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【思いつきの旅】埼玉県小川町 有機農業の里へ

年末が迫ってきた週末。仕事は27日までびっちりと詰まっているので、今年は小分けにして大掃除をしようと思い立ち、まずはカーテンを洗濯。乾燥した日が続いているため、あっという間に乾いて気持ちいい!
お掃除モチベがアップしてきたところで、キッチンに取り掛かることに。今年1年の強情な油汚れがレンジフードから離れてくれない。格闘すること1時間、ひたすら擦り、拭き直しピカピカに。と思ったのも束の間、、、
「ピキッ」
背中に電気が走りました。あーやってしまったー。年末にぎっくり腰・・・。動くこともできなくて「だれか〜アア」と叫ぶのが精一杯。
幸いかかりつけの整体院が開いていたので駆け込むことになりました。
今回は、みそ・しょうゆ蔵巡り番外編です。

◎埼玉県小川町
埼玉県の西に位置し、周囲を緑豊かな外秩父の山々に囲まれています。町の中央に槻川が流れ、歴史を誇る小川和紙や建具、酒造などで栄えた町です。
また、化学肥料や農薬を使用せず、自然の力を借りる循環型の農業への取り組みに力を入れており、小川町で有機農業を学んだ人たちが自立して有機農業の輪を拡げるなど、現在は「有機農業の里」として全国的にも知られ、リモートワークが進んだ近年は移住者が急増しています。

山に囲まれ小川が流れる気持ちのいい場所

私が長年お世話になっている整体院も都内から小川町へ移住されました。関越自動車道を使えば90分ほどと近く、2ヶ月に1回くらいのペースで通っています(今回は動けないので家族に連れて行ってもらいました)。

◎下里有機野菜(農産物直売所&自動販売機)

小川町に訪れた時の楽しみは、なんと言っても有機農法で育てられた野菜の販売所。小川町には直売所がいくつかありますが、中でもお気に入りで必ず立ち寄るのが、下里有機野菜。

知らなければ通り過ぎてしまうほどの小さなお店

地元でも人気の直売所で、午前中に行くのがおすすめです。
驚くのは、その値段。有機農法で育てた野菜が普通のスーパー価格で売っている・・・安すぎる。

野菜はだいたい100円〜300円。全て有機農法ですよ!手前の黒米も300円!午後の時間に立ち寄ったので少なめでした。

腰が痛いのに、この新鮮な野菜を見たら買わずにはいられません。
左の細いにんじんは生でそのまま食べたら、ああああ甘い!
甘い中にも渋みがあって昔のにんじんの味がします。小川町に住めば、この新鮮で安心な野菜がいつも食べられるのか、と思いながら、移住の可能性について思いを巡らせました(腰は酷く痛いけど)。

酒蔵「晴雲酒造」が経営する自然処玉乃井でランチ

凄腕の整体の先生のお世話になり、痛みがありつつも動けるようになってきました。自由が効くようになってきたら、急にお腹が空いてきた・・・

創業1902年の青雲酒造に併設されている玉乃井さんにはセットメニューが3つ。花御膳(税込1430円)、月御前(税込1980円)、雪御前(税込2530円)のうち、真ん中の月御前をいただきました。
小川町の旬の野菜のお惣菜ブッフェがついており、自由に盛り付け、おかわりもできます。また、車ではない方には食前酒として酒造で作られた日本酒がつきます(ぎっくりでなかったら飲みたかった!)。

玉井屋特製 飛竜頭 旨出汁がけ
本日の主菜を1品、ご飯は炊き込みご飯orとろろご飯が選べます。画像は鮭の粕漬け
デザートは酒粕のパンナコッタ 
日本酒の仕込み水で淹れたコーヒーは別料金で220円。

ぎっくり腰から始まった旅(ではないけど)でしたが、充実した1日に。小川町の野菜は力強く、甘味も苦味もちゃんと感じることができる媚びない味。ぜひ味わってみてください。

(動けないくせに、あっちこっち行きたがる私のわがままに付き合ってくれた家族には、この場を借りて心より感謝を申し上げます。)


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