興味を諦めない生き方ができる今が本当に最高なので、フリーランスになってよかった
会社員を辞めて、フリーランスになった。久しぶりに会う友人によく聞かれるのが「会社辞めてみて、ぶっちゃけどう?」という質問。わたしはその度に、こう答える。
「最っっっっっ高!!!!!!!!!!」
最高。最と高の間に小さい”つ"を思わずたくさん入れてしまうくらい、本当に最高なのだ。何が最高なのかと言うと、とにかく自由なのだということ。
毎日何時間働くのか。週休何日にするのか。1日のうちのどのタイミングで働くのか。どこで働くのか。何の仕事を受けるのか、それとも受けないのか。とにかくすべてを自分で決めることができる。自分で決めることが出来るが故に大変なことももちろんたくさんあるけれど、とにかく全てが自分の裁量でどうにかなる。まぁ、そういうことは会社員を辞める前からなんとなく想像はついていたこと。
でも、それよりも、もっといいなと思ったことがある。
それは「自分の興味のあることを諦めなくて済む」こと。
会社員時代、総合職として働いていたわたしは、当たり前に月曜日から金曜日の朝から晩まで仕事をしていた。土日祝はお休みで、平日は仕事。もし平日に休みたかったら有休を申請する。それが当たり前の日常。だから、「このイベント、ちょっと興味があるけど平日だから辞めておこう」なんてことが、よくあった。なんというか、平日5日間の朝から晩まで働くことがベースにあるので、それに被るような条件のあれこれは、考えるまでもなく選択肢に入らない。
1週間のハワイツアーのモニターの仕事とか、2泊3日のワ―ケーションとか、ちょっと興味のあるバイトとか。面白そうではあるけれど、会社員であるわたしがやるという選択肢は、正直なかった。何も制約がなければやりたい気持ちがあるあれこれも、「会社員として働いている」というだけで考える間でもなく諦めていた。いや、諦めてすらいない。だって、選択肢にすら入っていないのだから。
だけど、フリーランスの今、自分の裁量次第で全てを叶えることができるのだ。興味のあるモニターツアーの仕事だって、「いや、そんなに有給を取るのは……」とか考える必要はない。今のわたしは子どもを育てる親の立場なので、家族の都合は考えないといけないけれど、それさえクリアできればなんとでもなるのだ。
大学生のうちにやっとけばよかったな、と少し心残りだった「テーマパークで働く」ことも「甲子園でビールの売り子をする」ことも、今のわたしならやろうと思えばできるのだ。
会社員を辞めて、何でも選べるようになった。可能性が無限に広がった。実際にやるかどうかはまた別の問題ではあるけれど、やる気にさえなればどうにでもできるという現実が、嬉しくてたまらない。会社員という立場に縛られない自由な生活、本当に最高だ。楽しい。可能性しかない毎日が本当に楽しい。
今のところ、会社員を辞めたことによる大きなデメリットが見当たらない(もちろん毎月の手取りは下がったし、社会保険もないけど、それは事前に分かっていたことだし)。なので、この働き方は、今のわたしに合っているのだと思う。
今後、フリーランス歴が長くなればまた色々な悩みが出てくるのだと思うけれど、とにかく今のわたしは楽しく毎日を過ごしている。もう、それだけで十分なのだ。また壁にぶち当たったら、その時に考えて乗り越えたらいい。だから、まずはこの生活を、後悔のないくらい、楽しみぬきたいと思う。
そんなわけで、今日もおつかれさまでした。