健康診断にも貧富の差を感じたこと
こんにちは。
福岡でテレビショッピングを中心に映像ディレクターをしている別府です。3児の母、共働きのフリーランスです。
今日は先日行った地域で受けられる健康診断で感じたイライラを書きます。
皆さんは健康診断は受けていますか?
会社員の頃は会社近くの個人病院で健康診断を受けていましたが、現在フリーランスで国民健康保険に入っているので地元の役所で受けられるよかドック(ネーミングよw)を受けてきました。
そこで感じたのは、仕組みのダメさ。
これから人材不足になっていくのにこの仕組みはいつかどうにかしないといけないのではないか。でも役所だから変われないんだろうな…なんて思いました。
受付から無駄無駄無駄ぁぁぁぁ!!
まず、申し込みがネットで出来る。ここはまあ良し。
しかし、健診日当日に検尿と問診票を受付に持参すると、その問診票をチェックして横に渡す受付が2人。
受付から無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁ!!
私の中のジョジョ魂が炸裂。
これネットで申し込み時点でWEB記入も出来るようにしませんかね…?
もし問診票の記入が間違えていたらAIで弾いて事前にメールで通達して書き換えを促しておくってのはどうかな?
確かに私の前の高齢男性は問診票の書き方がわからず職員が一緒に書いてあげているのに「違うっていってるじゃないか!」と謎に怒ったりして。
大大大迷惑なのだけど持病が気に障って怒ったりしてしまったのか、そういう特殊な高齢者の対応も必要かもしれない。
でもその対応を余裕をもってするためにも、事前の問診票はWEBアンケートも選べるようにしてはどうかと思う。
その受付を提出して待つこと30分。
その間その役所で待つ人々。
受付番号をどうせ渡すなら、WEBで進捗を確認できて自宅や別の場所で待たせてもらえたら嬉しいのに…現にすぐ隣の南区役所では呼び出し番号がWEBですぐ確認できるようになっています。その仕組みに乗っかることは…多分部署が違うので難しいんだろうな〜。
効率的なようで非効率
健康診断は全ての項目ができるわけではなく、人によって受ける受けないがあります。公平にひとつひとつ値段が500円、800円、など別々に決まっているので(その支払いも当日現金のみ。事前カード払いにして!)人によって受診項目が違うんでしょう。
そもそも予約数が限られているから、私も同じ日には大腸検査が出来なかったので今年は面倒なのでしないことにしました。
別の日にわざわざ数百円払って大腸検査だけするのは持病や過去の傾向から無さそうなので面倒過ぎる…
すると色々な項目を受ける色々な人がバラバラに存在している。
ということは、施設内で受診場所をいちいち連れていく人がいる!!
ここは高齢者施設か!
例えば身長体重を測ったらその職員が「え〜と次は採血は並んでるから〜心電図が空いてそうだからあちらご案内しますね」とその場を離れる。
実は研修中?社会勉強中?の若い方が2名ほど配置されていたけどただ立っていて何もしていない。人の誘導くらい教えておいてやらせたほうがよほど社会勉強になるんじゃない?と老害のようなことを思ったがぐっと我慢。
また普段は保健福祉事務所という赤ちゃんの3歳児検診や離乳食講座なども行っている多目的なスペースで大人のよかドックは多分頻度は月に3回程度。
だから毎回、①②③という受診場所がテープで貼ってあり場所が点在していてスタンプラリー形式で回らないといけない。
この大量な案内用紙を毎回貼っているわけ!?人が!?
ここでも高齢男性が採血で一悶着。
自分でなんでもやりたいようで「俺の体に触るな!」「だから自分でやると言ってるだろ!」と怒鳴り散らしており、対応する女性看護師(この方も結構な高齢)が迷惑そうに困って「ご自分でどうぞ、これはされますか?」などいちいち聞いてました。
いや〜高齢になると幼児返りするとは常日頃思いますが、4歳の娘とほんと一緒。「自分でやる!触らないで!自分でやりたかった!」全っっっっく同じ。周りの人もうんざりした空気なのにお構いなし。はぁ〜ため息。
そして検診結果は2週間後に…また聞きにきて。
◯◯の◯時と◯時と◯時から選んでいつ来れますか?
えええええ!!! 嘘でしょ!
また来るの!? この茶番をまた繰り返すの!?
もうその無駄ないざこざや非効率加減に眩暈がしそうになりました。
それでも変わらないであろう役所仕事
こんな高齢者のわがままに現役世代の時間と労働力が搾取され
無駄に人の意欲を削がせる仕組み。
これって早晩人材不足の現代で立ち行かなくなるのでは?
健康診断スキームとシステムを丸ごと民間に委ねることはできないのかな?
申し込みや検診の仕組み化、採血とか体重身長とか結構ロボットに変われば、ロボットに怒る高齢者も減るんじゃないかなと思うんだけどな…
多分「個人情報ガー」とか「人間らしい尊厳ガー」という人々のせい。
毎度毎度入札などやっている縦割りで公平な役所仕事のせいで難しいんだろうけど。
お金と時間の使い方、未来の子供達のためにも早急にちょっと見直せませんかね?
まとめ、健康にも貧富の差
国民健康保険で役所で健康診断を受けている時点で、病院健康診断とのあからさまに「健康も貧富の差」を感じた次第です。
普段テレビショッピングを作っていますが、サプリメントを買える人ってそこそこのお金持ちなんですよね…お金があって健康を維持して。
お金が無い人は健康診断も最低限でこういう殺伐とした古い仕組みに時間とエネルギーを吸い取られる。それでもこういうのがあって少しは医療費が減っているので意義もあるかもしれない。
でも!でも!でも!!!
健康はお金で買えないっていうけど、日々の積み重ねはやはりお金で解決できる。
時間とお金はトレードオフ。そのためにも正しく働いて稼ぐ。
皆さんは意識して行動していますか?
この経験があったことで、来年からは病院とかの人間ドックにしようかなと思いました。
こんな役所の健康診断のかわりゆくところも見届けたいけど自分も人体実験するわけにはいかぬ。 今日はあまりに辟易としたので色々愚痴って申し訳ありません…
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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