私は相談したのに、あなたは相談してくれない
いま、うつ病を併発した不安障害で
無理ない範囲で働きながら
治療をしているけど、
過去にうつ病になったことがある。
今も当時も軽度だけど。
日本はまだまだ精神疾患に偏見や誤解が
あったりするから、
今も職場で病名は伏せられているし、
当時もそうだった。
なので、所属部署の上司以外では、
親しい人にしか話さなかった。
とは言え、私は担当業務の関係で
社内の色々な人と交流があったので、
様子がおかしいことは多くの人が感じていたと思う。
交流があった人のなかに、
人の悩みに寄り添うのが大好きな、
いわゆる過干渉な年上の女性がいた。
プライベートで何度か付き合いがあったし、 彼女の相談に乗ったこともあるけど、
実は私からは深刻な悩みはあまり話したことがなかった。
なぜなら、
なにげに相談を持ち掛けると
大概批判や否定をしてきたから。
ごもっともなアドバイスもなくはなかったけど、話さなきゃ良かったな~、って思うことが多かったから、
次第に相談はしなくなった。
病気になった時、
『力になるから遠慮なく相談してね』
って言われた。
←なんで彼女に病気になったことを
話したか記憶ない‥‥‥。
でも、特に相談しなかった。
大事なことは、家族や主治医、直属上司と
話をしていたし、
うつ病は罹患しないとわかりにくいから、
プライベートの親友たちにも
詳しい説明はしなかった。
(理解しようとしてくれていたから、
それだけで充分ありがたい)
職場に『わかる人』がほんの数人いて、
だいたいそれで事足りてた。
そしたら。
彼女の攻撃が始まった。
普段わざわざ接することはないけど、
なんかの用事で話したりメールしたりすると、私を批判してきた。
会社を辞めることに決めた時、
一応お世話になった礼儀として
メールで話したら、
なんとメールの文言にケチをつけてきた。
それでふと気づいた。
私が何も相談しなかったから、
気分を害したんじゃないかと。
だから、
何かを利用して(メールの文言でも)
自分の感情をぶつけてきたのかも。
私が学んだ心理学、交流分析では
『母性的な要素』が高い人は、
困った人に手を貸すことが
当たり前でやぶさかではないけど、
感情コントロールがうまくできてないと、
過保護や過干渉になりやすい。
そういう時に自分の手助けを
拒否された、否定されたと
思ってしまうと、
言うこと聞かない相手、
思い通りにしてくれない相手を責めやすい。
子供が宿題するように、
お母さんがあの手この手でヤル気を
引き起こそうとするけど、
子供は一向に宿題をやらない。
そうすると、お母さんは
『あなたのためにやってるのにっ❗』
って激怒する。
みたいなね。
でもさ、
自分が相談や大事な話をしたからと言って、
相手も自分に話すとは限らないってこと。
もちろん、逆もありうる。
話さないからと言って
馬鹿にしてるわけではない。
話す話さないは、本人の自由だから。
(家庭や職場の場合は、義務として話さないといけないことがあるけど)
相手を信用してない場合もある。
内容によって話す相手を変える場合もある。
話すと変に同調されて、悪口や批判になると
解決から程遠くなりそうな場合もある。
その人が話を聞く状態じゃないから
控える場合もある。
(忙しいとか、身内にご不幸があったとか、
体調が思わしくないとか)
あと、
一人で我慢しちゃう場合もある。
←これ、私は時々あります。
こんな話したら悪いな~って言う遠慮。
親しい同僚に、
『水くさい❗』
って言われました。
そう。
理由があるのです。
なので。
怒ったり、すねたりしないで、
ちょっと遠くから
温かいお心で様子を見てください。
解決するために色々試行錯誤して
行動してるので。
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