キタキタ高校物語⑫ひろむくんのポエジーに触れて
なんというのか、この漫画が休止していたわけは、作者の仕事の分掌が変わった!というのもあったんですねえ。(いや、ほんとはあまり関係ない)
それを1ページ目の漫画にしてみました。
この漫画を見た、3歳上の姉が、
「それにしても、君が描いているのは、高校生には見えないけれどな!」
というコメントをくれて、ハッとしました。
そういえば、このミリタリーコートを着ている進君は、私の好きな風情を出していて、30代から40代と言ってもいいのかもしれません。
前にダンナが、
「漫画の主人公って、なんで高校生が多いんだろうな?」
と言ったことにかなり笑えたけど、それはやはり、ジャンプを買っている人が高校生が圧倒的に多いからだろうと思われます。
それとも、就職とかに組み込まれる前の大多数の、最後の自由な、誰もが体験する高校時代だからだろうか?
利害関係のない時代。まあ、大学生時代だってそうですけど、行く人と行かない人がいるから、圧倒的に、誰もが体験する高校時代が、物語の舞台になりやすいのでは?と思います。
それには、小学生時代も、中学生時代もあるけれど、ちょっと色気づいて色恋沙汰も入っているような高校生時代、やっぱ、魅力があるのではないでしょうか。何かで(進路講演で笑)君たちは人生のゴールデンウィークだ!と言っている講師がいたようないなかったような・・・。
人生のゴールデンウィークって、素晴らしさを強調しているようで、休め休め!と言っているようで、なんか可笑しな表現ですね笑。
まあ、確かに、教師として、生徒を見ていても、高校に入ってきたばかりの時は、中学生あがりですけど、高校3年生ともなってくると、大人になる一歩手前というか、単なるガキとも違うような味わいが男女ともに生まれてくるような気がします。
3年間の成長の跡というのかな?
ところで、本題は、ごみ箱に入っているひろむくんです!
amazarashiのことが好きですね大笑。
ここで引用したポエジーという曲ですが、ほぼ、詩の朗読です。
面白過ぎるなと思って、カラオケで朗読したこともあります。
歌が、いつ始まるかと思って聞いていると、まさかの朗読で終わる。
なんか、彼の歌って、演劇的だと思うんですよね。
でも、自分がここで描きたかった事とは、秋田ひろむは、秋田ひろむになるべくして生まれてきたってこと。
いろんなことが器用にできる人ほど、自分のやるべきことから外れてくるかもしれません。なんでもできちゃうから。器用な人は、自分の本当にやりたいことを見つけずに終わる可能性がある。
秋田さんの、「これしか選べなかった」という現在へのスタンスが、今の彼の正直なところなのかもしれないと想像します。そのための努力はめっちゃしている人だと思いますが。
今、自分が、高校教師と言う場所から離れて一番に思っていることは、自分にしかできないこと、と言うか、自分がそれしかできない楽しいことをやって生きるべきではないかということ。
今まで、好きなことは趣味にしておいてとかいろんなことが言われてきたけど、好きなことを王道にして生きて行けばいいんじゃないのかと思わないでもないです。
そして好きなことへの努力は惜しまない。
他人と比べない。
自分が最高に満たされることをする。
それが、みなの進路となればいいと思います。
みんな、そのために、
このメンドクサイ世の中に生まれてきたんでしょ?笑(⋈◍>◡<◍)。✧♡
(↑自分に言い聞かせてますね( ^ω^)・・・)