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作りたい女と食べたい女✧♡

 自分の家の隣に料理好きの美人が住んでて、一緒にごはん食べませんか?と言われたら、とても嬉しいなと思ってこのドラマを観ていた。
 すぐ、女が料理を作るのは男のため、みたいなベタな発想に反旗を翻すような女の友情ドラマだと思って観ていた。

 先日、私も、母と姉と私の3人だけで、ずっと暮らしていたかったと、記事に書いた。それは意外に、本心である。
 子供は自立して、就職して家を旅立つ必要がある。
 いつまでも、親のスネを齧ってはいられない。
 1人でも、生きて行けなければ、と嫌々家を出た。

 うちの家庭には、父は居なかった。
 父は肺結核で、38歳という若さで亡くなった。母は小学校教師だったが、仕事をやめて秋田にある父の家に嫁いでいた。
 しかし、長男が亡くなった今、この家にいてもと考えて、幼子2人を抱えて青森県に戻ってきた。

 女3人の生活は、なんだか楽しかった。父親不在の引け目を感じたことも無い。母は悪いことをした時や、風邪をひいた時は、怖かったけど、それ以外は優しくて陽気だった。

 私が結婚した黒帯が三男坊だから、
「俺はお前の家に入る」と言って、母や姉と仲良くなって、結婚当初から、一緒に実家に帰ってきた。
 でも、黒帯にとって、友人もいない私の実家は、正直、退屈だろう。
 次第に黒帯が早めに帰り、私は実家に残り、女3人で過ごす正月が何回かあった。黒帯が帰って女3人になると、
「正月だから、着物でも着ようか!」と言って、3人で普段は着ない着物の包みをほどいて肩にかけてみる。
 わあわあきゃあきゃあとそれは楽しい。
 ああ、女同志って本当に、気兼ねなく、綺麗な着物とか美味しい料理の話ができて、楽しいのである。
 自分が昔夢想したのは、年を取ったら女友達みんなで、スープの冷めない距離に住み、ちょっと料理を作り過ぎたら持って行ったり、掃除を一緒にしたり、つかず離れずのそんな暮らしができたらいいということ。(実は難しいのかな?)女同志と言うのは気が置けなく、楽しいものなのだ。

 そういうことを描くドラマなのかな?と思っていた。
 しかし、それにしては、何かおかしい。
 まるで出会いたての男女のような気の使い合い。
 このドラマの画像をインターネットで探しているうちに、

 とか、いろいろな記事を発見した。
 自分としては、次第にそうなるとしても、ドラマでその進行具合を知りたいので、あらすじがわかるところまでは記事を読まなかった。
 タイトルを見て、へええええええと思っている今日である。

 私はレズビアンじゃないけど、女友達はスキだ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
 そういう範疇のドラマではなかったということが驚き!

 続きが楽しみです!


漫画の再現度、高い!

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