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セラミドとは
前回の投稿で、“セラミド”を
少しご紹介しました。
今回は、“セラミド”について
もっと深く追求して行こうと思います🌸
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セラミドは、“スフィンゴ脂質”という
特殊な脂質のひとつです。
角質層にある細胞間脂質の大部分は
セラミドで成り立っています。
角質層内の水分を、“ラメラ構造”という
水と油がミルフィーユ状に重なり合う
独特な構造を作り、外的刺激から肌を守ったり
肌の水分が外に出て蒸発するのを防ぐ
“バリア機能”を担っています。
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もともと肌にある“セラミド”が
加齢や過度な洗顔、免疫力の低下などで
減少してしまうと、乾燥や肌荒れを
引き起こすリスクが高い状態となります。
その際に“セラミド”混合の化粧品で
経皮吸収にて補うと、角質層で
ラメラ構造を補修して
肌を改善に導いてくれます✨
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化粧品に配合されるセラミドには
いくつか種類があります。
✅ヒト型セラミド
人の肌にあるセラミドの構造に合わせて
酵母などから作ったもの。
角層に対して肌馴染みが良い。
✅動物型セラミド
馬などから抽出
角層に対して肌馴染みが良い。
✅植物型セラミド
米、こんにゃく、トウモロコシ、大豆
ひまわり、パイナップなどから抽出
✅擬似型セラミド
セラミドの分子構造に似せて
化学合成したもの。
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肌馴染みの良いヒト型セラミドは、
成分表示では下記のように表示されます。
【セラミドEOP】【セラミドNP】
【セラミドNG】【セラミドAP】
12種類に分類される為、上記は一例です。
自分の肌の状態に合わせて
どんな役割のセラミドが必要かを
見極めていきましょう👍
ちなみに私は、完全にバリア機能が
崩れている肌の状態でしたので
バリア機能回復効果に優れている
【セラミドNP】が入っている
化粧品を使うことにしています。
効果を高めるために複数の種類を
組み合わせて配合されている化粧品が
ほとんどです。
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化粧品の後ろや箱に全成分表示があります。
化粧品購入の際、表示を見て“セラミド”を
探してみましょう😉
しかし、表示はあるが配合量はどのくらい?
と、気になる点はありますよね。
化粧品には、医薬品医療機器等法によって
医薬部外品を除く全ての化粧品の全成分を
表示することが、義務づけられています。
正確な分量は分からなくても
ある程度どのくらい配合されているかが
分かるように表示されているのです。
次回は、【成分配合量の読み取り方】
についてお話していきます!
今回もお読み頂きありがとうございます🎀
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Watanabe Ayaka