たった20秒のボランティア体験談 【Be My Eyes】
こんにちは。
福岡でテレビショッピングを中心に映像ディレクターをしている別府です。3児の母、共働きのフリーランスです。
昨日ついに出ました!
何かというとBe My Eyesというアプリのビデオ通話の着信に出ました!
日本語話者の視覚障がい者の方が日常で困っている時にアプリを通して健常者がサポートできるというアプリです。
9月末に登録して今まで2回コールがなったことがあるのですが、以前はたまたま手が塞がっていたり、出る勇気がなかったのです。
がしかし、昨日は日中たまたま暇な時にコールが鳴ったので出てみました。
電話マークをタップすると日本人の中高年男性からの依頼でした。
内容は
リモコンの温度の数字を読むのと、デロンギなどの温熱機器の温度設定の数字を読む。たったこの2つでした。
時間にして20秒ほど。
え!これだけ!!
出た時も「あ、よろしいですか?これなんですけど…」という感じですぐに用件をお話しされ、用事が終わると「ありがとうございました〜失礼します」本当にそのくらいのアッサリした20秒ほどのビデオ電話でした。
私「エアコンのリモコンの温度ですね。え〜と22度ですね」
相「ありがとうございます、あとこっちもみてください、移動しますね…」
「これなんですけど」
私「え〜こっちは22.5度になってますね」
相「分かりました、ありがとうございます」
くらいな感じです。
でもこの20秒にすごくいろんなことを思ったわけです。
多分、秋になって寒くなってきてエアコンやデロンギをつけようとして設定温度を確認したかったのかなとか。
自分ならさっと出来ることが障がいで出来ない方が世界にはいるんだということとか。
困っている時にすぐに健常者に繋がれて、見てもらえるという自立した生活が出来る気持ちよさとか。
なんて気持ちが良いアプリなんだ!!!
アプリのダウンロードも使用にも、健常者も視覚障がい者も双方お金は一切かからないし(通信料はかかるかもしれませんが)時間も専門知識も全く必要としませんでした。相手の顔も見えません。
私が出られなくても他のボランティアの方がわりと30秒ほどで出てくれるという安心感もあります。時間はいる場所の時間で日中のみに限定されているので寝ていて起こされることもありません。(かける方は24時間対応で、夜中は他の世界中の設定言語の話者が対応してくれる)
そもそもかかってくることは超レアです(個人的な感覚です)
依頼内容も本当にごくごく普通の内容みたいで一例を挙げると
まさに私が体験したような家電製品の使い方など。
視覚障害のある方がどんなことで困っているのか知ることが出来てビデオ通話を通して視界というか困る出来事を疑似体験出来て、私自身すごく理解が進みました。
自分も過去は超近視で視力が0.04だったので目が見えない苦労は他人事とは思えません。気持ちも分かるので、今はICL手術のおかげですが目が見える事に感謝することも出来ました。
やっぱり何事も経験してみないとわかりません。
皆さんもたった20秒で出来るボランティア、試してみませんか?
アプリのインストールだけでも構いません。
世界中で助けを待っている方は70万人、ボランティアは814万人。
その温かい世界の輪に入っている共存感を感じるだけでもなんか良いなと思いました。
ドナー登録もそうだけど、自分が生きているうちに自分が出来ることで誰かの役に立てるってとても心が温かくなる体験、オススメです。
iOS版はこちらから、Android版はこちらからダウンロードできます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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