自分の居場所が、自分の居場所でなくなった時
時間の経過で、自分の居場所だと思っていた場所がそうじゃなくなることがある。
時間が経過することで、そうなったのなら諦めがつくけど・・・・・・。
そうじゃなくて、誰かのせいになると、ちょっと切ない。
ある日、ここに自分は必要ない存在になってしまったんだと気づく。
涙が一筋零れる。
でも、しょうがない。
争うことが嫌いだから、戦闘的な人に負けてしまった。
遠慮がちな人って、ある意味、こういう場面で損をする。
かといって、戦闘的な人と同じようにはできない。
遠慮しているうちに、自分の居場所を取られてしまった。
若い頃の恋も、同じような構図だった気がする。
きっとあの人はこっちを向いていたはずなのに、積極的な他の女の子に取られてしまった。
ここぞって時に、積極的になれない私。
でも、失ってしまったものは、もう取り戻せない。
大好きだったあの場所を、心の宝箱にしまって、前を向いて歩いて行こう。
前に向かって歩き続ければ、きっと新しい景色が見えるはずだから。