応援を行動に、つながりに、結果に、【vol.6】らいざ(小学校教諭)「Muscle Driven」
こんにちは!シリーズvol.6です!(今回のイベントも途中から参加だったため、記事の投稿がvol.7より後になってしまいました。)#Nonameschoolオンラインイベント、本日はらいざさん(小学校教諭)による「Muscle Driven」についてでした。
シリーズについては以下
講師紹介:らいざさん(小学校教諭)
今回登壇していただいたのはらいざさん(Twitter@rize_up_high)です。小学校教諭12年目で、体育科主任として活躍されつつ、元祖Twitter界隈筋肉系教師として影響力も持っています。確かに、らいざさんと言ったら筋肉のイメージですね。
登壇のスタートでは「今日はすべて筋肉の話です」といって始まったのがまさに彼そのものだなと感じました。筋トレにもマッチョにも関心の少ない私が、何を得られるのかわくわくしながら参加しました!
VUCAの時代には修養が大切
「VUCA」とは
Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、これら四つの要因により、現在の社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面しているという時代認識を表す言葉です。
この変動的で不確定な時代、そこに対応できる力を身に着けていくためにらいざ先生は「修養」が大切だと話してくれました。今の学校教育や先生方の取り組みの中には、授業実践や、指導方法の研究などいわゆるスキルや知識を身に着けていくための取り組みにバランスが偏っているそうです。
研修は研究と修養が合わさった言葉であり、らいざ先生はその2つの言葉について以下のように定義付けしてくれました。
研究は教科の学びや、子どもへの指導実践について学ぶこと。
修養は精神を練磨し、品性を養い、人格を高めること。
研究に偏っている、先生方の学校教育に向けるベクトルを改善していく必要があるという思いのもと話をつづけてくれました。
筋肉とどのようにつながっていくのか楽しみですね。
影響力をつけ、感化させる教育者に
修養を身につけることによってどのような実践につながるのかという話にうつっていきます。そこで、らいざ先生は教育を与える側の影響力が大事だと続けます。
人間力 × 実践力 = 影響力
この式を掲げ、教科書の内容や本の内容をそのまま伝えるだけでは、子どもたちに響いていかない。ただのコピーであるということ。修養を重ね、影響力のある教育者こそ、人を感化させることができるのだと。
とってつけたような知識や技術だけの研究は剥がれ落ちるが、感化したものはきちんとその人の中に落ちていく。
(心の中でうんうんと何度もうなずきました。今の時代、ひっぺがされることだらけです。内側を深く熱くしていくことが重要ですよね。)
同じセリフを誰も知らない人に語られるのと、影響力を持ったひとが熱く語ってくれるのでは入ってくる質も量も異なりますからね。
教員は自ら修養を重ね、子どもたちから憧れる存在になって信頼を得ていくことがこれから求められそうです。
負荷を経験する
では、そのような先生になるためにはどのようなことをしたらよいのでしょうか。
ここから
ここから
筋トレの話が始まりました。
らいざ先生の熱量と輝きが一気に数段階増しました。
・努力が可視化できる
・清潔感がつく
・免疫力がつく
・ユニクロでスタイリッシュに
・自己肯定感があがる
etc...
得られる効果が半端ないようです。
修養の方法は、読書でも瞑想でも何でもあるが、らいざ先生は筋トレを激推ししてくれました。(やってみようかなあ)
手段は何でも、自ら負荷をかけて成長すること
自分の弱さが出る瞬間を意図的につくる
この言葉にはぐさりときました。その理由については感想で述べます。
自分が経験したことは、教科書のコピーとは違い、熱量をのせて伝えることができるのです。自分の弱さと向き合って、そのとき何を感じたか、どうやって乗り越えたか、その手段を伝える人間が重要とのことです。
筋トレだけでなく、他の分野にも展開が可能で、いつだって成長を楽しんでいる大人でいるべきというお話でした。
人間力を高める。感想
では、どうしたらいいのか。
これはもうトライアンドエラーの連続で、何をするか自分で決めて行動するだけだと語ってくれました。
らいざ先生の場合は筋トレでしたが、筋トレの話を子どもたちにストレートにするのではなく、筋トレを経験して人間力を常に高めているらいざ先生の話だから響くものがあるのだと感じます。
ただ、わたしたちは・決めること・動くこともなかなかできないものです。
その決断と行動のきっかけを与え続けること、自ら行動し続け体現していこうと思いました。
先程も記述しましたが、私は今まで何となくで上手いこといきてきた気がします。しんどいなと思ったらあきらめるし、しんどいけれど楽しければやってみるというところでふわりふわりとここまできています。周りからみれば「頑張ってるね」「すごいね」と言われることも、いまいち自分にはしっくりきていませんでした。
自ら負荷をかけるという意識を持ってみると、これからしていく挑戦がもっともっと楽しく意義のあるものになってくるのではないかなと思いました。
人間力を高めるために、挑戦者で在り続けたいと思います。
本日も主催者のざるさん(nonameschool)、登壇者のらいざ先生、参加者の皆様、素敵な時間をありがとうございました。
熱い!!!!いってらっしゃい!! ではまた。