家事のロワイヤル✧♡
夏が暑くて、家事をほっぽいといた私だが、お正月まで、あと2ヶ月。
創作活動こそしてないけど、せめて、大掃除はしようという気になっている。手始めとして、11月の霜月に合わせて、そろそろ、サンルームの植物達を室内にいれようかと、入れ始めたのが先週のこと。
去年、買った時はおチビだったエバーフレッシュが、私の背(167㎝)を越え、すでに2メートルに達している模様。
樹だものなあ~、凄い。
そのうち、ばつばつ剪定しなければならないだろうが、今のところ上に出てきた葉の芽は摘んで、他はスキに生やしておく。
葉が開いていると大きくて、夜になると葉を閉じて眠り、妙にやせっぽちになるところは、前に飼っていたゴールデンレトリバーに似ている。
ゴールデンは毛が長くてふさふさだけど、お風呂に入れるとしゆんと小さくなってちびっ子のやせぎすだったりする。
それに似ているうちのエバ君。
まさか、犬が植物に生まれ変わる訳はないけど笑。
そのでかい子をストーブ前の空間に置き、他の奴らも、玄関に場所を設定したりして、どんどんサンルームから移動。
サンルームが空いてがらんとなったところで、寒くなる前に、ここを掃除しておくか!と思いつく。
一日でやると、ダメージをくらうので、自由人ならではの作戦を建てる。
毎日、ちょっとずつ、作業を進める。
一日目。
まずは、サンルームのカーテンを外し、洗おう。
椅子にのぼってカーテンを外し、溜っていた虫の死骸を捨て、ハイターと洗剤で、つけ洗い。終わったら、乾燥を兼ねて元に戻す。
脚立に乗ってやればもうちょい楽だとわかっているが、メンドクサイんで、家にある椅子の上で背伸びしてやっていると、汗だくになる。
たぶん、この作業は、システィーナ礼拝堂でミケランジェロがやっていたあの天井画の作業に似ている。
ずっと上を向いていて首が痛い。
カーテンがうまくひっかからない。
マジックテープが劣化して弱くなってる。
この作業、毎年、感じるけど、私ほど、身長の無い人には、地獄だし、(いや、脚立でやれば全然らく笑)20年後は80代だし、その時までやれる作業とは全く思えん。
70代まではやれるだろうな。
ミケランジェロの1万分の1の作業量だけど、ふとそんなことを考える。
二日目。
サンルームのデッキに掃除機をかけ、半分だけ、床を水拭きしよう。
サンルームの床が、意味不明に、外に合わせて、板と板の間が、1センチ弱空いているので、そこに虫の死骸とか、ごみが溜まる。
外は、そこは地面なので、勝手に土の上に落ちて、自然に帰るが、サンルーム部分は、床がちゃんとあるので、そこにゴミが溜まる。
このデザインって、ふざけてない?
掃除をする主婦的には、まったく話にならないデザインだ。
板の表面に掃除機をかけ、板と板の溝は、割りばしでほじくり返しながら掃除機をかける。ほんと、最悪のデザインだよ。
この工務店にはもう、仕事を頼まん。
そして、床の上を半分、水拭きで綺麗にした。
ついでに、サンルームのアクリル窓部分も水拭きと空拭きを交互にやりながら、汚れを取っていく。半分だけやった。
その半分に、サンルームにあった、キャンプの道具や焚き木や鉢植えの道具を寄せ、がらんとさせる。
残りは明日。
三日目。
車検とタイヤ交換で、タイヤを積んで車を運んだり、代車で帰ってきたり、お玉や小さいまな板を探し求めに、ニトリ、ダイソー、セリエをはしご、食料の調達もスーパーを3軒ぐらい回る。何もできなかった。
四日目。
半分の床掃除を終え、アクリル窓も、内側も外側もちゃんと拭いた。
デッキの外の枯葉も全部、ごみ袋に詰めた。
サンルーム掃除、一応、終了!
やったー!
家事のロワイヤルとは、007のカジノロワイヤルにこじつけた、特別な年末の大掃除に向けた家事のことである。
年末、弘前市にホテルを取った。
実家もあるのだが、冬は鉄道で移動して車の移動手段が無いため、温泉のあるホテルに泊まるに限るのである。
それまでに、去年よりも上級な、大掃除を実現してやろうではないか。
自由人のための自由人によるホンモノの家事のロワイヤルである。
それにしても、去年は、これを働きながらやっていたんだなと、自分をほめてあげたい気持ちでいっぱいだ。
働くって、容赦ないもんね笑?