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私にとってのボディポジティブは今の怠惰な自分を肯定することなんかじゃない

体重測定→絶望→生活改める→9日で6lbs(2.72kg)減

やはり私は毎朝体重計に乗って現実を見つめるのが合っている。

朝のお通じの後に体重測定してiPhoneのHealth Appに記録し始めたのが7月16日(fri)。7月20日から今朝24日まで、ほぼ家に篭って100数十ページの資料翻訳締め切りに取り掛かっていたので、私の歩数は1日2000歩以下。

運動は自宅内オフィスからリビングに向かう時にPull Up Bar(*画像) に少しだけぶら下がって(子供の頃から懸垂苦手で、バレーボール部に所属して運動しまくってた時も全然出来なかった)、とりあえずデスクワークで凝り固まった姿勢をほぐす程度。

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あ、これも久しぶりに引っ張り出した。デスクワーク中のサポーター。お節介な夫が私に良かれとプレゼントしてくれたんだけどもらった最初の2週間ほど使った後ほったらかしてた。これを使うと本当に腰がラク。

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この9日間の生活習慣の改善のメインは食事。

1食だけ好きなものを食べ、他2食は胃と相談して(これ大事!笑)折り合いの着いたヘルシー食にしたことと、朝にアマニオイルを摂取するようにした。それ以外は豚バラ食べたしワインも飲んだ。袋のインスタントラーメンも野菜たっぷり入れたけど複数回食べたし、まとめ買いした青梗菜を消化するためにチョイスしたかた焼きそばが2人前パッケージでパリパリの硬い麺を次回のクッキングまで保存できる自信がないという理由にかこつけて2人前食べた日もあるし(笑)もちろんその翌日には増量してたけど。でも、現状は冒頭に書いたように9日で2.7kg減。万歳!

避けたのはビール、甘味料、あと外食かな。

10年前に歩きまくってヨガスタジオに通ってた東京生活から車社会のロサンゼルスに引っ越して、ゆるーい生活と陽気な気候で運動しないけど日本より安いビールをグビグビする頻度が増え、最初は食べきれなかったレストランフードを完食できる回数が増えた。それに比例して体重がどんどん増加。日本から持ち込んだお気に入りの洋服がどんどん着られなくなっていった。

そこにパンデミックによるステイホームでさらに増量した。9日前に目にした数字をパウンドからキロに変換し、文字通り血の気が引いた。

「ウソでしょ!?!?!?!?!」

いよいよえらいこっちゃなレベル。

良い加減目が醒めた。

今までは何度も危機感感じて少しずつダイエットやエクササイズを取り入れていたけれど、気づけばダラダラと過ごし、好きなものを好きなだけ食べて増量していたらしい。

目を背けずにこれからは体重計がない環境で目覚めない限りは毎朝のお通じ後の軽量を続けるつもり。だって私が楽しみたいファッションやヘアスタイルを少しでも良い感じで楽しみたいんだもん。

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実はずっと脳裏にこびりついて離れない出来事がある。

3年ほど前、日本にいる友達と再会した瞬間、彼女が瞬発的に小さな声で「デカッ」という声を漏らしてた。

そこからさらに増量しているのだ。彼女が今の私を見たらさらに驚くというか残念に思うかもしれない。だって彼女は今もあの頃の体型と変わらないんだもん。だから、増量を加齢による代謝の低下を理由にすることも無理。

そういう様々な現実にやっと直面する覚悟が出来て、これから先の人生をもっと楽しむために、私の大好きなものの一つ、ファッションや美容を楽しむための意欲が湧いてきた。

近頃はアメリカを中心にボディポジティブ=ありのままの自分を受け入れること が増えてきた。私にとってのボディポジティブは今の自分の体型と直面して、ハッピーな人生を過ごすために必要なボディシェイプになるということなのだ。

年齢は数字でしかないっていう思考は私も賛成。でも加齢を体型が崩れることの理由にしてはいけないと思う。

私のような悩みを抱えている人は少なくないと思う。アメリカに住んでいると年齢や体型に対するツッコミを冗談でも会話に乗せる人はマナー上いないので油断してしまうけど、日本の方と話しているとフィジカルへのツッコミは甘いものや軽いものを含めても本当に多い。それをポジティブな声に変えられるのは他でもない自分自身。ストレスやプレッシャーに感じすぎない程度に目標に向かって走ろうと思います。

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