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22章 シェア型書店の棚主に利益はある?

シェア型書店と検索したら関連ワードに「シェア型書店  利益」と出てきた。日頃の私の煩悩のせいだろうか?いやいや、今や全国に広がるシェア型書店、棚主の利益について気になる人も多いのだろう。

これはあくまで私の話だが、目に見えるお金という形だけであれば赤字だ。毎月の費用は棚代の数千円と新刊の仕入れ代。本が売れればその分費用は減る。ざっくりいって毎月ひとりの諭吉が棚に吸い込まれている。

ただここからがシェア型書店の面白い所で、お金ではない利益があるのだ。一つ目は神保町駅からすぐという一等地に自分の棚を持てること。しかも店内のデザインはあの佐藤可士和さんだ。

二つ目は擬似本屋さんを体験できること。どんな本を仕入れるか自分で考え、実際に仕入れて売ることが出来る。売れないと悲しいし売れるとめっちゃ嬉しくて楽しい。

三つ目は棚で自己表現出来ること。並べる本のチョイスや棚の見せ方で自分を表現出来る。承認欲求が鬼の私にとってこれはたまらん。

四つ目は自分の存在をアピール出来ること。Vtuber綾瀬綾の名前をリアルなお店という場で、不特定多数のお客さんに宣伝出来る。

五つ目は棚主同士の交流。ネットやリアルな場で棚主同士の交流が生まれる事もある。このnoteもその一つだ。

六つ目は棚主限定イベント。「ほんまる」では人気作家のトークイベントなど毎月何らかの棚主限定イベントが開かれている。

これらのプライスレスをひっくるめて私の諭吉は納得して棚に吸い込まれている。もちろん本が売れて黒字になれば最高なのでそこを目指していきたい。

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