7人でした。
※雨天時は室内でのハーブティーの淹れ方講座等に変更になるようです

ハーブミュージアム到着
サフラン

いわゆる、黄色いご飯を作るときに用いられるサフランは、お花そのものではなくお花の中の赤い部分を乾燥させたものを私達は使っているのだそう。驚きでした。

メモの手が止まりません。

初めて観る、カレープラント

葉に触れるとカレーの香りがしました。スパイシーな感じというよりは、芳ばしい感じ。醤油に似た香ばしさも加わった、1品仕上がったような美味しそうな香り。
例えるなら…と考えていたら、ガイドさんから以前に『カレーせんべい』と例えた方がいたと伺い、「まさにそれだ!」とぴったりの表現にスッキリ!

こちらもはじめましての、
ヘリオトロープ

和名では「匂ひ紫」「香水草」というそうです。お花からバニラの香りがしました。だからといって甘すぎるわけでもなく、ハーブらしい華やかでまろやかな香り。アーモンドやベビーパウダーにも似ていました。とってもいい香りで、参加されていた女の子と一緒に順番にくんくんくんくん。笑
高級な香水に使用されているのだそう。
香水はあまり好きではなく普段は全く使わないのですが、実際の草花木果から香る自然の香りはとても魅力的に感じます。

お気に入りはもうひとつ。スイートマジョラムがとってもいい香りで気に入りました。こちらは以前から知っていたハーブですが、お店で嗅ぐアロマオイルの香りはちょっぴり苦手で、その香りとはだいぶ異なる印象でした。抽出されたり濃縮されると少なからず香りも変わってしまうのでしょうか。自然のままのスイートマジョラムの香りがいちばん好みでした。

やってみたいことも増えました。
ラムズイヤーというふわふわでテロテロな手触りの植物の葉っぱ。和名は「ワタチョロギ」と言うらしいのですが。こちらの葉を一枚カットして乾燥させるとふわふわ手触りのそのまま残る栞に。その他にもリースによく使用されるのだそうです。
実物をガイドさんが持っていらして、めちゃくちゃ可愛かったのでやってみたくなりました!
ラムズイヤーをお家に迎える日もそう遠くはなさそうです。笑

何種類ものミントが隣植されたエリアでは、それぞれのミントの特徴や用途を学びながら実際に葉に触れて嗅ぎ比べ。視覚からの違いも改めて観察しました。

また、レモンバーム・レモンバーベナ・レモングラスなど名前にレモンの付く似た者同士のハーブの違いも知れて、普段なかなか同時に見比べることのできない者同士を、手を変え指を変え触れながら嗅ぎ比べていく時間はとても楽しくてあっという間でした。

また、かつて戦時下に傷薬となって兵士たちを支えていたという頼もしいハーブの存在も知りました。

ハーブガイドツアー、終わってみるとメモ用に用意された1ページではとても足りず、他のページにまではみ出して隙間が埋まるくらい文字でびっしりに。

ハーブガイドツアーは現在1日に2回開催されているようです◎



その後

さらに下った『家庭菜園ポタジエ』を回っていよいよグラスハウスへ。

ナスタチウムがかわいい〜🌱
チャービル(不断草)の茎の朱色が鮮やか

瑞々しいお野菜たちを観ていたら、お腹が空いてきました。笑
大きなボウルいっぱいのサラダをむしゃむしゃと食べたくなってしまいました🥗

コキアとケイトウと胡蝶
黒に近い紫色をした艶々の実をつけた植物。
なんだろう…?!と撮っておく

調べると『ブラックパール』という観賞用トウガラシでした。

秋桜とローズマリーとレンガが画になる
綿の実

青空に綿の雲を浮かべて撮りたかったのですが、アングルの確保が難しくて断念。


時計の両針もてっぺんから右に傾き始めたので、ちょっと休憩を挟みました。

2階のカフェラウンジより、
テラスからの眺め

開催中の“収穫の秋フェア”の限定メニューに惹かれ、

リンデンとダンデライオンのハーブティーと
季節のフルーツサンドをオーダー

至福のひとときでした⌛


足湯も楽しみのひとつでした。
浸かるつもりで来たので私はタオルを持参。
無い人用に簡易的なタオルも売っていましたよ。

季節のハーブを使ったハーブ湯
そこからの眺め

なにかのハーブが袋に入っているようでしたが、香りに敏感な私でも分かりませんでした。どこかに表記があると嬉しかったです。ハーブ園なら頻繁に採れたてのフレッシュなハーブを使ったり取り替えたり出来そうなものなので、その点は少しばかり残念でした。改善と工夫をすればもっともっと多くの方に楽しんでもらえそうです。

一緒に浸かっていたお子様の「ママ、肩まで浸かろっか」という言葉でその場が笑顔に包まれ和みました。

私は気づかずうっかりスカートの裾まで温めてしまっていました💦


ぽかぽかになったところで、グラスハウス内を観賞。

バレンタイン発祥のイタリアのテルニ市より寄贈された彫刻『愛の像』とハートに彩られた壁画花壇が楽しめ、フォトスポットとして人気のようです。

私はそれよりも、木の実の方が気になり。笑

ドラゴンフルーツ

先端だけに実が生るものだと思っていたので、意外でした。横から生っているところを初めて観ました。

グラスハウスからの空とブーゲンビリア
グアバ発見♪
わわ!何の実…??
表記を探しましたが見つからず
立派なバナナとバナナの花も

木の実だけでなく、職員も探しましたがみつからず!笑
いろいろと質問できなかったのは残念でした。


館内では至る場所でクリスマスの装飾が施され。かわいくてついつい立ち止まって眺めてしまいました。

ハーブの家

ハーブが溢れるほど敷き詰められたバスタブもあり、飛び込みたい衝動にかられ(?)笑
「お手を触れないでください」の表示で踏みとどまり冷静に。あぶないあぶない。

ローリエのリースが存在を放つ
シナモンとアーティチョークとザクロと
殻つきのマカダミアナッツ

大好きがたくさん並んだテーブルも見逃せません。
ナッツは殻つきのものの美味しさを一度味わってしまうと戻れなくなります。風味が格段に違うのです。
ピスタチオ→アーモンド→マカダミアナッツときて、とうとう殻つきのくるみを買うようになってしまいました。

スパイスコーナーは圧巻!
数が半端ない


建物の2階には『暮らしを彩るスパイス展』も。

その場で擦って、立つ香りを確かめられます。スパイスを調合する工房もありました。

スパイスの流通や歴史を知れる世界地図もあって、「え!このスパイスはこの国発祥なの?」とか「このスパイスはここが本場なんだ!」という驚きの連続。


さて、再び外へ。
林の小径を抜けまだまだ下っていきます。

「四季の庭」をめぐります

ローリエの生垣や、大好きなフェイジョアの木がセンスよく並んで植わる道もありました。

下からロープウェイを
見上げて歩いたりなんかして
左側は野ぶどうの壁
色とりどりの野ぶどうが壁を彩ります


秋色の衣を風になびかせて歩く母娘
腕を組んで歩く光景が素敵で
勝手にパチリ


そしてそして、見えてきました!
行きのロープウェイから見た“あの”エリアです🙌

賑わう風の丘芝生広場
空いていたハンモックで、私もゆらゆら♪

最高〜!

その先の秋桜畑へも。

風の丘だけあって、
風がそよそよと心地いい


ラベンダーもちらちら揺れる
秋桜畑を眺めながら
ラベンダーソフトクリームに舌鼓😋

映えです!
やっと今どきの人になれました。笑

そのオープンカフェの裏側に
密かに(?)飾ってあったもの
『風の丘』中間駅まで降りてきました
陽の当たらない裏側の壁の蔦も素敵

ロープウェイの往復券は、中間駅から山頂までは何度でも利用できます◎

…と、いうことで。
クリスマスマーケット香りの資料館へ向かうべく、再びロープウェイで山頂へと戻りました。

先程までいたグラスハウス

日が傾きはじめ気温も少し下がってきたからなのか、朝よりも神戸港や神戸の街並みがくっきりと見えるようになってきました。

クリスマスマーケットでは、久々にグッとくるアドベントカードの絵柄を見つけ1枚は自宅用に、複数枚を友人に贈る用に選びました。お祈りをする天使のキーホルダーも珍しく、今の神聖な職場にぴったりだったので、ロッカーの鍵につける用に購入しました。


クリスマスの思い出

小学生の頃、毎年母とその年のアドベントカードをお店に選びに行くのが恒例だったのですが、気に入って選ぶ画はたいてい西ドイツ製でした。今回も、もしかしてと画を裏返して製造国を確認するとやはり西ドイツ製。画のあたたかな雰囲気も私の好みも、どちらも昔とぜんぜん変わっていないのだなぁと思い、なぜか少し嬉しくなり胸が熱くなりました。

空にはさやかにダビデの星が輝き、
人も動物も
聖なる誕生を待ち望んでいるよう

画には生き物が存在するものが多い。
たった一枚の画からは街や人の営みやそのぬくもりや静けさ、心の動きや背景、愛や生命を感じられるものが多い。
12月の1日から24日まで、毎日ひとつずつその数字の窓を探して開けていくアドベントカード。
隣り合う窓や、とびきり大きな窓には大人になった今でも開ける前から胸が高鳴ります。

さらに遡ること幼稚園の時。
マリア様役が女の子の誰もが憧れる役でしたが、私はひとり内心ずっと大天使ガブリエルになりたかった。そしてそのガブリエル役に選ばれた時は嬉しくて嬉しくて。背中に本当に翼が生えたかと思うくらい喜んだことを思い出しました。母が選び祖母に買ってもらった金の糸の織り込まれた真っ白なジャカードのワンピースを着てお気に入りの髪型で、本番にしかつけられない特別な服飾を身につけて誇らしげに臨んだクリスマス会。
小学校2年生になるまでずっと、クラスでいちばん背の小さかった私。お祈りをする私の頭に牧師様がそっとかざしてくださった、あたたかくて大きな手と言葉を今でも忘れません。

小学校では教会で、劇の他に全校生徒が聖歌隊となりお揃いの大きな赤いサテンのリボンを真っ白な衣装の胸つけ英語で讃美歌を歌ったり、学年別で特訓をした難易度の高い選曲で挑んだハンドベルやトーンチャイムを奏でたり、自分たちでゼロから作った影絵を上映した年もありました。
毎年牧師様がしてくださるポトマック川の救助のお話は暗記するほどで、「人の道」の深い道徳と哲学が含まれていました。
今思えば本当に豊かな時間と体験をたくさんしてこられたことに感謝です。

※カトリックでは神父様・聖歌といい、
プロテスタントでは牧師様・讃美歌といいます。


クリスマスの思い出をこぼし始めたら延々と溢れてきてしまうので、懐かしい気持ちに包まりながらこの辺にしておきます。


私に合うハーブ

お土産物のコーナーにはチャートがいくつかありました。
ほしい効果や効能、目的に合ったハーブを確認できます。

好みの甘やさ酸味、
感情に寄り添ったものも選べます
飲みやすさもひと目でわかりやすい
健康も美容も捨てられません


香りの資料館では、
香りによる性格診断なるものが!
やらずに帰る選択などありませんでした。

4つの香りから、
「好きな香り」と「苦手な香り」を
ひとつずつ選び
好きな香りの前に立ち、
苦手な香りのアルファベットに書かれた
文がMy診断書です✏

ちなみに私はNaturalな香りのグリーンフローラルがいちばん好みでした。

か〜なり当たっているようです!笑
ぜひ訪れた際はみんなでわいわい、ひとりでこっそり、香りとともに客観的に自分を知り楽しんでみてはいかがでしょうか。


楽しみすぎて時間も忘れ、長居してしまった人間がここに。笑
それでもまだ歩けていないコースや覗けていないエリアがありました。

いい時間になってきたのでそろそろ街まで下ります。

余韻に浸る箱の中
中間駅を
そのまま通過して、
さらに下っていきます

お誕生日を過ぎてしまっていましたが、当日は夜勤と重なっていたり、お誕生日の1日違いの友人と会えていないこともあって今年はまだケーキを食べられておらず。
麓のカフェに寄ってケーキを食べようとも思ったのですが。
おにぎり以降、朝から甘いものが続いていたのでしょっぱいピザが食べたくなってしまいました。笑
ややもすると、ポタジエの畑を観てからずっとサラダを食べたくてうずうずしていたくらいで。もしもサラダがメニューにあったなら、間違いなくサラダを注文していました。

焼き立てのクワトロピザは、
はちみつをかけずにそのままいただく

はちみつは紅茶に注いで使いました。


神戸ベイクルーズ


ベイクルーズの予定は特に無かったのですが、帰りの新幹線の時間までまだあり、最終を調べると間に合うことがわかり急いで港へ向かうことになりました。

神戸ポートタワー
チケットを買ってロイヤルプリンセスに乗船
月がうっすらと昇る

無事に乗船できました。

神戸港のシンボルの先端に月

空の色が夕焼けとともに濃くなり、大海原をかける帆船の帆と波をイメージされた真っ白なスペースフレームの先に、ちょうどお月さまがかかる。

びゅんびゅんと旋回をして
隊形を変える鳥の群団と、キリン

まもなく出港です!

こういう細かいところを、つい見てしまう癖


沈む夕日
川崎重工業の
キリンを間近で


もしかして、あれは…!
浮きドック(興奮)!!
そしてこちらの
三菱重工業のNO.1  DOCKには
潜水艦が!!!

逢魔が刻、素敵な夕焼けを背景に流れるアナウンスと、初めて観る浮きドックや潜水艦に大興奮。この時点で乗船を選択してよかったと確信しました。

神戸港を出ると、そこは大阪湾
空の船と、海の船
カモメの群がる小さな船とすれ違う


目の前を優雅に飛翔し、
船を追い抜いていく鳥たち。

絶景かな
船は進路を変え、月を目指します
橋に見えるのは神戸空港の滑走路の
誘導灯(写真左)
ポートアイランド(左)と神戸空港(右)とを
結ぶ線

ポートアイランドは、神戸市中央区の神戸港内に作られた人工島で略称は「ポーアイ」「PI」。 神戸大橋及び港島トンネルによって神戸市中心部と結ばれ都市機能を一通り備えた、日本で最先発のウォーターフロント都市とされる。完成当時は世界最大の人工島であった。

ウィキペディア引用

ポートアイランドには日本の最先端の研究を進める研究所や医療センター、大学のキャンパスなどが林立。

ぐるっと回って神戸港へと戻ってきました
徐々に夜の帳が下り
ライトアップされはじめる神戸港


神戸大橋方面へ
神戸大橋は、日本初のダブルデッキ
通れるとわかりつつも、
擦ってしまわないかドッキドキです


Welcome to KOBE
再び橋をくぐり
クルージングの終わりがみえてきました
停船場所へと戻ります


まさか海から夜景を眺められるなんて
思いもしなかった朝
煌めく時間を惜しみ
最後は船の最後尾へ移動してきました

船側から陸側へと縄を渡す作業を見届け、下船です。

お隣には雅な「御座船安宅丸」が
停まっていました

少し前まで東京湾にいた安宅丸。
役目を終え、今は神戸港で活躍中のようです。

潮の香りと
夜景を映して波打つ海面を眺めながら
しばし港をお散歩

クルージングで長い時間デッキにいたので海風に身体も冷え、umie mosaic内のお店で温かいものを身体に入れて暖をとりました。



電車を乗り継ぎ新神戸へと戻ります。

知らない街、初めての場所ではスマホに頼りっきりです。
それでも迷子になりました💦

傾いた「P」

わざと…なのでしょうか?
どんな意味があるんだろう。
それとも、意味なんて無いのかな。


看板②

帰りの三宮駅から新神戸駅への途中、目立ったおもしろい看板が目に止まりました。

駅から神戸をよくしよう。
駅を丸洗い”

気になる…!
電車内にも同じ広告がありました。

KOBE KAWARU ACTION

その場で調べてみました。
神戸の新たな取り組みと試みに感心しきりです。

第一弾は、駅を丸洗い
第二弾は、トイレこそキレイに
第三弾は、こども無料!?


駅を丸洗いする第一弾の動画も、YouTubeにあがっていました🧽

人知れず駅を、人を、日常を支えるお仕事。本当に素敵です。

この取り組みによって起こる良い意識と行動が街や私達ひとりひとりに伝播していくといいなぁ。


初めての神戸、
ご褒美のような1日を過ごしました。

生活に根づき欠かすことのできないスパイスやハーブ、深く知りまた見つめ直すよい機会になりました。私の身体と心を日々支えてくれている役割なのだと、その味わいの奥深さと存在の大きさにも気づけました。


たまに甘えたり、元気をもらったり、癒やされたり。
心も身体も温めてくれたり、刺激をくれたり、気持ちを立て直してくれたり、引き締めてくれたり。

そんな存在のハーブやスパイスと共に、
またしばらく1日1日を頑張ってゆけそうです!


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